昨年の区の健診で、コレステロール数値と肝臓の一部の数値が少々高めだったこともあり、しばらくナチュラルチーズを食べるのを控えていたのですが、
ワインの仕事先で、真向かいにあるチーズショップのスタッフさんから「珍しいスイスのチーズでちょっとクセがあるんだけど、どう?」と勧められて。。。
チーズの味には許容範囲が広い私なので、興味が湧いてきて、誘惑に負けてゲットしてしまいました。
スイスの「ヴァシュラン・フリブルジョワ」、
フランス語圏のフリブール地方に伝わるチーズで、2005~2006年に、AOC,AOPを取得し、徐々に生産量を伸ばしているチーズだそうで。。。
熟成段階によりタイプが6つに分かれるそうですが、
私が購入したのは、香りが強いので、3か月ほどの熟成の「EXTRA」くらいかな? ちょっと不明です。
スイスのチーズというとフォンデュに使用されるグリュイエール、エメンタールが良く知られておりますが、このチーズも
フォンデュ使用もグーツだそうです。
表面は弾力がありセミハードタイプ、香りは、するめのような、干した魚、くさやをイメージするような独特の香り、
もちもちとした食感で、濃厚なミルクの旨味を感じます。
塩味もしっかりしていて、味わいが濃いので、重厚感のある赤ワインにも相性が良さそうです。
チーズの熟成により生まれる香りや風味の要素でまず典型的なのはナッツ香、
このするめ香も、熟成したフランスのコンテなどにも感じられますが、こちらのチーズは、もっと強いですね、ウオッシュタイプのマンステールの香りを強くした要素も感じ取れます。
チーズ単体では、一口でお腹いっぱいになるボリューム感なので、お料理に溶かして使用してみました。
久しぶりにナチュラルチーズを試す機会となり、とても新鮮で楽しかったです