酒の三幸

閉店後もこれまで温かく支えてくださったお客様と繋がる場所として、ブログを継続させて頂きます。その後の生活やワイン情報等。

第36回三幸ワイン会のご報告☆

2018-05-28 16:38:45 | ワイン

お待たせいたしました~ワイン会のご報告です

今回は、前回までのブログにもご報告した通り、ルミエールワイナリー訪問をきっかけに、ルミエールアイテムで「日本ワインでイタリア料理を楽しもう!」をテーマに開催いたしました

2018年5月24日(木)午後7時半~ 粕谷のプリモピアットさんにて

2010年以降、日本ワインも海外に輸出されるようになり、日本のワイナリーそれぞれに生産地の特性を反映させつつ、世界で通用するワイン造りに情熱を傾けており、その著しい品質向上には驚かされることしばしば!今回のワイン会を通して、日本ワインの素晴らしい進化を感じて頂ければ幸いです。

初めに日本で造られるワインの呼び方についてのご説明を、

「日本ワイン」と「国産ワイン」、この二つ同じようで実は違う意味があります。

「日本ワイン」とは、国産ブドウ100%使用し国内で製造されたワイン、「国産ワイン」とは、海外から輸入したブドウや濃縮果汁を使用し、国内で製造されたワインを意味します。

ワインの品質向上、ブランド力向上を意識して、この「日本ワイン」という呼び方が、最近では多く使われるようになりました。

 

では、スパークリングワインから、

ルミエールワインは、裏貼りラベルの説明がとてもわかりやすく、皆さんにはその説明に触れながら、ワインを味わって頂くことにしました。

ルミエール・スパークリング甲州2015 ¥2592(税込)

 

甲州らしい、穏やかな果実香と、スッキリした飲み口が魅力です

ルミエールワイナリーでは、スパークリングワインは全て瓶内二次発酵製法で、こちらは1年熟成ということで、泡立ちのキメ細やかさがとても印象的でした。

合わせるチーズは、スペイン北部・ガリシア地方産のアルスア・ウジョア、セミ・ハードタイプですが、もちもちした食感の柔らかいチーズです。 (写真お皿の一番右) 

 

ミルクの甘味とやさしい酸味が調和した爽やかな味わいにスパークがマリアージュ

チーズは体に必要な栄養素がぎっしり詰まった栄養食品ですが、唯一食物繊維とビタミンCが欠けています。なので、チーズを野菜やフルーツと一緒にいただくとバランスが良いので、

今回は、仕事先で見つけた白ワイン・スパークリングワイン用のおつまみ「カボスピール」を添えました。

予想以上に皆さんに好評で、嬉しかったです

  

大分県豊後大野産のカボス、夏収穫した青い「爽緑」と晩秋に収穫した黄色の「完熟」の2タイプ、

甲州スパークには、キレのいい酸味とほろ苦さのある「爽緑」が合いました

ここで前菜の登場 

「新鮮ブリのカルパッチョ、フルーツサラダ仕立て、みかんドレッシング」

まあ、美しい 季節にピッタリな感じです 

ブリのお刺身を塩麹とパイナップルでマリネして寝かせ、オレンジ、甘夏、ルビーグレープ、リンゴ、二種類のぶどう、セルフィーユ、ディルス、プラウトをサラダに、かき混ぜて召し上がってくださ~い

合わせるワインは、

プレステージクラス・オランジェ2016 ¥2160(税込)

 

オランジェとは、フランス語で「オレンジ色の」の意味、今話題のオレンジワインです。裏貼りの説明にもあるように、赤ワインの醸造法(皮ごと醸す)で造られた白ワインのことで、果皮や種から引き出した色素や風味が付加され、色濃く豊かな味わいになります。鮮やかなオレンジ色が美しいですよね 柑橘系果実、桃、梅、リンゴの蜜を思わせる香りと丸い口当りの爽やかな味わいがマリネとバッチリ相性良かったです 先ほどの黄色いカボス「完熟」やチーズ「アルスア・ウジョア」にもピタリとはまりましたー

