酒の三幸

閉店後もこれまで温かく支えてくださったお客様と繋がる場所として、ブログを継続させて頂きます。その後の生活やワイン情報等。

イタリア新酒「ノヴェッロ」本日10/30(木)解禁!☆

2014-10-30 16:52:58 | ワイン

気持ちのよい秋晴れの日がここ数日続いていますね

お待たせいたしましたー

イタリア新酒「ノヴェッロ」解禁です

お陰様で予約のご注文が多く、残数5本となりました。

ご希望の方は、お早目にお求めくださいませ。

再度ご案内いたしますね

<イタリア>ファルネーゼ・ヴィーノ・ノヴェッロ2014 750ml ¥2,070(税別)

イタリアの権威ある5大評価誌「ルカ・マローニ」において、3年連続最優秀生産者に選ばれている「ファルネーゼ」。価格からは信じられないほどの激旨ワインを次々に生み出し、世界中で絶大な人気を誇っています。

ファルネーゼの造るノヴェッロは、溢れんばかりの芳醇な果実味が魅力!ボージョレ・ヌーヴォーに比べ、酸味が穏やかで甘味とのバランスもよく親しみやすい味わいです。

使用品種:モンテプルチャーノ、サンジョヴェーゼ

昨年も大好評で瞬く間に完売となりました

タイプの違う新酒の飲み比べも楽しいですよね ぜひお試しくださいませ

ボージョレ・ヌーボーも同時予約承り中です。

 

 

 


第25回三幸ワイン会のご報告パートⅡ~お料理盛りだくさん!懇親会~

2014-10-30 16:52:34 | ワイン

 引き続き、ワイン会のご報告の続きです

 真剣にテイスティングに取り組んだあとは、残ったワインとお料理で懇親会

それはそれは楽しいひとときでしたー

 

まずは乾杯から、テイステイングは赤ばかりでしたので、オーストラリアの白を開けました

<オーストラリア>ウイローブリッジ・フュメ・ソーヴィニヨン・ブラン 2010

フローラルで上品な香、口にふくむと熟した柑橘系果実やトロピカルフルーツの豊かな果実風味に樽由来のスモーキーなニアンスが複雑に絡み合い、アフターにソーヴィニヨン・ブラン特有の青草やグリーンハーブのニアンスが感じられます。香や複雑感に繊細さが感じられ、バランスの整った品性のある味わいで、西オーストラリア州産らしいグレードの高さを感じました

 

かんぱーい

お料理もたくさん並びましたよ~

春雨サラダ中華風(春雨にいろいろなお野菜と枝豆、わかめを混ぜ合わせましたー。紅いのは大根の珍種です、甘いんです。)

パンも追加です。神戸屋さんの3種のブドウ入りパン、生地にブドウ果汁を使用しているそうで、パンをちぎるとブドウの香がふわ~っと広がります。

    

 

 以前にもお出ししたのですが、冷しゃぶの豚肉を一口サイズに切り、ミョウガのみじん切りとかつお節と鎌田のだし醤油で和えるだけ。簡単で美味しいですよ~ 味付けに欠かせない鎌田のだし醤油、ゆずとすだちのぽん酢醤油は、皆さんに好評です

   

 

写真左は、きのこのバター醤油炒めマリネ風(炒めたあとにレモン汁とパセリをかけました。)味付けは、びんチョスシリーズの「バター醤油(にんにく入り)」で。

右は、母の差し入れの煮物、里芋と人参

 

 

写真左は、参加者さんの差し入れ、千歳船橋の大橋とうふ店さんのお稲荷さんとおからコロッケ、お稲荷さんはあっさりした味付けで、大きさもほどよく軽やかに頂けます。油揚げの香ばしい風味とワインって意外と相性いいんですよ~ おからコロッケは、きれいな油で揚げてあり、ほどよい塩加減でそのままでも美味しく頂けまーす

右は、母の差し入れの煮物パートⅡ、シイタケの甘醤油煮、上の里芋よりも濃い味付けです。

きのこ類、根菜系の野菜はワインとの相性が良く、特に甘辛く煮たものは、凝縮感のある赤ワインにもグーッ

 

本日のカベルネS特有の植物的な香を意識して、作ったピーマンの肉詰めでーす ソースは、市販の中濃ソース、トマトケチャップ、トマトペースト、バルサミコ酢少々と赤ワインで、グツグツとろとろになるまで煮詰めました。適当な量で作ったソースでしたが好評で、よかったぁ 

