ワイン会のご報告の続き、お楽しみ懇親会のご報告です
ワイン会のテーマであるローヌ地方は、フランスの三大ロゼワインのひとつ「タヴェル・ロゼ」の生産地でもあり、今回は、季節も春ですので、ロゼワインで20回記念と春到来を祝して乾杯いたしました
ちなみに、三大ロゼ他の2つは、プロヴァンス・ロゼとロワール地方のロゼ・ダンジュです。
では、カンパーイ
<南ローヌ>ドメーヌ・ド・ラ・モルドレ・タヴェル・ロゼ・ラ・ダム・ルス 2012 ¥3,040
マーケットに左右されず、伝統的なローヌのスタイルを貫いた力強い味わいが魅力! 赤味を帯びた濃い目のピンク色、華やかなレッドベリーの香が心地よく春の花々を連想させます。味わいは豊かなベリー風味にフレッシュでしっかりとした酸、スパイシー感に支えらえメリハリのある味わい、アフターのアルコール感がさらに力強さとなってアピール!たいへん印象に残るテイストです
このロゼワインやテイスティング使用のヴィオニエ白は、しっかりとした存在感のある味わいで中華料理などにもマリアージュ、グーツ!
そこで春巻きを作ってみました~
中味は、キャベツ、ピーマン、春雨、しめじ、合いひき肉、具材を塩、チャイニーズペッパー(花椒)、だし醤油で少し味付けして炒め、サックリ感を出すため片栗粉は使わずにそのまま皮で包み揚げました。お好みに合わせてゆずポンで。
今回のワインは、スパイスやハーブのニアンスも重要な要素でしたので、ハーブソルトで味付けし焼いたチキンです。
息子の大学卒業旅行のお土産スペイン産オリーブオイル、パンに付けて頂くととても美味!
ローヌの白ワインで感じられる柑橘系果実風味は、皮の色が濃いオレンジやみかん系であることが多いように思います。そこでオレンジピール入りの甘めのパン(神戸屋さんのオレンジツイスト)もご用意いたしました~好評でしたよ
偶然にも参加者さんの差し入れもオレンジピール
柑橘系の酸味とシュガーの甘味が、ふくよかなローヌの白ワインとマリアージュ
ロゼワインに続き、もうひとつの20回記念スペシャルワインは、ジャーン
<南ローヌ>ヴニョーブル・アラン・ジョーム・シャトー・ヌフ・デュ・パプ 2009 ¥5,570
北ローヌの高級ワインに対抗する南の代表的なワインです。赤黒ベリーやスパイスの豊かで華やかな香、グレイトヴィンテージ2009年らしいふくよかでバランスのよい果実味がアルコール分と調和し、まろやかなコクとなめらかな質感が、ワインのグレードの高さを感じさせます。奥にスパイス、漢方系のニアンスがワインの味わいに深みを与え、余韻も長く心地よいです。アルコール度 15.5°
使用品種:グルナッシュ50%、ムールヴェードル30%、シラー20%
凝縮した果実味で甘味も感じられるローヌのような赤ワインには、意外と日本の甘辛く煮たお料理と相性がよいです
今回は母の手作りシイタケ甘醤油煮をお出しいたしました。
参加者さんの差し入の鶏と野菜のトマトソース煮、前の晩から赤ワインに漬けこんだ鶏肉が柔らかく味もしみこんでいて、特にグルナッシュ主体のワインとの相性がバッチリでした
上の写真左に少々見えているのが、タコとワカメとキュウリとミョウガの酢の物です。ミョウガは風味がアクセントになり、ワインのスパイスや漢方系の香、フローラルなニアンスと調和するのではと、入れてみました。
あと、写真に出ていないのですが、ちょっと変わったものをお出ししました。
菜の花と煎りクルミの辛子明太子&オリーブオイル和えです。クルミの香ばしい風味とオリーブオイルで生臭さのない辛子明太子のピリ辛がアクセントになって、珍味でワインのおつまみにいいですよ
デザートは、母の手づくりピンクグレープフルーツゼリーと参加者さんの差し入れ目白・志むらの「九十九餅」を頂きました
九十九餅の黄粉があっさりとしていて、豆入り餅のホクホク感が意外と赤ワインとも合っちゃいましたー
最近のワイン会では、参加者の皆さんがマリアージュを考えて、このお料理にこのワインと試されながら楽しんでくださっています
また、一歩前進したような気がして、私も嬉しいです
さて、今回のワインが勢揃いしましたー
恒例の集合写真です はい、ポーズ
今回は、丁寧にじっくりとローヌワインを堪能できました
参加者皆様の熱意とご協力に心から感謝申し上げます
ありがとうございした