酒の三幸

閉店後もこれまで温かく支えてくださったお客様と繋がる場所として、ブログを継続させて頂きます。その後の生活やワイン情報等。

2/23(土)、24(日)試飲即売ワインのご紹介☆

2013-02-23 12:26:58 | ワイン

今日は気温もいくらか高く冬晴れのいいお天気となりましたね

景色が明るいと気分もほぐれます

さて、今日、明日の週末試飲ワインのご紹介です。

当店では根強い人気の定番アイテムでお値段以上の内容、ハイコスパな味わいのスペイン赤ワインです

<スペイン>グラディウム・テンプラニーリョ・クリアンサ2009 750ml ¥1,150

熟したブラックチェリー、スミレ花、スパイス、皮革などの深い香、豊かな果実味にキメ細やかなタンニンが溶け込み、ほのかな甘味とほどよい酸味のバランスよく、奥行きのある味わいです。余韻もほどよく心地よいです。 クリアンサとはリリースされるまでの熟成年数の長いものに付けられる表示で、熟成による樽のニアンスや、紅茶や枯葉などの少々枯れたニアンスも付加されていて風味の要素が幾層にも重なり合っている魅力的なワインです。ぜひお試しください ボディはフルボディもしくはフルボディに近いミディアム。

 

エチケットも現代的でスタイリッシュなデザイン

 


第10回三幸ワイン会のご報告パートⅡ・懇親会~お料理と合わせて~

2013-02-21 18:14:08 | ワイン

ワイン会の続きのご報告、懇親会の模様です

ブルゴーニュワインと聞いて、参加者の皆さんがかしこまってしまうかなあという不安もありましたが、いつも通りカジュアルにテイスティングにもトライして頂けましたし、懇親会でも皆さんそれぞれお好みを手にとって飲んで頂けたのでホッといたしました!

さて、お料理ですが、私も家庭でできる夕食のおかずバージョンをご用意させて頂き、また皆さんからの差し入れも頂き、テーブルいっぱいになりました

 

 上写真の手前右のパンは、

ワインに合わせて、HOKUO祖師谷大蔵店にてゲット、

パン・ノア・イチジク(クルミ入り)とベリークランベリー・・・イチジクは特にピノ・ノワール古酒にクランベリーは若めのピノ・ノワールによろしいかと

手前左のお皿と奥左のパックは、参加者さんからの差し入れです。

大橋豆腐店さん(船橋1-6-4)のおからコロッケ生湯葉・・・手づくりのあたたかさを感じるマイルドなお味で、白ワインや軽めの赤ワインにグーツです

奥右のタッパーの中は・・・フレンチトースト、これまた参加者さんの手づくり 上品な甘さでやんわり柔らか食感とミルキーな風味が樽熟白にピッタリです

 

 

上写真手前左は、鶏ささみの紫蘇&梅肉のはさみ揚げです。淡白な鶏肉に梅肉の酸味と紫蘇風味がアクセント!今回の赤、白両方をイメージして作りました。

手前右は、モヤシ入りさつま揚げ鶏軟骨&ペッパー入りさつま揚げ(松蔭神社前、手づくりおでん種の店・おがわ屋さん 若林3-17-10)これもまたまた参加者さんの差し入れです。モヤシ入りのさつま揚げはシャッキリ感がアクセント、モヤシが他に含まれるお野菜風味ともよく合い味わい深く、もう一方は軟骨のコリコリ感とペッパリーな味わいがなんとも魅力!いずれも意外や意外ワインと合うのですぅ

パンの奥のお皿は、ペンネです。今回の赤白ワインの両方に合うよう、玉ねぎ、キノコ類(エリンギ、ホワイトマッシュルーム、しめじ)と一緒に炒め、味付けにはホワイトソースとトマトケチャップ、ブイヨン、塩少々を使用、仕上げにバジルをかけました。 

ペンネの隣の小さい器には、バナナチップとドライイチジク。バナナチップはコルトンシャルルマーニュのほのかに甘い果実風味を、またイチジクはピノ・ノワール古酒の風味をイメージして選びました。