  

 

またまた、参加者さんの差し入れ、

思いは同じ、やはりピーマン入りのミックスビーンズのカレー炒め、カレーのスパイシーさが赤ワインのスパイシー感と合い、また豆類もワインと相性のよい食材で調理法により応用がきき、様々なワインと合わせることができます。クミンとソルトを生キャベツにぱっぱとかけただけでのクミンキャベツ、クミン独特の風味がアクセントになり、バリバリ頂けます。 

 

 

ワインも差し入れがありました~

山梨・ルミエールさんの「石蔵和飲・マスカットベリーA2009」、石蔵発酵槽で仕込み、その後オーク樽にて6ヶ月熟成させて瓶詰された珍しい醸造法を取り入れています。マスカット・ベリーAのチャーミングな赤ベリー系の香に土や石を連想するミネラル感が味わいに複雑性を与え、エレガントながら深みを感じる味わいでした~

 

今回のワインが勢揃いでーす

 

たくさん飲んでたくさん食べて、たくさんおしゃべりして。。。至福のひとときはあっという間

最後に皆さんの素敵な笑顔を

今回は、小人数でじっくりとテイスティングに取り組むことができ、発見の多い充実したワイン会となりました。

私も毎回勉強させて頂いております。

いつも参加者さんに支えられているお蔭です。心から感謝いたします

次回は、年末に向け、クリスマスと25回突破記念を兼ねて、デラックスにやりたいと思っていまーす

お楽しみに

 

 

 


第25回三幸ワイン会のご報告パートⅠ☆

2014-10-28 19:00:29 | ワイン

お待たせいたしました~

先週自宅開催のワイン会のご報告です。今回は、今年の試飲会で印象に残ったオーストラリアワインを中心に濃い赤ワインのあれこれを探ってみましたー

第25回三幸ワイン会 10月15日(水)午後7時より 自宅キッチンにて

 今回のテーマは「南半球国の濃い~赤ワイン達」です

参加者さんからのプレゼントのブーケです 南半球国をイメージする色調で素敵です

 

まずは、イントロダクションから、

南半球に位置するワイン生産国(チリ、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、南アフリカなど)とアメリカ(主にカリフォルニア)は、ワイン伝統国であるヨーロッパ諸国(フランス、イタリア、ドイツなど)に対し、19~20世紀頃から発展した生産国として「ニューワールドワイン」または「新世界ワイン」と呼ばれています。

一般的な味わいの特徴としては、温暖な気候により糖度の高いブドウから造られるアルコール度の高い凝縮感のある芳醇な味わいのものが多いです。

が、最近の傾向としては、単に濃くて肉厚なワインではなく、繊細さ、エレガントさ、洗練感といった伝統国の銘醸ワインに感じられる要素を取り入れ、品性の感じられる綺麗な造りへと移行しつつあります。

現に、チリ、オーストラリア中心に南半球国のワインはヨーロッパ市場でも大変人気があり輸出量も著しく伸びており、ヨーローッパを代表するフランス、イタリアもこれらの国に押され気味で、ワイン生産量も減少傾向にあります。

このような動きから伝統国、新世界の境界線は、次第に無くなりつつあるとも言えます。

  

新世界ワインの芳醇さとエレガントさの融合って まずは、味わって探ってみることが今回のテイスティングの第一の目的です。

次に今回のテイスティングワインは、すべてフランスの代表的な赤品種使用ですので、各々の品種特性を再確認することがもう一つの目的、ブラインドで当てっこクイズ形式で楽しみました

いきなり濃いワインは、体にキツイので、フルーツやパンを先にお出しして、胃の保護に 

リンゴ、ラ・フランス、クルミ入りパン              

 

 

では、まず濃厚なワインに入る前に、南半球国のピノ・ノワールをこれまでのワイン会で扱ったことがなかったので、ブルゴーニュの同じ価格帯のものと比較試飲して、その違いを感じとってもらいました。

写真左から

①<ブルゴーニュ>ドメーヌ・シャルル・フランソワ・エ・フィス・コート・ド・ボーヌ  2011

②<オーストラリア>デ・ボルトリ・ウインディピーク・ピノ・ノワール 2013

ピノ・ノワールは、赤い小さなベリーを連想させる風味で、酸味と柔らかいタンニンが調和したなめらかな味わいが一般的特徴です。

 ①、②ともに透明感のある淡い色調で、エレガントなワインという予想がつきますね。若干、②の方が黒味を帯びた濃いめの色調。香は、①が繊細なの対し、②の方が華やかに主張してくるボリューム感のある香です。

