さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

今年のふわふわまんまる。

2013-02-14 15:16:54 | Weblog


ちょっぴり日差しが降り注ぐ籐椅子の上で、猫の殿が丸まっています。このまま抱き上げたらどれだけ気持ちのいいことでしょうか。しかしですよ、ちょっとでも触れると、この形は崩れてしまうんですね。いくら丸めてもこの形にはなりません。ぬいぐるみじゃないんだから。だから、そっと、そーっと、見守ることにします。殿は、どんな夢を見ているのでしょうか。まんまる雲の上に載って、ふわふわ浮いている。そんなことはないんです。ごはん、かつお節、おいしいさかなの切身、ちりめんじゃこ。などに囲まれているのかなあ。気持ちいいんですねえ。起こさないよう、そっとしておきましょう。ふわふわのねこまんじゅうでした。

チョコレートは旅立った。

2013-02-13 15:13:44 | Weblog


その日は部屋中に甘い匂いが満ちていた。チョコレートの匂いだ。菓子用のチョコレートを買ってきて、それを溶かしている。妻がドンクで買ってきたバゲットを1センチ厚にスライスして、それにバターを塗り、塩パッパでオーブンで焼き上げ、それがラスクとなる。このラスクだが、材料となるバゲットの違いで、だんぜん香ばしさが、おいしさが違うのだ。妻も私も、ラスクの材料としては、ドンクのバゲットが一番おいしいと思っている。そのドンクで、一回に焼き上げるバゲットは4本が限度だそうだ。はい、その4本をこのためにすべて買い占めました。そのラスクに、妻はチョコレートを塗っている。見た目は、まあそんなものかな。でも、頭で想像するとおいしいんだよね。子供の頃、チョコがかかったドーナツを食べるときは最高の幸せだった。普通のドーナッツの何倍も何倍も幸せでおいしかった。なんで、いつもドーナッツにチョコをのせてくれないの、と思ったくらいだ。で、夜になってから、妻のチョコ乗せラスクをかじった。ラスクだけもおいしいが、チョコ乗せラスク、とってもおいし~い。そうだ、これはあの感覚だ。昔、グリコでプリッツという細長いスナックが登場した。それはそれでおいしかったのだが。次に、そのプリッツにチョコをコーティングした菓子、ポッキーが登場した。これが、今までの概念を越えてとってもおいしかった。妻のチョコ乗せラスクは、その時の感激を思い出す。そして、そのチョコ乗せラスクは、旅立っていった。明日、つくからね。お楽しみにね。私はお先に、ちょっぴりいただいちゃいました。

小林秀雄を、読んでいる。

2013-02-12 18:58:03 | Weblog


先週、奈良市立中央図書館に行った折に、小林秀雄の本を借りてみた。小林秀雄なんて長い間、読んでいない。だって小説でもないし、ちょっと難解な随筆だから、全く手を出すこともなかった。何で借りてみようという気になったかというと、大学入試のセンター試験、その国語の問題として、小林秀雄の短編、「鐔」から出題されていたからですよ。図書館に行くと、なんとその本はあった。だから、借りたのだが。で、今年のセンター試験の国語は、例年より平均点が下がったそうだ。難解な文章の小林秀雄が出題されたからだという。私も受験生だった頃、小林秀雄をたぶん読んだと思う。とっくに忘れている。それは、さっぱり頭に入らなかったからだ。当時の私は理科系頭で、国語や英語は苦手科目だった。だから、小林秀雄に手をつけても理解できない。それだったら、好きな数学、物理、化学を伸ばせばいいじゃないかと、結局は国語などあきらめてしまった。しかし人間、歳を重ねれば国語力がそれなりにつくものだ。というよりも、友人は、私があまりにも本を読まなかったことを指摘するが。もういまさら遅いし、遠い昔のことだ。で、遠い遠い記憶を手繰り寄せるように読んでいる。少しはわかる。歳の功だ。ところで、小林秀雄は奈良にいたことがあるらしい。詳しくはわからないが、昭和4年から13年まで志賀直哉が高畑に住んでいたときに志賀邸へ出入りしていたらしい。で、また、私がもう一冊借りている本が、入江泰吉自伝だ。入江さんが戦後の奈良で仏像の写真を撮り始めてから、東大寺の住職になっている幼友達、上司海雲と交友が始まったらしい。この住職がいる観音院に、志賀直哉、會津八一、小林秀雄、広津和郎、亀井勝一郎、吉井勇、棟方志功などが訪れ、芸術サロンのようになっていたと入江さんは記している。一旦奈良を離れた志賀直哉も戦後は度々、奈良を訪れていたんですねえ。その頃の奈良はもっと魅力があったのかなあ。奈良の高校生は、志賀直哉、小林秀雄、亀井勝一郎とかは完璧なのかもしれないねえ。大学受験も今が決戦。失敗すれば、来年があるさ。