まだ他に参加者さんから韓国ノリを頂きながら、お出しするのを忘れてしまいごめんなさいね

あともうひとつ、蒸し野菜とタコのマリネ、私が作って冷蔵庫から取り出すのを忘れてしまいました

重ねてお詫びいたします。 次回のワイン会でお出ししますのでアシカラズ

 

最後に皆さんと記念撮影 はい、チーズ

今回もまた、参加者の皆さんのご協力の下、楽しく充実したひとときを過ごすことができました

ほんとうにありがとうございました

次回はイタリア固有品種の魅力に迫りたいと思いまーす  お楽しみに


第10回三幸ワイン会のご報告パートⅠ☆

2013-02-19 15:22:21 | ワイン

春の訪れを願って、一足先にブログのテンプレートを「おひなさま」に変えました

今年の私の目標は、一日一日をかみしめて過ごす、季節を感じて過ごすということ!

通りを歩いているとお店のディスプレイがやはりおひなさまになっているところもあり、季節の移り変わりを感じます

ブログも衣替えで編集も新鮮な気分です

さて、お待たせいたしました。1/13(水)開催の第10回三幸ワイン会のご報告です

いつもの通り自宅キッチンにて午後7時より、今回も7名と多くの参加者の皆さんをお迎えし、賑やかで楽しいひとときとなりました

今回のテーマは「ブルゴーニュワインの魅力に迫ろう!」です。ブルゴーニュワインの魅力はまさに無限大!語りつくせるものではありませんが、私達なりに語れる精一杯の表現をしてあげようというのが目標です。

1月に開催されたインポーターさん主催のオールドヴィンテージ・ブルゴーニュワイン試飲会&セミナーに出席したのをきっかけに、そこでセレクトしたワインを中心にご紹介し、試飲会で感じたこと、セミナーで得た情報などをお話しながら、会を進めさせて頂きました。

まずは、資料をもとに説明を・・・今回はブルゴーニュにしぼって、しかもオールドヴィンテージにトライということで、初心者の方から愛飲家の方までを対象にどこを切り口にどう進めればよいのか、準備の段階で大変苦労いたしました。参加者の皆さ~ん!ご理解頂けたでしょうか

要点は、3つ、

①ブルゴーニュワインの魅力・・・単一品種(赤ピノ・ノワール、白シャルドネ)、繊細&奥深い、ぶどう本来のもっている力の偉大さ(試飲会でオールドヴィテージを試飲しての実感!)

②採用ワインのルモワスネ社について(ワイン用語の説明付き・・・ネゴシアン=ここではブドウ買い付けワイン商、ドメーヌ=ブドウ畑を所有し、栽培からワイン醸造、瓶詰めまで一手に手がける生産者、テロワール=気候、土壌なのどブドウ生育をとりまく環境)

ルモワスネ社はブルゴーニュのネゴシアン&ドメーヌ、古酒で定評があり、ワインメーキングの方針は、できる限り自然に人為的介入をミニマムにテロワールの特徴を引き出す、昔ながらのつくりにこだわる。

③採用ワインのAOCの一般的特徴

まずAOCとは何ぞや?これを説明しないことにはテイスティングには入れないので・・・

AOCとは「原産地統制名称法」の意味で、このワインは〇〇産だよと名乗るには、生産地域、品種、アルコール度、収穫量、栽培法、醸造法、熟成法など様々な項目の条件をクリアしないといけないのです。そしてその生産地域が狭まるほど、ワインのランクがアップしよりミクロなテロワールが反映した個性豊かな味わいが堪能できるというわけです。ブルゴーニュにおいては生産地名に畑の区画名が記載されているものがそれに当たり、畑も1級畑(プルミエクリュ)と特級畑(グランクリュ)があります。

 今回は古酒を試すのでテイスティング方法の説明も詳細にさせて頂きました。

 

まず白から、  (テイスティングコメントは皆さんから出た感想も入れてまとめました!)

