酒の三幸

閉店後もこれまで温かく支えてくださったお客様と繋がる場所として、ブログを継続させて頂きます。その後の生活やワイン情報等。

第9回三幸ワイン会のご報告パートⅡ~懇親会・お料理のご紹介~

2013-01-30 17:59:31 | ワイン

ワイン会のご報告、続きでーす

今回は今年初の会でしたので、皆さんに新年会も兼ねてはじめにスパークリングワインで乾杯をお付き合いして頂きました。そうそうお勉強したあとのスペシャルセレクションワインも仲間入りでーす

上写真左より、

<オーストラリア>テイレルズ・オールドワイナリー・ブリュット ¥1,575

黄金色に輝く美しい色合い、キメ細やかな泡立ちと果実味が豊かでありながらキレの良いフィニッシュ!まるでブルゴーニュのクレマン(シャンパーニュ方式と同じ瓶内二次発酵製法)を思わせる優れアイテム。

ドメーヌ・デ・アメデ・フランシス・ブルゴーニュ・ブラン2008 ¥2180

白桃、柑橘系果実、蜜の香にバター、クリームなどを思わせる香、ボリュームのある果実味と上品な樽のニアンスが溶け合い、酸味は丸く味わいもまろやかで品性のある洗練された味わい。

<ボルドー>シャトー・ラルフェンテイ2006 ¥2,380

メドック地区北部のシャトー、2003年よりクリュ・ブルジョワに昇格。熟したベリー、レーズンなどの深い香、凝縮した果実味に熟成によりこなれたタンニンが溶け込み、口当たりまろやかで、ほどよいオークのニアンスがアクセント!カベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロー40%、カベルネ・フラン15%

お料理も登場でーす

写真下左は参加者さんの差し入れ、タコとジャガイモのバジルソース炒め、大変美味しく頂きました。ありがとうございました

写真上に向かって、

☆ほうれん草とツナの青紫蘇ドレ(ノンオイル)&マヨネーズ&いりごま和え

☆ホタテの揚げギョーザ(香菜入り)

☆ビーフストロガノフ

☆里芋のみそクリーム煮

中でも里芋は大好評でしたので、レシピ(になりますか、私の適当料理です)をご紹介しますね

これは第1回のときに大根を使ってお出ししたメニューのアレンジした里芋バージョンです。

まずは、大根バージョンを・・・

大根のみそクリーム煮(4人前)(朝日新聞朝刊 1/22(日)「おかず練習帳」より)

材料:大根6㌢(250g)、みそ大さじ1強、生クリーム50cc、だし200cc、クレソン2~3本

①大根は厚さ2㌢に切り、皮をむき十字に包丁を入れ4等分する。

②鍋に大根とだしを入れ、中火にかける。沸いたら火を弱めてふたをした状態で20分ほど、軟らかくなるまで煮る。

③みそを溶き入れ、生クリームを加え、ふたをして5分ほど、煮汁が少なくなり、少しとろみがつくまで煮る。器に盛り、長さ2㌢に切ったクレソンを添える。

 

これをもとに、里芋も人数に合わせ適量を一口サイズに切り、下茹でせずに水から柔らかくなるまで煮て(とろとろ感を出すため)、煮立ったらダシを入れ、里芋が柔らかくなるまで煮たあと、みそと生クリームで味を整えます。クレソンをのせるのは同じ。  

 

今回の懇親会では、夕食のおかずになるような手軽なお料理がワインのおつまみになってしまうことを皆さんにご理解頂けたことで、ワインがより身近な存在になったのではと大変嬉しく思っています。

参加者の皆さん達がお料理がきっかけで会話が盛り上がり、美味しいワインを頂きながらおひとりおひとりの嬉しそうなお顔を見ていると私もとっても幸せな気持ちになります

お忙しい中、またお寒い中ご参加くださった皆様に心から感謝いたします。

どうもありがとうございました

尚、今回は初参加の方を優先的にご案内させて頂きました。会場が狭いため、ご案内が行き届かなかった方には大変申し訳なく思っております。

次回からは、テーマの流れを考えながら、大きくふたつのグループに分けて交互にご案内をさせて頂きたいと思っております。もちろん空きがあれば、両方のグループの方々にご案内いたします。

なにとぞご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

 


第9回三幸ワイン会のご報告パートⅠ

2013-01-30 17:50:00 | ワイン

お待たせいたしました~

1/23(水)、自宅キッチンにて午後7時より開催の「第9回三幸ワイン会」のご報告です。

今回は初参加の方が4名と多く、また今年初の会でしたから、初心に返ったような新鮮な気持ちで参加者の皆様をお迎えいたしました。

今回のテーマは昨年の第1回と第2回のテーマをコンパクトに圧縮した内容で、「赤・白ワイン主要品種の特性を探ろう!」です。

日頃皆さんがよく飲まれている品種に絞り込み、その特性をテイスティングにより分析し把握して頂くことが目標です。

まずはいつもの通り、資料に基づき説明を。

いつも使用する資料は、私が以前にワインスクールに通っていたときの授業ノートの内容、日頃私がお客様と接していて気づいたこと、出席した試飲会やセミナーを通じて得た最新情報などをもとに私流にミックスしてまとめ作成したものです。

まず、ざっくりワイン概論(ワインは多種多様な醸造酒に属す、ゆえにロマンがあり魅力的!赤白ワインの醸造工程の違い等)、次にテイスティングするワインの品種特性の説明、補足事項としてワインの保存条件、楽しむための一般的な適温(赤、白問わず軽いものは冷やして、重いものは常温18度くらいで)などの内容。

 

テイスティング前にテイスティグの方法、ワインの表現方法などを説明。下の〇印にグラスを置くのですが、その下に色、香、味わいの表現のポイントを試飲しながら確認できるようにまとめておきました。

また、今回初の試みで、フルーツ数種を食べて頂き、香、味わいを事前に経験することで、白ワインのテイスティングを少しでもスムーズにして頂けるよう工夫してみました。

グレープフルーツ、ピンクグレープフルーツ、メロン、黄色いのは何でしたっけ ゴメンナサイ(参加者の方が教えてくれました、そうそうパイナップルでした!)