 

さて、次は赤ワインに入ります

プレステージクラス・カベルネフラン2015 ¥2700(税込)

  

カベルネフランといったら青っぽい香り、よくピーマン香などと形容されますが、今はこの香りがあまり感じられないものも多い中で、こちらは品種特性をしっかり打ち出したルミエールらしい味わいです。

渋味は柔らかくなめらかな口当り、ベジタブルな青い香りがアクセントとなりピュアな赤いベリー、チエリーの果実風味が前面に綺麗に感じ取れる味わいです。合わせるお料理は、「サーモンと春菊のジェノバ風ソースのスパゲッティ」、このグリーンのトーンが、新緑の美しい今の季節、ワイン、お料理と調和し、今回のワイン会のサブテーマといってもいいかもしれませんね~

もうひとつのチーズとも合わせてみました、前の写真のお皿真ん中のチーズです。

オランダのゴーダ3~4ヶ月熟成・農家製

ゴーダにしては珍しい農家製(牧場主が所有する牛のミルクを使い、同じ農場内の製造所で造られたチーズ)、手作り感のあるほんのり塩味と熟成により生まれたナッティな風味が魅力です チーズの塩味は赤ワインの果実味をより豊かに感じさせてくれます 

 

今日の締めくくりは、ルミエールのフラッグシップ、シャトールミエール 赤 2013 ¥4320(税込)

 

私がワイナリー訪問の際、ランチしたレストラン「ゼルコバ」でいただいて感動したワインです

まさに世界を視野に入れて造られたボルドータイプ、使用品種はメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、タナ、説明に「晴天の続いた2013年」とありますが、まず欧州系品種使用でこの色付きの濃さに驚き、続いて見事なブレンド感、メルロー主体らしい凝縮した黒系ベリーの果実風味に、カベルネS、タナから得られたキメ細やかなタンニン、スパイス、若干の青い香り、土壌由来の香りが複雑性を感じさせ、全ての要素が見事に調和し口当りはまろやか、まだアフターに感じる酸味がフレッシュで、寝かせるともっと柔らかさがアップしそう、熟成のポテンシャルを兼ね備えた逸品です

合わせるメインは、

「国産豚のスペアリブの赤ワイン煮込み」

全面を香ばしくローストしたスペアリブを、大根、ズッキーニ、スナップエンドウなどの野菜とフルーツで赤ワインと一緒に煮込んだもの、

牛肉使用ではない変化球メニューをお願いしましたー

ソースが深い、お肉が柔らかい、うーん 絶品です

ワインとの相性も予想通りグーッグーッ

もちろん、熟成ゴーダのナッティな風味にもすんなり合いました~

 

ここで、参加者の方から差し入れワイン登場ですぅ わーい

チリのオルサーダ・カリニャン2015

チェリーやスミレを思わせる心地よい香り、チリらしい凝縮した果実味に柔らかいタンニン、アフターにほどよい酸味を感じ、綺麗にフェイド。。。酔いが回ってラフなコメントでごめんなさいm(__)m

スペアリブにはもちろん!、シャトーメルシャンとともに最後のデザートと一緒でも美味しく楽しめました

「チョコレートのテリーヌ」

ミシュラン二つ星のイタリアンレストランのレシピだそうです。ふんわり、やんわり、でも深~いチョコデザートでした

 

今回のワイン再登場です

ワインさん達にも拍手 美味しく楽しいひとときをありがとう

そして、皆さんと イェ~ィ

 

いつも思うのですが、ワイン会の最後に撮る写真、皆さんほーんとイイお顔なんですよね~、私の思い込み イヤイヤ

美味しく楽しく心満たされた表情であると、私は信じています

そのお手伝いが今回もできたなら、私はとっても幸せです

ご参加くださった皆様、ご協力頂いたシェフの八幡さん、

お忙しい中、貴重なお時間を頂き、遅くまでお付き合い頂き、心から感謝申し上げます。

ありがとうございました

 