 

 左より

①ルモワスネ・ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ2009

輝きのあるグリーンイエロー、けっして淡くなく果実の豊かさがうかがえる色合いです。白桃、白い花、レモン、ライムなど柑橘系果実、樽由来のクリーム、バターなどの乳製品の香、スモーキーなニアンスも感じます。これらの香は時間の経過とともに変化し見え隠れします。一環してフレッシュな酸味のアタックが強くしだいに柔らかさもでてきますが、アフターの余韻まで続きます。

②ルモワスネ・ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ2007

①より若干色合いが濃い目です。たった2年の違いですが、香、味わいともにフレッシュ感だけでなく複雑なニアンスも感じられ、違いがはっきりわかります。フレッシュな果実や花の香の他にハーブ、湿った木を思わせる香、タールのような鉱物的な香などが混ざり合い複雑で味わいに奥行きを感じます。アフターの余韻も豊かな酸味だけではなく複雑感が伴います。

次は、一気に飛び越えてグラン・クリュへ、

じゃーん!

③ルモワスネ・コルトン・シャルルマーニュ・ダイアンモンド・ジュピリー2001

お値段も1万円以上と高価なワインでございますが、今回は10回記念ということで私からのプレゼントワインとさせて頂きました。

まず、色から違う!皆さん感動の声が上がりました~ 輝きの美しいゴールド色、粘性も強く味わいにトロリ感を想像させます。柑橘系果実の他、洋ナシ、パイナップルのような甘味を帯びた果実の香やゼラニウムの花、洗練されたオイルの香、オーク由来のスモーキーな香、にスパイスのニアンス。味わいは酸味も丸く刺激的でないので安心感があります。非常にまろやかで蜂蜜のニアンスも感じられ厚みのあるボディ。アフターの酸の切れ方にスーッとフェイドアウトするやさしさが感じられ、元気のある①②とは別格の品性を感じる。まだまだ熟成のポテンシャルを秘めた逸品です。

続きまして赤へ、

左より

④ルモワスネ・サントネ2009

色合いは鮮やかな透明感のある赤紫色。一般的なピノ・ノワールの色合いよりも濃い感じです。色から想像する通り、赤系ベリーの香だけでなく黒系ベリーの香も感じられます。(サントネの特徴)口にふくむとスパイシーな強いアタック、鉄分を思わせるミネラル感、若いタンニンも感じられます。ピュアで甘酢っぱい果実風味、時間の経過とともにキャンディやジャムを連想する香も立ちます。まだ元気でピチピチしたニアンス。

⑤ルモワスネ・サントネ1992

グラス手前のコルク、オールドヴィンテージのコルク、長くてしっとり柔らかな感触です。④に比べ色合いも熟成の色、オレンジがかった赤色。香も複雑です。熟成により生まれた腐葉土、動物、甘草(胃薬、漢方薬、病院のにおいの様な)などの香がします。タンニンはこなれてしなやか、甘酸っぱいザクロジュースや黒系果実の風味から時間の経過とともにポートワイン、紹興酒などの風味を伴います。ジビエ(野生動物の意。一般的には鹿)料理に合いそうと声が上がりましたが、まさしく! サントネはゆっくり熟成型といわれますが、こちらもまだまだこれからが楽しみな味わいでした。

左より上記のサントネ④⑤、そして一番右が、

⑥ルモワスネ・ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・スペシャル1998

こちらは、厳選した質の高い村名ACクラスをより手頃な価格でルモワスネの世界観を提供できるようにACブルゴーニュに格落ちさせたもの。熟成したピノ・ノワールの典型的な香が感じられます。

⑤にくらべ若干赤みの強い色合い、⑥より若い感じが把握できます。⑤のような熟成香はしっかりと感じられましが、まだピュアな果実感も残っており、ほのかな甘味と酸味のバランスもよく味わいに奥行きが感じられ、やはりこのクラスにしては村名ACクラスの寄せ集め、贅沢でハイコスパな味わいといえます。

