スパークリングワインのお仕事終了後は、年末までチーズのお仕事が続きます。
かなり場数を踏んで、チーズの味わいも把握できるようになってきたこの頃、クセがなく食べやすい白カビチーズの中でも、生クリーム使用でバター風味のコクのあるサンタンドレ（フランス）、白カビではちょっと物足りないけれど個性の強い青カビは苦手な方におすすめ、表皮が白カビで中が青カビのダフィノア・ブルー（フランス）やクリーム・ロイヤル（デンマーク）、ほどよいコクのとろーりとろけるクリーミィな味わいが魅力！ウォッシュタイプのピエタングロワ等々。
そして最近感動
したのが、オランダのベームスター・ＥＸオールド、
26ヶ月熟成により水分の少ないハード系チーズですが、噛みしめるごとに味わいの深みがアップ
同じくハードタイプのミモレットに感じるようなカラスミやウニのような風味も感じ取れ、余韻も大変長いです
ワインに限らず、日本酒、焼酎にもバッチリ相性のよいチーズです。
オランダ王室御用達の生産者、ぜひお試しあれ
クリスマス商戦以降、連勤でなかなかタイムリーな情報を皆様にお届けできず、ごめんなさいm(__)m
まずはスパークリングワイン、クリスマス前後私の担当ショップが同じ場所で限られた商品のみでのセールスプロモーションでしたので、その中で印象に残ったものとなると少数になってしまいますが、ご参考になれば。。。
＜スペイン＞オリオル・ロッセール・キュヴェ・スペシャル ￥1380（税別）
クィーンズ伊勢丹さん定番スパークです。根強い人気なのがうなずけるアイテム。スペインの瓶内二次発酵製法カヴァ。リーズナブルな価格帯ながら、クリーミィな泡の上質感、花、洋ナシなどを連想する品の良い果実感、喉越しの爽快なドライ感が魅力です。
小規模な家族経営の手造り感がうかがえるスパークです。澱を瓶口に溜める「動瓶」も手作業とは、ビックリです
＜オーストラリア＞ジェイコブス・クリーク・シャルドネ&ピノ・ノワール ￥1380（税別）
当店でも取り扱ったことのあるアイテム。クィーンズ伊勢丹さんだけでなく、わりとあちこちのショップで目にする皆様お馴染みのジェイコブスのスパークです。今回ブログに掲載させて頂いたのは、改めてジェイコブス・クリークの素晴らしさを発見したからです。
試飲販売でも上記のカヴァと競合し大変人気の高いスパークでした。その魅力は、まず果実感が非常に親しみやすい。スティルワインで皆様よくご存知のシャルドネ、ピノ・ノワールで造られているので、よく経験される果実風味であること。次にシャルドネ主体（75%）ですが、果実味が豊かでほのかな甘味が伴うこと、喉越しは元気の良い泡とともにドライ感はあるものの、果実のボリューム感が先行するのでトータルではやんわり辛口の印象になること。スッキリ辛口という印象は上記のカヴァの方が強く感じられます。
他のアイテムと比べることで改めてジェイコブスの魅力を感じ取れました。ジェイコブスでは、日本でも人気の赤品種シラーズで造られた赤のスパークもご紹介させて頂きましたが、こちらも非常に好評でした。白と同じ、果実風味が豊か、シラーズにおいては、甘味を伴う凝縮した果実風味にスパイスと若干の渋味がアクセント！ ボリュームのあるお料理にも負けないパンチのあるスパークです。
赤のスパークをご経験のない方もまだ多く、今回の試飲が新しい味わいの魅力を発見してくださった機会となったのは、売り手としては大変嬉しかったです。
＜オーストラリア＞タルターニ・Ｔシリーズ・スパークリング・ブリュット ￥1780（税別）
カリフォルニア・ナパ・ヴァレーのクロ・デュ・ヴァルとオーナーが同じ姉妹ワイナリーで、ヴィクトリア州1,2を争う規模、知名度の高いワイナリーです。
本格的なシャンパーニュ製法。ジェイコブスに比べるとやはり泡立ちはキメ細やか、同じシャルドネ、ピノ・ノワール使用ですが、使用比率が、それぞれ57%、43%とピノの比率が高めで、ピノの特徴がより強く出ている果実風味を感じます。具体的には完熟リンゴや蜜のニアンス、余韻にイーストを思わせるような複雑感がありお好みが分かれましたが、ワインツーの方や本格シャンパーニュを飲み慣れている方には、気に入って頂けるアイテムでした。ＪＡＬ上級会員者様向けサクララウンジにて提供されるスパークです。
今回ご紹介のスパークは、セール価格でのご提供でしたので、実際にはもう少し高めのプライスとなります。
機会がございましたら、ぜひお試しくださいませ
新天地での生活にも慣れ、それなりに日々楽しく過ごしておりますが、祖師谷を離れてみて改めて、これまで近所の方々やお客様にいかに支えられていたかを強く感じております