以上、ご報告です。

次回のテーマは、何にしましょうか、ねぇ~。。。


ワイン会のご案内☆

2018-05-15 17:41:11 | ワイン

前回のブログでも触れましたが、ルミエール・ワイナリー訪問をきっかけに、感動が冷めやらぬうちに、

ルミエールアイテムでワイン会を下記の通り企画いたしました。

日本ワインにご興味ある方、ご都合よろしければ、ぜひご参加くださいませ。

 

 テーマ:日本ワインでイタリア料理を楽しもう!

 日 時:2018年5月24日(木)

 会 場:プリモピアット  世田谷区粕谷4-14-4 TEL.03-3326-2386  最寄駅:京王線 千歳烏山駅

 会 費:6500円

 

 <セレクトワイン>

  🍇ルミエール スパークリング 甲州2015

  🍇プレステージクラス オランジェ2016 (甲州から造られた今話題のオレンジワイン)

  🍇プレステージクラス カベルネフラン2015

  🍇シャトールミエール 赤2013 (メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、タナ)

 

 皆様には、それぞれのワインに合わせたお料理やチーズとともに、マリアージュをお楽しみ頂きます。

 私がご案内させて頂きます。

 

 ご参加ご希望の方は、プリモピアット 八幡さんまでご連絡くださいませ。

 

   JSA認定ワインアドバイザー、JSA認定ソムリエ、CPA認定チーズプロフェッショナル  吉岡幸子

 

  


ルミエールワイナリー・レストラン「ゼルコバ」にてランチ☆

2018-05-15 15:52:06 | ワイン

さて、ワイナリー併設のレストラン「ゼルコバ」でのランチでは、お料理とルミエールワインとのマリアージュを堪能いたしました

「ゼルコバ」とは、「ケヤキ」の学名だそうです。

お店のデッキに出ると巨大なウロがあり、900年に渡ってルミエールを開いた降矢家の屋敷を見下ろしてきたウロだそうで、「自然を敬い、自然を畏れ、伝統に学び、ワインを愉しむブティックワイナリー」ルミエールのシンボルになっています。

レストランでは季節折々の地元食材を用いて、バターは多用せず自家製ワイン、ヴィネガー、ピラン塩で調理、目に鮮やかで身体にも優しいお料理を提供してくださいます。

事前予約で、コースメニューをオーダーいたしました。

まずは、「ルミエール特製赤ワインベーコンと健美鶏 春キャベツのポーピエット」

赤ワインベーコンは手作り感のある温かみのある味わい、サッパリとした味付けのアクセントになっていました。

ワインは、グラスで2グラス違うものをオーダー、家族は量は飲まないので母と妹と私でシェア、(義弟はドライバーで申し訳ない。。。

カベルネフラン、タナ、ブラッククイーン、メルローから造られたしっかりとした味わいのロゼ・スパークリングと甲州から造られた香りの心地よいコクのあるオランジェ、今話題のオレンジワインです。

 

いずれも、お料理がボリュームアップしても適応できるワインです。

「南部で採れたタケノコと武川四八米のリゾット 新鮮な木の芽と共に」

お腹にやさしいリゾットでした、味付けも上品で。。。木の芽の香りが心地よく、オランジェとのマリアージュ最高~

 

「富士山麓牛ロースト 新じゃがフォンダン添え ブラックガーリックと葱オイル風味」

お肉の周りにチューブで搾ったような茶色い丸いかたまりが、ブラックガーリックソースです。この頃には、ワイングラスが空になり、ブラックガーリックと牛肉となると、濃い目のしっかりした赤ワインがどうしても飲みたくなり、

私が感動したテンプラニーリョにするかボルドータイプのシャトールミエール(メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、タナ)にするか迷いに迷って、シャトールミエールにしました

