酒の三幸

閉店後もこれまで温かく支えてくださったお客様と繋がる場所として、ブログを継続させて頂きます。その後の生活やワイン情報等。

久しぶりにスペインワイン堪能!

2020-03-29 18:35:56 | ワイン

仕事場で興味あるスペインワインを見つけ、早速自宅にて試してみました~

エル・リンセ・デル・シンクエンタ・セレクシオン・ルセンド2015   ¥2,211(税込)

  

ティント・ヴェラスコ50%、シラー50%使用

「ティント・ヴェラスコ」は、フランス、ポルトガルのアリカンテブーシェに通じる品種、シノニムと言えるかは!? 特徴は、皮だけでなく果肉、葉、茎や種まで赤い色をしていて、濃厚で酸が立つ。ほとんど絶滅していた品種だそうで、この造り手が復活させたそうです。更なる魅力は、プレ・フィロキセラの自根のブドウ樹であること。

ステンレス発酵後、フレンチオークにてマロラクティック発酵、その後フレンチオーク新樽にて8ヶ月熟成。

色合いは、確かに写真のように濃厚な赤みを帯びた紫色。赤いベリー、プラム(梅)の甘酸っぱい香りにハーブのニアンス。シラー特有のスパイスの要素はハーブのミント香に同化したような上品さが感じられます。スミレ花の華やかさも。

口にふくむと、色合いから想像するより、綺麗な酸が果実味と相まって伸びやかに広がりエレガントな印象。タンニンはシルキーでなめらかな口当り。とても品性を感じコスパの高さを感じます。アフターに上品なスパイシー感。味わいに古木使用(樹齢100年以上)らしい落ち着きと深さが感じられます。14°というアルコール度もそんなに強く感じません。食中酒に最適、ピノ好きの方にもおすすめ。

 

たぶん、日本ワインのアリカントも通じている品種だと思います。味わいに近いものを感じます。かつて「富士の国やまなし館」でテイスティングしたのを思い出しました。濃いけどエレガント!

 

 


ワイン会、これから。。。

2020-03-29 17:41:56 | ワイン

新型コロナウイルスの影響で外出自粛要請が出てから、仕事以外は家に巣籠もり状態の日々、皆様も同じでしょうか?

早く新薬やワクチンが開発されて終息することを祈るのみです。

 

先日、母と電話でのやり取りで、「あんたも、思う存分ものが美味しく飲めて食べれるのもあと10年だよ」と言われ、ドキッとしましたー

確かに今年は私も還暦を迎えます。これからの一年一年、無事に過ごせたことの幸せを噛みしめながら生きていく段階に入っているのだと思います。

今まで仕事とともに築いてきたワインライフも見直す必要があるなぁと、母の一言でふと思いました。

これまで開催してきたワイン会も、参加者の皆様に少しでもワインの知識を深めてよりワインを身近に感じてほしいという思いから、どちらかというと、私から皆様に、お教えする、お伝えする方に力を注いだものでした。会終了後にご満足頂けた皆様の幸せそうなお顔を拝見する度に私もとても嬉しく、その充実した思いが次回開催への意欲にも繋がりました。

でも、実際ワイン会進行中に、私はじっくりワインと向き合い、お料理を丁寧に食し、ほんとうの意味で堪能していただろうか

進行状態や時間が気になり、少々上の空でワインを口に流し込み、お料理にぱくついていなかったか?

 

これからの一年一年を今まで以上に大切にしたい、そのために日々丁寧に生きたいという思いから、

今後のワイン会は、私も堪能できる余裕の持てる会にしようと思っています。

今までよりも少人数で、もう少しグレードの高いワインをアイテム数を絞って、じっくりと皆様と会話を楽しみながらワインやお料理の感想を共有しながら。。。

自粛モードが解かれ、もう少し落ち着いたらまた新たな企画をご案内したいと思っています。

お楽しみに(^^♪

 

 

 

 


春なんですねぇ。。。🌸

2020-03-01 15:31:55 | つぶやき

先日、仕事上のお客様からお誘いを受けて、ドイツワインGG(グローセス・ゲヴェックス=ブルゴーニュでいうグランクリュ(特級畑)のような意味))の会へ参加させて頂き、大変貴重なワインの数々のテイステイングを楽しませて頂きました

会場に入る前に少し時間があったので、近くの小石川後楽園を散策、春の訪れを肌で感じてまいりました~

遊園地の後楽園や東京ドームは、息子が小さい頃よく連れて行ったことはあったのですが、その裏側にこんなに素敵な庭園があるなんて知りませんでした。

      

      

      

私の大好きな沈丁花を発見 豊かな香りに包まれて、マスクを外して思いっきり深呼吸

体全体が春到来を心から喜んでいる、そんな気分になりました

束の間の幸せタイム