ピノ・ノワール共通の風味を持ち合わせながら、時間の経過とともに①は、地中のミネラルを感じるような複雑なニアンスが加味され、繊細ながら奥行きのある味わいへと変化していきます。②は、香のボリュームから想像通りのフレッシュベリー風味と樽由来のニアンスが調和した豊かさを感じますが、トータルで複雑というより親しみやすくわかりやすい印象。時間の経過とともに甘味もアップします。しかしながら、淡い色付きといい、このエレガントな味わいといい、さすがオーストラリア屈指のピノ・ノワールの産地として有名なヴィクトリア州・ヤラヴァレー産!

 

ピノ・ノワールの比較試飲のあとは、いよいよ今回の本題、濃い赤ワインのテイスティングです

上記のピノ・ノワールとは全く異なる色調、底が見えないくらい濃い黒味を帯びた紫色です。

フランス主要使用品種のメルロー、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨンの3品種の特性を再確認するため、ブラインドで比較して頂きました。

グラス 左より、③、④、⑤です。

3つの中で③のグラスのエッジだけ茶色を帯びており熟成を思わせる色調で、その他はまだ鮮やかな色合い。

香では、共通するのは完熟ベリー、スパイス、甘いヴァニラ、シナモン、ココア等樽由来の香、③には潮のミネラル、海藻などを連想する独特の香、④には、青っぽい植物的な香やミント香、⑤には、やはりミント香、さらにタバコの様な乾いた葉のニアンスが加わります。

味わいは、③と④で細やかなタンニンが感じられますが、③、④ともに時間の経過とともに柔らく変化します。それでも、やはり④の方が、タンニンがより豊かに感じられます。

③、④に比べ、⑤は、タンニンは柔らかでアフターに適度な酸味が感じられます。味わいの印象も③、④よりシンプルでなめらか、一貫してタンニンよりもスパイシー感がアクセントになっています。

さてさて、ブラインドでどれがどの品種か タンニンの豊かさや青っぽい香から④のカベルネSは大方皆さん正解!

 

 

あとの二つ、メルローとシラーズで皆さん大変迷われました。特に今回は濃厚なだけに探りにくかったかもしれません。

少しヒントをお出ししました。

まずこの中で一つだけオーストリア産ではなく南アフリカ産のメルローがあること、オーストラリアワインには、特有のミント香(畑周辺にコアラの食べるユーカリが生息していることが多いためその香がワインの香に影響する)が感じ取れるなど。

では、ワインをオープンにして、 

写真左より、

③<南アフリカ>ボーランド・セラー・メルロー・リセルヴァ 2008

④<オーストラリア>ウインズ・クナワラ・エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン 2011

⑤<オーストラリア>プランタジェネット・シラーズ 2012

セレクトワインについて補足しますと、

 ④、⑤は、Japan Women’s Award SAKURA 2014というワイン関連の女性のエキスパート達がブラインドテイスティングをして、優れたアイテムを選ぶイベントにおいて、それぞれWゴールド賞、ゴールド賞を受賞したアイテムで、私が試飲会にて大変印象に残ったものです。

④においては、受賞ヴィンテージと同じアイテム、ウインズは南オーストラリア州クナワラに位置しておりますが、ここはブドウの成熟期における気温が統計的にボルドーと酷似していることや赤土テラロッサがカベルネSの生育に適しているとされ、カベルネSで有名な生産地です。

⑤は、西オーストラリア州グレートサザンが生産地、冷涼気候で高級ワインの産地として有名です。西オーストラリア州のワイン生産量は、全体のわずか2%ほどですが、今プレミアムクラスではたいへん注目されている生産地です。SAKURAゴールド受賞ヴィンテージは2010年のもので、今回テイスティングの2012年よりももう少し落ち着いた感じが致しましたが、ヴィンテージが切り替わりゲットできずに残念でした。

④、⑤ともに、オーストラリア特有のミント香も控えめで濃いながらも、また様々な要素を感じながらもトータルで落ち着いたニアンスが感じられました。これがシックなボルドーに通じるニアンスかなぁと、個人的には感じましたが。皆さんはどう思われたでしょうか?