有料試飲コーナーで久しぶりにテンプラニーリョを試したとき、2年前に飲んだときよりもエレガントに感じられ、私としては初めて飲んだときのような果実の凝縮感がもう少しほしかった印象で、おそらくヴィンテージにより味わいが若干異なるのでしょうね。

よりしっかり感を期待して、まだ試したことのないワインを。。。

食べることに夢中になり写メを撮り忘れました~、ごめんなさい🙇

色付きが期待以上に濃い目、黒系ベリーとスパイスの心地良い香り、口に含むとミネラルやカベルネ由来の青っぽいニアンスも上品に感じ取れ、豊かな果実味に細やかなタンニンが溶け込みバランス良くなめらかな口当り、まだまだ熟成のポテンシャルの高いお味でした。

なんといっても、ブラックガーリックを付けたお肉とワインとの相性が抜群に素晴らしく、幸せ感じましたね~

こういう時間って必要だなぁと、つくづく思いました。

自分がお客様になって、ゆっくりとワインとお料理を堪能できる時間、心も身体も癒されましたぁ

デザートは、「黒富士農場の卵で造った抹茶のクレームブリュレ チョコレートシャーベット」

抹茶のブリュレがシャーベットに支配されていて見えなかったので、食べかけ写真でスミマセン!

黒富士農場では、鶏が放し飼いだそうです。のびのびと育った鶏の濃厚な卵と抹茶のコラボにシャーベットのチョコ風味がアクセント、見た目よりも後味サッパリでした。「韮崎でエイジングされたコクテル堂のコーヒー」と一緒に楽しみました

ワイナリーでの滞在時間は4時間半ほどでしたが、凝縮された楽しさ溢れるひとときを過ごさせて頂きました。

次回のワイン会の構想がどんどん湧き上がり、ワインもたくさん購入してまいりました

また、ワイン会のご案内もいたしますので、ご興味ある方は、ブログをご覧くださいませ。

以上ご報告でした。

 

 


ルミエールワイナリー訪問☆

2018-05-14 18:25:42 | ワイン

GWのイベントパートⅡは、念願だったワイナリー訪問🍇

2年前のFOODEX(国際食品・飲料展)で飲んだルミエールのテンプラニーリョの色濃くまろやかな味わいに感動して、いつか行ってみたいなぁと思っていたのですが、興味を持ってくれた母と妹一家と一緒についに実現いたしましたー

到着してすぐにワイナリー見学ツアー1時間コースを予約、見学までの待ち時間30分ほどを利用して有料テイスティングを楽しみました

通常はプリペイドカード利用でお好みのアイテムと容量を選びボタンを押すと自動的にグラスに注がれるシステムですが、見学コース予約の方は料金を後精算できるカードが利用できます。全部で20アイテム程だったでしょうか? 一番少量で30ミリ100円からなので、けっこうトライできてしまうのです。私だけでなく母も勝手がわかると次々と試し始め、お会計したらナント!4100円にまでなってしまいましたー 

でも、今年80歳になった母がまだワインを美味しいと感じ、楽しめている姿を見てとても嬉しかったですぅ

さて、見学ツアー1時間コース、スタートです

まずは、畑から、

ご覧のように、草ぼうぼうですよね、母は親戚のマンションのお掃除やお庭のお手入れ等のアルバイトをしており、根っからの綺麗好き、

真っ先に「なんでこんなに草を生えたまんまにしてるんですか?」と質問、実はナイスクエスチョン

実は大切な意味があるんですよね、一番の理由は、日本は梅雨や台風の影響で雨が多い、水分を多く含んだブドウは凝縮度を欠いた水っぽい味わいになってしまう、そのため草が水分調整の役割を果たすのです。草生栽培といいますが、他にもブドウの根が地表に這うのを防いだり、微生物環境を整えたりと様々な利点があります。ルミエールさんのモットーである自然の力を生かしたブドウ栽培ですね。