合点がいった、橿原市のエレベーター事故。

2013-02-11 23:19:22 | Weblog
奈良県橿原市の県文化会館でエレベーター事故が起こって、なんと13人もの女性が閉じこめられて、かわいそうに気の毒に、とんだ災難とご同情申し上げておりました。で、今日の朝にはその新聞記事が載っていました。状況はこのようです。当日は市民グループによるオペラコンサートが開かれていて、閉じこめられた方々は、コンサートで歌えなかったそうです。さらにさらにのお気の毒です。まず、14人が3階からエレベーターに乗り込んだ。すると定員超過を知らせるブザーが鳴って、それでひとりは降りたそうです。で、ドアが閉まって下降したけど、3階と2階の途中でドーンという衝撃とともに停止したそうです。そこから1時間20分閉じこめられたとか。災難ですね。で、新聞記事によるとさらなる事実が判明しました。エレベーターは定員11人、制限重量は750キロですだったそうです。えっ、そんなに。なにか、おかしいぞ。この事故の原因は、明らかな重量オーバーです。おばさんが13人ですよ。ひとり60キロとしても780キロでオーバーですよね。この日は、オペラコンサートだったといいます。オペラって、声量のしっかりした人が歌うものです。それにオペラ歌手って、皆さん体格がとてもりっぱです。あのカラダがあるからこそホール全体を揺るがすような声で堂々と歌えるのでしょう。そんなオペラおばさんが、どどどどーっとエレベーターに突撃されたからにはたまったものではありませんねえ。そんなオペラおばさんだから、体重はもっともっとあったでしょう。おまけにおばさんといっても、奈良ですから、ただのおばさんではありません。関西のおばちゃんです。厚かましい、自分勝手の、決して遠慮のない、史上最強の関西のおばちゃんです。定員も制限重量も見ないで、詰め込むだけ詰め込む。スーパーの袋詰め放題じゃあるまいに。重くって、屈強な性格のおばちゃんが定員を軽くオーバーすればエレベーターなんか、たわいもなく壊れるということですね。私も、ファミレスに入ると、おばちゃん4人組の近くには座らないようにしています。おばちゃんのやかましさは食事をまずくしますから。それにしても、階段の2階ぶんくらい歩けばいいのに。あ~あ、おばちゃんたち、エレベーター壊しちゃった。でも、おばちゃんたちは、自分たちがエレベーターを壊したとは思っていないでしょうね。それが、関西のおばちゃんですから。うかつに近寄るとこちらが壊されますからご用心ご用心。

おいしいキムチは「ヒョナちゃんの店」で。

2013-02-11 14:36:52 | Weblog


そうそう、八色市場で買ったキムチの話です。おっと、八色市場って、正しくは「八色にぎわい市場」という名前だそうで、省略してごめんなさい。その八色にぎわい市場で、土曜日と日曜日の午前9時から昼くらいまで店を出しているキムチ屋さんが「ヒョナちゃんの店」というわけです。普段は、奈良県の法隆寺インターの近くにお店を出しているとか。このヒョナちゃんというおばさんは韓国の人で、日本語がペラペラなんですが、ちょっとなまっている。歳はいくつでしょうか。それにしても肌がつやつやして、輝いている。普段から食べているものが違うんですね。だから韓国の人は綺麗なんだ。で、ここで買ったのはキムチだけではありません。白菜キムチ、カクテキ、巻き寿司、チヂミも。そのすべてがおいしかった。本当におすすめですよ。ところで、後日、妻は法隆寺・安堵町の「ヒョナちゃんの店」まで車で行ってきた。ネットで調べると、「ヒョナちゃんの店」が食べログに載っていたのです。もちろん、その日の夜も、キムチ鍋になりました。おいしいから飽きることはありません。残りはしっかり冷凍室で保存。とっても辛い~、でもとってもおいしい~。奈良って探してみると、意外とおいしいものがいっぱいあるんですね。志賀直哉先生も、この時代まで生きていれば見直したでしょうに。

