酒の三幸

閉店後もこれまで温かく支えてくださったお客様と繋がる場所として、ブログを継続させて頂きます。その後の生活やワイン情報等。

薪まきカフェ様・ワイン会

2019-06-18 10:13:39 | ワイン

凌ぎにくい梅雨の季節となりました。

皆様には、お変わりございませんか。

 

先日、ご縁があって、地元、塚戸小学校近くの住宅街の中にある「薪まきカフェ」様にて、ワイン会を開催させて頂きました。

木を基調にした温かみ感じる空間で、なごやかなムードの中、参加者の皆様とワインとお料理のマリアージュ楽しみました

 

今回のテーマは、「ワインの基礎知識を深めよう!」

皆様が日頃慣れ親しんでいる白品種:シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランと赤品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローを比較試飲により、各々の品種の特性を把握して頂き、更には自分の言葉でワインを表現して頂きました。

私が進行に気を取られ、説明不足の点もあったかと思います。ここでちょっと復習を。。。

品種の特性ですが、白品種のシャルドネは、ニュートラルな性格。穏やかな果実風味でこれといった個性を主張する品種ではないので、生産地や醸造家の手法により、繊細で爽快なものから樽熟成により豊かでリッチな味わいのものまで、多彩な表情をみせる。

対して、ソーヴィニヨン・ブランは香りの段階から個性が感じられる。柑橘系果実に青草を思わせる芳香性に富み、酸味ベースの爽やかさが特徴です。

次に赤品種、カベルネ・ソーヴィニヨンは、酸も渋味もしっかり!これは長期熟成に耐えうる要素でもあります。青っぽい植物的ニアンスが感じられるのも特徴。対してメルロー、凝縮度は高いが、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べ渋味が柔らかく、滑らかな口当り、熟成も早い。

あくまでも一般的な特徴ですが、こんなところをおさえて頂ければ、と思います。

酒屋時代、「ワインは好きだけど、ショップに行ってどう選んでいいかわからない」というお客様のお悩みの一助になればと開催したワイン会も、かれこれ40回以上になります。

基礎編をテーマにしたのは、初回と2回目、過去の資料を懐かしく参考にしながら、積み上げてきたこれまでに思いを巡らし、気持ちも新たに臨んだ今回のワイン会、

やはり、基礎内容をお伝えするのは、易しいようでとても難しいですね、

参加者の皆様にとって、少しでも新しい発見に繋がるワイン会となりましたら幸いに思います。 

開催に当たり、ご協力頂いた参加者の皆様、素敵な空間と美味しいお料理を提供してくださった小出様に心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 


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