実際、効果があったかどうか・・・。少しお腹に入れることで胃の保護にはなったかと・・・

 

今回のテイスティングもブラインド形式、品種当てクイズで盛り上がりながら進行いたしました

まずは、白ワインから、

  

皆さん、真剣デス 

上写真左より,

①ソーヴィニヨン・ブラン・・・柑橘系果実、青草を思わせる芳しい香、酸味のきいたハツラツとし味わい。

②シャルドネ(樽不使用)・・・白桃、花、柑橘系果実などの繊細な香、①ほど強く主張しない穏やかですっきりとした味わい。

③シャルドネ(樽使用)・・・黄系果実、トロピカルフルーツの果実香に樽由来のスモーキーなニアンスが溶け込み、旨味のあるボリューム感のある味わい。

③は、他の2つと比べはっきりとした違いがあり、わかりやすかったと思いますが、①、②が皆さん迷われましたね。同じフレッシュ感のある味わいですが、判断の基準として、香の強さと酸味の強さでご判断頂き、皆さんご理解頂けたようです。

次に赤ワイン、(写真がピンボケでスミマセーン

              

赤ワインの方がそれぞれの品種特性を把握しやすかったように思います。

                    

上写真左より、

④メルロー・・・豊かな果実味、柔らかいタンニンのなめらかな口当たりが特徴のエレガントな味わい。

⑤シラーズ・・・凝縮した果実味、タンニンは穏やかでスパイシー感が特徴。

⑥カベルネ・ソーヴィニヨン・・・ベリー系の果実香に青い植物的な香、豊かなタンニンと酸味がベース。

皆さん、④はわかりやすかったようです。⑤、⑥ではスパイシー感とタンニンの把握が難しかったですね。タンニンの強弱を確認するためには、歯茎にワインをまわして確認するととてもよくわかります。タンニンが豊かだと収斂性(粘膜がヒリヒリとしてカラカラになるような感覚)を強く感じます。皆さんにも⑤、⑥をこの方法で確認して頂き違いを理解してもらいました。

使用ワインは、以下の通りです。

①<ボルドー>シャトー・トゥール・ドーロン2011 ¥1,280

②<南フランス>ラブレ・ロワ・シャルドネ・ド・フランス2010 ¥1,260

③<アルゼンチン>アンデルーナ・シャルドネ2011 ¥1,380

④<カリフォルニア>ツイステッド・メルロー2010 ¥1,470

⑤<オーストラリア>トレンサム・エステート・クラシック・シラーズ2009 ¥1,390

⑥<チリ>ルート・ワン・カベルネ・ソーヴィニヨン2010 ¥1,320

しっかりお勉強したあとは、懇親会で盛り上がりました~

懇親会の模様は、次のブログでご報告いたしまーす

 

 


当店人気の生原酒・「三百年の掟やぶり・純米吟醸」入荷☆

2013-01-26 13:39:11 | 日本酒

ワインに引き続き、季節限定日本酒のご紹介です

<山形>無ろか槽前原酒 三百年の掟やぶり 純米吟醸 720ml ¥1,470

若干の微発砲を感じるフレッシュで生酒ならではの旨味のある生き生きとした味わいです。

喉越しはスッキリとしていて、時間の経過とともにふくよかさがアップいたします。

原酒なので度数も17度と高く、力強くピチピチとした元気いっぱいのフレッシュ感をお楽しみ頂けます

 

 


旨安チリカベ新アイテム入荷☆

2013-01-26 13:18:00 | ワイン

皆さん、こんにちは

23日は今年初のワイン会開催、昨日は商店街の新年会とイベントが続きました。

今回のワイン会では、初参加の方が4名もいらして新年早々嬉しい会となりました

お客様に支えられている自分をう~んと感じたひとときでした

会の模様は追ってご報告させて頂きますね

 

さて、先日接ぎ木をしていないルート・ワン・カベルネソーヴィニヨンをご紹介させて頂き、お客様にも大好評でしたが、同じワイナリーのリーズナブルクラスが入荷しましたので、ご紹介しまーす

<チリ>ヴェンティスケーロ・クラシコ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2011 ¥980

スパイス、ブラックベリー、コーヒーのようなオーク由来のスモーキーな香、ほどよいボリュームの果実味に豊かなタンニンがバランスよく溶け込み、余韻も心地よくハイコスパな味わいです

時間の経過とともに果実味のボリュームがアップし、色合いも濃くなっていきます。味わいもスクリューキャップを閉めておくだけで一週間はキープ!美味しく頂けます。まさに底力のある優れアイテムです。

1/26(土)、27(日)と試飲即売させて頂きますので、ぜひご来店くださいませ


1/19(土)、20(日)試飲ワインのご紹介☆

2013-01-19 12:29:16 | ワイン

日本酒に続き、ワインのご紹介です。

今日は、寒い冬におすすめのコクのある白ワインを

<オーストラリア>マッキノンズ・シャルドネ 750ml ¥980

トロピカルフルーツやオーク由来のスモーキーな香、豊かな果実味、柔らかい酸味とほのかな甘味のバランスよく、芳醇な味わいが魅力!余韻もほどよく心地よい。リーズナブルなプライスも嬉しい

お時間ございましたら、試飲だけでもどうぞ~