最後のシメは・・・

⑦ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエクリュ・ラヴォー・サンジャック1997

ジュヴレ・シャンベルタンでも人気のある一級畑。色合いは黒味を帯びた透明感のある熟成色(シャンベルタンの特徴)。はじめにホコリの様な香、しだいに熟成シャンベルタン特有の動物香を強く感じます。やはり腐葉土や甘草の香も伴います。熟成によりキメ細やかなタンニンが感じられ、骨格のあるしっかり感&しなやかなエレガントさのある味わい、コルトン・シャルルマーニュのようにアフターがスーッとひくような品性を感じます。97ヴィンテージは天候不順で難しい年と聞いておりますが、そんなことは微塵も感じさせない味わいでブドウのもつ底力を感じます。セミナーでルモワスネ統括責任者の方がおっしゃっておりましたが、ワイン造りではじめの選果がとても重要とのこと、うなずけます

本日のワイン勢揃いいたましたー 

左より試飲した順番に並んでいます。

熟成の進んだワインとはどういうものか、参加者の皆さんには少しでも把握して頂ければ嬉しいです

特にグレイトワインは味わいはもちろんのことアフター(飲んだあと)の印象が素晴らしいキレイに消える、そこに気品、優雅さが感じられます

また、オールドヴィンテージにおいては熟成により複雑な要素が付加されますから、時間の経過とともに眠りから覚め、味わいがどんどん変化していく楽しみもありますね。

今回は前置きの説明も長く、テイスティングにも時間かけましたので、お疲れになったかと思います。

でも、このあとの懇親会は盛り上がりましたね~

この続きは、次回ご報告いたします。


当店人気!かご売り旨安ワイン・ボルドー赤再入荷☆

2013-02-18 17:20:45 | ワイン

こんにちは

ここ数日は、ほんとうに寒さが厳しいですね~

春が待ち遠しいこの頃です

先週の水曜日、今年2回目のワイン会を開催いたしました

テーマは「ブルゴーニュワインの魅力に迫ろう!」、たまたまインポーターさん主催のブルゴーニュワインのオールドヴィンテージ試飲会が1月末にあり、そこでセレクトしたワインを中心にいつもよりリッチで格調高いワイン会となりました。

この模様は、追ってご報告させて頂きますね

 

さて、9(土),10(日)2日間の試飲即売で大好評でしたかご売りボルドー赤ワイン、再入荷いたしました。

安いけどばかにできない、なかなかの味わい!まだの方もぜひお試しくださいね

<ボルドー>シャトー・ラ・ヴィトリー2010 750ml ¥650(2本で¥1,200)

カシスやブルーベリーの熟した果実の香に上品な樽のニアンス、ほどよいタンニンと心地よい果実風味とのバランスよく、エレガントな印象。

使用品種:メルロー50%、カベルネソーヴィニヨン25%、カベルネフラン15%、マルベック10%

 

スポット商品のため、インポーターさんで在庫がなくなり次第終売となります。アシカラズ

 


国産チョコリキュールのご紹介☆

2013-02-12 11:31:41 | その他の酒類

今日はお天気予報当たってしまうでしょうか?

寒くてなんだか怪しげな曇り空ですね~

お天気に左右されず、気持ちだけは晴天でありたいです

もうすぐバレンタインデーですね

皆さんの中にもお義理ではなくて、お目当ての彼がいらっしゃる方も多いことと思います

7年前のちょうど今頃、私は南アフリカのワイナリー訪問ツアーに参加しておりました

ちょうど14日のバレンタインデーの日に訪問したワイナリーでハート柄のオリジナルエチケット・ワインをプレゼントして頂いたのですが、南アフリカでは、恋人だけでなく大切に思っている方々へプレゼントをする習慣だそうです。

お手ごろプライスのチョコリキュールのご紹介です

チョコノ  300ml ¥490

国産リキュールを数多く手がける奈良の北岡本店さんが造っているリキュールです。一般のリキュールと比べ、アルコール度数が6度と低く、ストレートやミルクに入れて、あるいは製菓用に幅広く使えるリキュールです。お味もとろっとなめらか、ほどよい甘さでストレートでも美味なかなかいけますよ~ 当店でも女性に人気です。もちろんバレンタインデーのプレゼント用にご購入頂いたお客様もいらっしゃいます。

ぜひお試しくださいませ