酒の三幸

閉店後もこれまで温かく支えてくださったお客様と繋がる場所として、ブログを継続させて頂きます。その後の生活やワイン情報等。

美味しい!国産メルロー☆

2017-10-30 11:01:09 | ワイン

連日、自宅での甲州とシャルドネの比較テイスティングが続き、しだいに赤ワインが飲みたくて飲みたくてたまらなくなりまて。。。

ちょうどセールでゲットしたマンズワインの「ソラリス・ユヴェンタ・ルージュ2012」(メルロー100%)が、ストックにあったので、開けちゃいましたー!

国産赤ワインでは、マスカットベーリーAは、仕事柄、試す機会も多く特徴もわかりやすく把握できていると思えるのですが、最近の国産メルローの味わいが気になっていたのと、もちろん試験対策用を兼ねてちょうどよい機会と思い、

ただこのワイン、マンズのプレミアムクラスに属する3千円台のアイテムで、試験に採用されるワインとしては対象外でしょうけれど、

このワインについての詳細をもう少し付け加えると、マンズワインは、キッコーマンがワイン事業に進出し設立したワイナリーです。山梨県の勝沼ワイナリーと長野県の小諸ワイナリーを所有し、気軽に楽しめるデイリーワインは勝沼で、国産ブドウ100%使用のプレミアムクラス「ソラリス・シリーズ」は、小諸で造られています。

このユヴェンタは、ソラリスのセカンド的位置付けアイテムになります。

デイリークラスの輸入ワインのメルローと比べ、国産メルローは、エレガントなスタイル、香りにヴェジタブルなニアンスが感じられる(樹齢が若いからでしょうか?土壌由来?)、アフターにチリチリっとタンニンを感じる、というのが私のイメージです。

あまり大きな期待もせずに、ユヴェンタをテイスティンググラスに注ぐと、香りから想像と違い、チェリー、カシスなどの果実香、土壌から汲み上げたミネラル香、樽由来のスモーキーな香りがバランスよく溶け合い、実に心地よい香りが。。。

色付きも透明感のある赤紫色、味わいは、中程度のボリュームで樽熟成により酸も落ち着きバランス良く、タンニンはシルキーで喉越しに引っかからず、スムーズな飲み口

私の期待するメルローイメージの基本形をクリアできているお味で驚きました

全体的にはシンプルな印象で、あと一息深みがほしいといったところですが、頑張ってるなーと応援したくなるような味わいで

でも、これで3千円台は、やはりお高い、もう少しリーズナブルにならないとデイリーで手は出せませんね。

たぶん、試験対策としてこの味わいはあまり参考にならないなぁと判断し、リーデルのボルドーグラスに移して堪能いたしました~

 

 

 

 


日本ワイン検定2級二次対策・甲州&シャルドネ☆

2017-10-29 12:55:33 | ワイン

日本ワイン検定二次対策として、2級は出題される品種が、白は甲州、シャルドネ、赤はマスカットベーリーA、メルローの中から各1種ずつと決まっている。問題形式も品種のみを選択肢から選ぶのみとの情報を得たので、各々の品種特性をテイスティング練習で再確認すればよいわけですが、

赤のマスカットべーリーAとメルローの判別は、マスカットベーリーA特有のフォクシー香(ストロベリーやキャンディの様な強い香)があるので、意外とわかりやすいのではと予測して、

まずは、白の繊細な風味の差をどこで見分けるかの練習として、甲州とシャルドネから試してみました。

ワインは、以前の試験に実際採用されたワインを調べそれをヒントに、プライスは2千円前後、日本のワイナリーを牽引する代表格の生産者のものをセレクト、

甲州は、山梨の丸藤葡萄酒工業「ルバイヤート甲州・シュール・リー」、シャルドネは山形の高畠ワイン「高畠クラシック・シャルドネ」、

色付きは、写真では分かりにくいが、いずれも淡色だがシャルドネの方が黄色みが若干濃い。甲州はほうとうに色付きが薄い。

次に香りだが、素直に具体的な果実香(白桃、柑橘系果実の心地よい香り)が浮かぶのがシャルドネ、甲州はシュール・リー製法のため、澱由来の複雑香(私は、乳製品の香り、日本酒と共通項を感じる香りと捉えている)が先行し、柑橘系の香りが見え隠れする感じ、

シャルドネは輸入ワインのシャルドネと比較して非常に繊細で穏やかなイメージ、これ単独で出題されると甲州と間違えるなぁというのが率直な感想。

おとなしく、これといった特徴が把握しにくい(それが特徴なのだが)甲州はアフターの苦みが唯一の決め手とネットのアドバイス情報を得いていたが、シャルドネにも苦みは感じられるので、苦みは決め手にはならない、

やはり甲州に比べシャルドネの方が酸が強いのは明らかなので、酸味を感じやすい舌の両サイドにワインをころがしてみて、両者比べてみた。

若干ではあるが、シャルドネの方が酸を強く感じる、またアフターで柑橘系果実を食べたあとのような酸の余韻がしっかり残る。また口中にみかんの皮をむいているときの内側の白い部分の風味(酸味と若干の苦みが混ざったような)が広がる。甲州にも感じられるがシャルドネと比べ弱い。

甲州は、下の中央を真っ直ぐ喉に向かっていく感じ(シャルドネは横に広がる)、アフターの余韻もキレよく短いが、サッパリしたワインというわけでなく、シュールリー製法により旨味アップでシャルドネより丸い口当たりでマイルド感がある。

バキュバンでけっこう持ちが良く、4日間比較を続けてこのアイテムに関しては、把握できたかなぁ、といった感触。

実際には、白1アイテムだけが出題なので比較試飲はできないわけだから、自分なりにどちらかの品種を確実に分かるすべを感覚的に身に付けないと!