そして転居して尚、祖師谷の皆様からお声がかかることを幸せに思います
先日、お取引先だった粕谷のプリモピアットさんにてワイン会のメンバー中心に忘年会のお誘いを受け母と一緒に参加致しました。
ワイン会のときと同じようにすんなり明るいムードに包まれ、笑いの絶えない楽しい会となり、幸せなひとときを過ごさせて頂きました。
私の仕事の関係で週の初めの月曜日の日程だったにも関わらず多くの方々にご参加頂き、ほんとうにありがとうございました
来年は、この延長でラフなスタイルでもワイン会を再開できればと思っています。
ワインもいろいろ堪能致しました
もちろんピアットさんの美味しいお料理とともに
チューリップは参加者さんからのプレゼント
新しい春を呼ぶにふさわしいお花ですね
お陰様で母も相変わらず元気です ようやくキツイ仕事から解放され、余暇を楽しく過ごしております。
会の余韻冷めやらぬ思いの中、頂いたチューリップを飾りました。
来年は、どんな年にしよう？
以前、「三幸ワイン会」で参加者さんからの差し入れワインでシャトー・オー・ブリオンのオールドヴィンテージを堪能させて頂きましたが、ご縁あって仕事でもオーブリオンの醸造チームによる「もっと気軽に楽しんで頂くためのワイン」をご紹介する機会に恵まれました。
気軽に！といっても、やはり３千円程の価格なのですが、師走のセールスプロモーションとしては、ギフト用、ホームパーティ用に恰好の商材だと思います。インポーターがエノテカさんなので、祖師谷近辺にお住まいの方には成城のショップで手に入ると思います。ご興味がありましたら、ぜひお試しください。赤、白ともにおススメです
＜ボルドー＞クラレンドル・ルージュ 2010 ￥3240（税込）
シャトー・オー・ブリオンは、メドック1級の格付けワイン、五大シャトーのひとつです。その醸造チームが手掛けたワインのコンセプトは、「テロワール（ブドウの生育に関わる環境すべて）を表現」、「重厚さの中にエレガントさ、気品の感じられる味わい」。
完熟したベリー風味の中に土、ミネラル、紅茶、オーク、スパイスのニアンスなど様々な要素が感じ取れます。タンニンは細やかで果実味と溶け合い口当りは滑らか、余韻も長く心地よいです。
使用品種：メルロー82%、カベルネ・ソーヴィニヨン16%、カベルネ・フラン２%
2010年も大変良い年で、こちらのワインは飲み頃を迎えてからリリースされるため、抜栓直後からバランスよくお楽しみ頂けます。
＜ボルドー＞クラレンドル・ブラン 2012 ￥3240（税込）
セミヨン主体の上品な香とミネラル豊かな清々しい味わいです。セミヨンらしい花、蜜、洋ナシなどの香、口にふくむと香から想像するふくよかなボリューム感というよりミネラル感により繊細さが際立った印象。冷えが強いとスッキリとした味わい、温度が高まると若干ボリュームアップします。ソーヴィニヨン・ブランもブレンドされていますが、特有の青草を思わせる強い香はあまり感じられません。
使用品種：セミヨン71%、ソーヴィニヨン・ブラン24%、ミュスカデル5%
テロワールの表現、まさに！赤は地中を思わせる複雑なニアンスや土の香、白は清々しいミネラル感が味わいに奥行を与え、さらに様々な要素のバランスの良さが上品さ、気品さを表現しています。
エチケットはシンプル、赤は深緑色、白は紺色です。
ちょっと贅沢ボルドー、機会がありましたら是非お試しください
先日、祖師谷宣教教会での「讃美歌を歌う会」クリスマスコンサートに行ってきました。聴く方ではなく、歌う方で。。。
洗礼を受けているわけではないのですが、祖師谷在住時、歌うことが好きで、また小学生の頃この教会の日曜学校に通っていたご縁もあり、参加させて頂いておりました。
月一度の練習すらここ数ヶ月は参加できず、超練習不足の状態でしたが、直前に仕事の行き返りの電車の中で楽譜を広げて、時々声が出ちゃったりして恥ずかしい思いをしながら、なんとか当日を迎えました。
私よりはるかにお年の方ばかり（60-70代中心、先生は80代）なのですが、皆さんエネルギッシュで私の方が元気を頂いております。
合唱中は、皆さんの声がひとつになりほんとうに感動しましたし、今年は私にとって激動の一年となり、これまでを振り返り目に涙が浮かび、心洗われる思いでした
一年の締め括りとして参加できてほんとうによかったと思います。
街もすっかりクリスマスの景色ですね～
お店をやっているときは、師走は商売繁忙期で外に出掛けることもありませんでしたが、デパートやスーパ―での仕事は、売り場も周囲も季節感がたっぷり味わえる環境ですね。
先日もデパートでの仕事帰りに、外へ出た瞬間ライトアップされていて、感動 疲れた心も癒されますね～