⑤シラーズも若いヴィンテージながら、フレッシュな果実ベースの中にちょっとタバコのような熟成ワインに通じる乾いたニアンスもあり、また冷涼地らしいアフターの酸味が支えとなり、もう少し熟成が進むと綺麗な味わいになる予感!2010年ヴィンテージを試飲した印象は、まさに抱擁力!単一品種のシンプル感はあるものの、お母さんのあったかい懐をイメージするゆったりとした印象でした。

③においては、メルローにしてはタンニンもしっかりめで、ただ濃いのではなく奥行のある深さを持ち合わせ、飲み応えのあるパワフルな味わいでした。また、リゼルヴァクラスで2008年と他の2アイエムより熟成が進んでいる分、ほんのり熟成による複雑感も感じ取れました。南アフリカのワイン生産地は海から近いところが多いからでしょうか、潮のミネラル、海藻、昆布などを連想させる香(これが強いとゴムやバンドエイドのような、でもネガティブではない香)が感じられます。こちらのワイナリーは、過去8年で104個の金賞受賞歴を誇る優良ワイナリーです。

自然保護の意識の高い南アフリカでは、ワイン生産においても、低農薬、酸化防止剤の少量使用など地球環境にやさしいブドウ栽培、ワイン醸造を国を挙げて取り組んでおります。ワイン瓶の首のあたりに蝶をモチーフにしたシールが貼られているものが多いのですが、これが自然保護を尊重する国の厳しい基準をクリアして造られワインであることをことを証明するものです。

ちょっと、説明が長くなりましたね、

さて、これから懇親会に突入です 懇親会の模様は次のブログでご報告いたしますね~


秋季限定酒「幻の瀧大吟醸・袋しぼり・山田錦」 入荷☆ 

2014-10-28 12:15:17 | 日本酒

お待たせ致しました! 毎年10月に限定入荷いたします「幻の瀧大吟醸・袋しぼり・山田錦」のご案内です

<富山>幻の瀧大吟醸  袋しぼり 山田錦 720ml ¥2,500(税別)

「幻の瀧」の銘柄名で有名な皇国晴(みくにはれ)酒造㈱さんは、日本名水百選の天然水が藏内から自噴する唯一の酒蔵さんです。

高級酒造好適米「山田錦」を50%まで磨き、この湧き水で仕込んでいます。

「袋しぼり」とは、もろみを袋に入れて、そのまま小タンクに吊るして搾る方法で、そのしずくをできるだけ空気に触れないようにして集めたのが、この大吟醸です。

山田錦らしい上品で奥ゆかしい芳香、口にふくむと米の旨味がまろやかに広がり、喉越しはスーッとキレの良い飲み口です。

袋しぼりにより、雑味の少ないきれいな造りを感じる味わいぜひお試しください。

大吟醸でこのプライスは、嬉しいですよね~

酒度:+4 酸度:1.3 アルコール度:16度 

 

カートン付きで、贈答用にも最適です!  


イタリア新酒・ノヴェッロ☆まもなく解禁!

2014-10-27 08:48:00 | ワイン

ボージョレ・ヌーヴォーより一足早く解禁を迎えるイタリア新酒のノヴェッロ、10/30(木)まもなく解禁です!

年々人気が上昇し、ご予約の方も多く、残数があと数本となりました。ご希望の方はお早目にご予約頂ければと思います。

再度ご紹介致しますね~

<イタリア>ファルネーゼ・ヴィーノ・ノヴェッロ2014 750ml ¥2,070(税別)

イタリアの権威ある5大評価誌「ルカ・マローニ」において、3年連続最優秀生産者に選ばれている「ファルネーゼ」。価格からは信じられないほどの激旨ワインを次々に生み出し、世界中で絶大な人気を誇っています。ファルネーゼの造るノヴェッロは、溢れんばかりの芳醇な果実味が魅力!ボージョレ・ヌーヴォーに比べ、酸味が穏やかで甘味とのバランスもよく親しみやすい味わいです。使用品種:モンテプルチャーノ、サンジョヴェーゼ

昨年も大好評で瞬く間に完売となりました

タイプの違う新酒の飲み比べも楽しいですよね ぜひお試しくださいませ

ボージョレ・ヌーボーも同時予約承り中です。