先日、ママ友と自由が丘の居酒屋「げん」さんへ行ってきたのですが、珍しいスイスのワインと出会いました。
スイスは白のシャスラ種がメインというくらいしか私も知識がなく、
興味本位でシャスラをオーダー、
実に繊細なワインです。香も奥に上品な柑橘のニアンス、味わいはミネラル豊かで酸も穏やか、控えめでおとなしい感じ、
淡泊な和食との相性もバッチリです
赤は、ピノ・ノワールを、スイスは寒冷地なので、フランスアルザス地方やドイツのピノを想像しておりましたが、
思ったより色付きが濃く、風味も赤いベリーよりはブラックチェリーのようなニアンス、凝縮感は強くありませんが、果実風味ベースのほどよいボリューム感が、やはり食中には最適でした
帰宅後、ちょっとスイスワインについて調べてみますと、
一人当たりの年間消費量が約50ℓ(日本は約2.5ℓ)と、世界トップ5に入るワイン大国なんです。
それなのに、世界にスイスワインがあまり知られていないのは?
実は、スイスの人達の分も足りないほどの少量生産、国内生産量の3倍を国外から輸入しているそうです。
というわけで、輸出も限られた数量のみとなるわけで。
では、なぜ少量生産なのかというと、
スイスの地形に関係しています。スイスの国土の6割ほどが山岳地帯で、この環境下でのブドウ栽培、ワイン造りは、かなり重労働を要するとのこと。そのかわり、ひとつひとつ手間をかけて丹精込めて造られたワインは、高品質の素晴らしいワインとなります。
なるほど。。。
と、いうわけで、私のいただいたワインもたいへん貴重な出会いだったわけで
でもスイスワインを取り扱うご主人も斬新だなぁと思い、「なぜスイスワインを?」うかがったところ、
「酒屋さんがススメてくれたので」との回答でして、その酒屋さんも斬新、ご主人とも信頼関係で繋がっているのでしょうね~
皆さんも、スイスワイン、機会がありましたら、ぜひ試してみてくださいね~