連日、自宅での甲州とシャルドネの比較テイスティングが続き、しだいに赤ワインが飲みたくて飲みたくてたまらなくなりまて。。。
ちょうどセールでゲットしたマンズワインの「ソラリス・ユヴェンタ・ルージュ2012」(メルロー100%)が、ストックにあったので、開けちゃいましたー!
国産赤ワインでは、マスカットベーリーAは、仕事柄、試す機会も多く特徴もわかりやすく把握できていると思えるのですが、最近の国産メルローの味わいが気になっていたのと、もちろん試験対策用を兼ねてちょうどよい機会と思い、
ただこのワイン、マンズのプレミアムクラスに属する3千円台のアイテムで、試験に採用されるワインとしては対象外でしょうけれど、
このワインについての詳細をもう少し付け加えると、マンズワインは、キッコーマンがワイン事業に進出し設立したワイナリーです。山梨県の勝沼ワイナリーと長野県の小諸ワイナリーを所有し、気軽に楽しめるデイリーワインは勝沼で、国産ブドウ100%使用のプレミアムクラス「ソラリス・シリーズ」は、小諸で造られています。
このユヴェンタは、ソラリスのセカンド的位置付けアイテムになります。
デイリークラスの輸入ワインのメルローと比べ、国産メルローは、エレガントなスタイル、香りにヴェジタブルなニアンスが感じられる(樹齢が若いからでしょうか?土壌由来?)、アフターにチリチリっとタンニンを感じる、というのが私のイメージです。
あまり大きな期待もせずに、ユヴェンタをテイスティンググラスに注ぐと、香りから想像と違い、チェリー、カシスなどの果実香、土壌から汲み上げたミネラル香、樽由来のスモーキーな香りがバランスよく溶け合い、実に心地よい香りが。。。
色付きも透明感のある赤紫色、味わいは、中程度のボリュームで樽熟成により酸も落ち着きバランス良く、タンニンはシルキーで喉越しに引っかからず、スムーズな飲み口
私の期待するメルローイメージの基本形をクリアできているお味で驚きました
全体的にはシンプルな印象で、あと一息深みがほしいといったところですが、頑張ってるなーと応援したくなるような味わいで
でも、これで3千円台は、やはりお高い、もう少しリーズナブルにならないとデイリーで手は出せませんね。
たぶん、試験対策としてこの味わいはあまり参考にならないなぁと判断し、リーデルのボルドーグラスに移して堪能いたしました~