次なるは、シュールリー製法をしていない、あるいはしていてもフレッシュな果実感先行型の甲州を試してみましょうかぁ。。。

 

 

 

 

 


日本ワイン検定2級☆

2017-10-27 11:01:07 | ワイン

昨年、チーズプロフェショナル資格試験と同時進行で勉強して受験しようと思っていた「日本ワイン検定2級」、チーズの知識の詰め込みが膨大で、同時受験なんてとてもできそうになく、日本ワインの方は、あっさりリタイアして今年を迎えたわけですが。。。

チーズプロフェッショナル資格は取得したものの、あのハードな受験勉強を思い出すと、なかなか次なる日本ワイン検定試験チャレンジに気が進まずに、だらだらときてしまい、気が付けば、年に2回しか実施されない二次試験の申し込み締め切り24日17:00までに、あとわずかとなってしまいました。

「今年こそと年頭に奮起したのに、受験しないときっと後悔するだろうなぁ。。。」と、思い切って、24日12:00に一次試験を申し込んだ次第でして、結果ギリギリセーフでなんとか合格できました

一次試験は、コンピューターで50問選択問題(所要時間1時間)、1年通じていつでも最寄りの会場で受験することができます。試験は、指定のテキストの内容から出題、2級ですとワイン全般の知識、日本ワインの基礎知識(歴史、日本各地のワイナリーについて、日本で使用される葡萄品種など)。ワインの分類、醸造法、葡萄栽培、保存と管理等については、日本ソムリエ協会認定資格試験の内容と重複するところがあり、ソムリエ資格をお持ちの方は、既にご理解できている内容だと思いますが、日本ワインの歴史、各地のワイナリーについては新たに覚えなければいけない内容ばかりです。(最近のソムリエ試験では、日本についてもかなり出題されると聞いておりますが。。。)

私は、今まで日本ワインを飲む機会も少なく、特に全国に展開するたくさんのワイナリーの特徴を覚えるのに混乱しやすく、最後まで難航しました。

日本ワイン検定は3級から受験できますが、ソムリエ資格をお持ちの方は、2級からで大丈夫だと有資格者の友人から言われておりましたが、受験してみた感触としては、まさにレベル的に妥当だと感じました。合格ラインは70%、もちろんワイン関連のお仕事をされていなくても、どなたでも受験可能です。

二次試験は、テイスティングとなりますが、2級は、白はシャルドネ、甲州、赤は、マスカットベーリーA、メルローから各1種ずつ出題されます。

早速、自宅でシャルドネ、甲州の比較テイスティングをしてみたのですが、これが意外と難しいのですぅ

日本ワインの品質の著しい向上を感じましたね~、

追々、自宅でのテイスティングの模様もお伝えしたいと思います。

二次試験は、11/23、頑張りまーす

 


体力キープはシンデレラ・タイム☆

2017-10-26 08:17:06 | つぶやき

9月、10月の秋のワインフェアの繁忙期がようやく一段落しました!

ご来場頂いたお客様に心から感謝申し上げます

また、前回から長くストップしてしまったブログを、継続してご覧頂いた皆様、ありがとうございます

今年は、私にしては体力的にかなりハードなお仕事の連勤で、どうなることやらとチャレンジする覚悟でスタートしました。

夜の帰宅時間が遅くなることが多く、夕食が11時頃になってしまうこともありで、

とにかく「睡眠はしっかりとろう!」と、掃除、洗い物、洗たくもののたたみ等、家事は多少おさぼりしても、とにかくご飯食べて、お風呂に入って寝る、12時就寝をメドに、どんなに遅くても12時半までには寝ると決めて、日々奮闘!

あとの疲れ、睡眠不足は通勤電車の中での仮眠と、仕事前のコーヒー一杯で覚醒させて解消。。。と、

そうそう、どんなに朝がバタバタでも、朝ご飯だけはしっかり食べて

このシンデレラ・タイム作戦、成功

お蔭様で無事にフェアも終了し、来月からの国産ワイン新酒、ボージョレ・ヌーヴォー商戦までに備えてちょっと一息の日々を過ごしています。

まずは、気になっていてなかなかできなかった細かい箇所も含めての部屋の掃除、書類の整理整頓等に集中、気分も爽快

そうそう、モジモジしていてなかなか踏み出せなかった「日本ワイン検定2級一次試験」にもチャレンジ(詳細は次のブログで)

けっこう充実した休日を過ごしています

皆様は、実りの秋、いかがお過ごしでしょうか?