雨対策としては、もうひとつ、写真の三角形のワイヤーに雨除けシートを張り、果房を守るのだそうです。

ブドウ樹の脇にバラの木が植えてあります。デリケートなバラは病虫害のサインを真っ先に知らせてくれるのです。

今、棚仕立ての甲州種、まさに展葉、新梢伸長期。開花前のブドウの赤ちゃん達も見られます。

カベルネ・ソーヴィニヨンは、垣根仕立て。

その他、メルロー、ミルズ(バラ、ライチなど豊かな香りが特徴の白ブドウだそうです)、テンプラニーリョなども見られました。

 

次に施設内に、

明治時代に造られ国の登録有形文化財に指定されている石造りの発酵槽があります。石はワイン色に染まっています。

  

ワインの抽出口です。

 

今もいくつかの発酵槽で当時と同じ独特の醸造方法で造ったワイン「石蔵和飲」が販売されています。

地下貯蔵庫は、一部以前使用していたコンクリート製貯蔵槽を壊して樽を収納しています。ひんやりとして一年通じて温度が保たれているそうです。

 

続いて工場内に、幸運にもスパークリングワインの瓶詰め作業を拝見することができました。

 

ルミエールさんのスパークは全て瓶内二次発酵。澱を瓶口に集めるための台、ピュピトルもありました。

作業は、瓶口を冷却し澱を除去、次に目減り分を同じスパークリングワインで補充(ルミエールさんは全てのスパークリングワインにこの方法を取っていらっしゃるとのこと)、最後に打栓の一連の流れを拝見、冷却した澱を除去する際に発する大きな音が印象的でした。

こちらは、スティルワインの瓶詰め作業、オートメーション化されていました。

見学は以上で終了、

売店に戻る通路で素敵なものを。。。

樽の廃材を利用して作られたフェンスです。湾曲したカーブラインもまたオシャレです

地下の貯蔵庫もそうですが、古いものの再利用が随所に見られ、ものを大切にするルミエールさんの姿勢にとても感動しました

さーて、お腹も空いてきたとこれで、併設レストラン「ゼルコバ」で、リッチなランチでーす

次のブログでご紹介いたしますね~


地元にてミニワイン会☆

2018-05-10 09:55:38 | ワイン

GWは仕事柄繁忙期でもあるのですが、今年は4月後半から仕事の合間にリフレッシュ休暇を入れて、メリハリ!(大事ですよね~)つけての充実した日々を過ごすことができました

 まずは、いつもワイン会を開催させて頂いている粕谷のプリモピアットさんにて、地元の皆さんとミニワイン会

仕事で試飲して気に入ったワイン、インポーターさんおすすめワインを持参して、ピアットさんのワインと合わせて、メニューから選んだ美味しいお料理とマリアージュを楽しみましたー

 

 白ワインは、ピアットさんおすすめ、珍しいモルドバの「ラダチーニ・ブラン・ド・カベルネ2016」、名前のごとく赤品種のカベルネ・ソーヴィニヨンの白バージョン、

  

想像してたよりも色付きが淡く、驚きましたー

口に含んだときに様々な風味の要素が繊細に感じ取れます。黄色みの濃い果実、白桃、南国フルーツなど、奥に少しグリーンの爽やかさやミネラルも感じ取れ、ボリュームが豊かというより、繊細だけれど奥行きがあり何か深さを感じさせてくれる、喉越しはキレ良く、素直に美味しい!ワインでした。

お料理は、ピアットさんお馴染の温野菜はじめ食べたいものをいろいろオーダー。。。。

 

サクサク!イワシのコンフィのソテーも絶品

 

みんながハマったのがシンプルだけどやめられなーい 香ばしいヤングコーンのソテー!

香ばしさと程よい塩味が赤ワインにもマリアージュ、グーッでした

赤ワインいきまーす

イタリア・トスカーナ州キャンティ地方で造られるサンジョヴェーゼ100%のオーガニックワイン、レストラン向けに卸しているワインで、百貨店催事以外小売販売されていないものです。

通常のキャンティと異なり、華やかな赤いベリーよりもチエリー、黒系ベリーの風味が強め、凝縮度も高くスパイシーで樽風味もきいています。アフターはコーヒーを飲んだ後の様なビター感が感じられます。

こういう赤ワインを飲むとお肉が食べたくなりますよねー

やわら厚切りベーコンのソテー、ベーコンの塩味がワインの果実感をアップさせ、ワインの酸味、渋味、苦みがベーコンの脂をサッパリさせてくれます。

アンガス牛のおつまみステーキ!和風ソース、

 

赤ワインにステーキは定番メニューですが、このおつまみサイズがまたいいんですよ、ねっ

ちょっと、お腹にたまるものを。。。

野菜たっぷりのパスタは、栄養バランスが良くて、お腹も気持ちがイイ

 

次なる赤ワインは、スペインの固有品種ボバル主体の重口タイプ「ムスティギーリョ・メスティス2015」

 

スペイン国内でも入手困難で、ワインショップで見かけることもほぼないという幻の生産者が手掛けるワインだそうです。

ボバルは、最近スーパーでも安価なものが売られるようになり、徐々に日本の輸入量が増加しているようです。個人的には、酒屋時代から注目の品種でした。なんともエキゾチックなムードが魅力で

樽のニアンスと黒系ベリーの風味がバランス良く溶け合い、タンニンは繊細、東洋系のスパイシー感がアクセントになっています。さらにメルロー、カベルネソーヴィニヨンとのブレンドにより、果実の凝縮度も高まり、口に含んだときに感じるまろやかで厚みのある果実感はまさにメルロー由来、アフターに感じるスパイス風味に融合する細やかなタンニンがカベルネ由来かなと感じました。絶妙なブレンド感です

このエキゾチックなム―ドのある赤ワインとして、特別メニューから熟成肉の一口ステーキを

ステーキの食べ比べができてしまうなんて、なんて贅沢なんでしょう

肉の酸味と複雑性アップで、ボバルより若干酸味が強めのサンジョヴェーゼにもマリアージュ

2アイテムの赤ワインの樽風味から引き出すと、

ブリのカツレツなどもあうんですね~ 臭味もなくサクサクとした香ばしさでワインもグラスが進みますぅ

みんなで感動

さて、お腹はいっぱいだけど、デザートも食べたいし、ワインももう少し飲みたいし。。。

で、デザートに合う赤ワインを追加でオーダー、デザートも各種オーダーでシェアすることに

選んだワインは、「ルナ・アルジェンタ・ネグロアマーロ・プリミィティーヴォ」イタリア南部プーリア州で造られる土着品種2種のブレンドワインです。ドライフルーツを思わせる凝縮度の高い果実味、甘いスパイス、細やかなタンニンが味わいを引き締めています。甘やかな果実味がデザートとも相性がヨイはず!ということで、試してみました。

デザートは、

セミフレッド(チョコ、ナッツ、ドライフルーツがたっぷり詰まった冷たいお菓子)

ワインの風味にピッタリなドライフルーツ入り、樽由来の風味もナッツやチョコとマリアージュ、口溶けのよいクリーミーな味わいを楽しんだあとは、ワインの渋味が口中をサッパリさせてくれます。

セミフレッド・カッフェ

これは、みーんな感動のマリアージュでした

コーヒー風味が、ワインの樽由来のビター感、バニラ風味と重なり、美味しかったです

 

フルーツたっぷりのクレームブリュレ

こちらも、フルーツのベリー感とキャラメルースの香ばしさが、ワインの風味にピタリはまります

赤ワインでも、デザートとのマリアージュ、充分に満喫できましたー

意外とワインの樽風味もデザートとの合わせにキーになるんだなぁと学びました。

 

飲み干したワインが勢揃い、

そして、私達、イェーイ 

皆さんとご一緒に至福のときを過ごさせて頂き、感謝感激です

みなさ~ん ありがとうございました