「ヒョナちゃんの店」は電話してから行くといいですよ。「ヒョナちゃんの店」の食べログです。
http://tabelog.com/nara/A2902/A290203/29004564/

ついでに「八色にぎわい市場」のアドレスも。
http://www.yairo-nigiwai.com/

キムチ鍋のすすめぇ。

2013-02-09 16:15:30 | Weblog


ここんところ寒さがぶり返してきましたねえ。寒いときは鍋なんですが。で、鍋といってもいろいろありますが。汗をかきながらハフハフして食べる鍋って、キムチ鍋がおいしいですよね。キムチの他に、白菜、豚肉、豆腐、椎茸、葱などなどを入れるだけで、おいしくなる。もちろん、最初っから昆布を敷いて、出汁はとってあるんですが。カラダが温まるね、おいしいねなどと言いながら、妻は額から汗をダラダラ流している。私も、ときにはセーターなんかを脱いでいる。本当に、キムチ鍋はすぐに温まって、おいしいものだと思っていました。ところが、1カ月前に奈良市からほど近い、木津川市にある八色市場で、土曜日と日曜日の早い時間だけ出しているキムチ屋さんでキムチを買った人からお裾分けをもらった。そのキムチがあまりにもとってもおいしすぎて、その味が忘れられなくって先日の土曜日に買いに行きました。そのキムチを使って鍋をしたのです。これはもう大声で、おいし~、と叫びたくなるほどおいしい。比べると、普通のスーパーで売っているようなキムチはまるでカスのような味気ないものです。味の本場と言われる、大阪の鶴橋で売っているキムチよりもレベルが高いと思うおいしさです。そんなキムチを使って鍋をするから、おいしいのは当然ですね。どうおいしいかって。とっても辛いけど、とっても甘いのです。シャクシャクと噛めば噛むほど、旨味が口の中に広がってきます。そのキムチはキムチで当然おいしいのですが、鍋の中の白菜や豚肉、豆腐、葱まで、一緒にしっかりとおいしくしてくれるのです。これを食べてしまったからは残念ながら、もうスーパーで売っているようなキムチは食べられないでしょう。大量生産のものは、大量生産ゆえにやっぱりその程度の味でしかない、ということですね。また木津川市の八色市場に行かなくては。

妻が撮した1月の写真、鹿の巻。

2013-02-08 15:44:15 | Weblog


奈良市立中央図書館に行く途中、猿沢池の側にある五十二段の階段横で歩いている鹿を、車の中から妻がパシャッと撮った。鹿って枯れた芝生と同じ色をしているんだなあ。保護色ったって、夏も緑になるわけではない。お尻の方に白い斑点がうっすら見える。もう夏毛に変わりつつあるのか。それとも、冬毛が浮いているのか。鹿の冬毛もポコポコと抜けるのかしらん。今度、見かけたら降りて触って、抜いてみようかな。ま、その代わりに鹿せんべいをあげてね。我が家の陸も犬だけど、もうちょっとすると冬毛が抜け出すよ。しかしながら、今日は寒いね。奈良は雪が舞っていました。皆さん、おカラダには気をつけて。妻はちょっと風邪気味です。

机の下のポリタンク、暖かい。

2013-02-07 16:09:53 | Weblog


まだまだ、寒い日が続きますねえ。寒いけど、私の足元はぬくぬくです。その秘密はポリタンク。実はこのポリタンクの中に、熱湯を入れてあるんです。いわば、ポリタンクの湯たんぽといったところでしょうか。ポリタンクは20リットル容器で、湯はやかん6リットル1回分しか入れていないんですけど、これが十分に暖かい。最初は熱いので、毛布か膝掛けを被せておきます。するとそこからもわっと暖かい空気が上がってくる。2時間くらいは十分に持ちますよ。ぬるくなれば次のお湯をつぎ足す。すると、また暖かさが復活です。最初、ポリタンクを購入するとき色を考えたのですよ。青だと寒々しいし、やっぱり赤だと暖かく見える。もちろん、ガソリンなんて入れませんから。ストーブよりは安全でしょ。たとえば、ストーブにかけたやかんのお湯を使えばいいのですから。ポリタンクを使ったでっかい湯湯婆、ぜひお試しくださいね。何年か前に、そんなネタを書いたような。ま、いいかあ。

殿はキャメラマン。

2013-02-06 14:52:47 | Weblog


食事が終わってテーブルに座っている妻。その足元に猫の殿が歩いてきた。妻が殿を引き上げて、膝の上に抱っこした。私が膝の上に抱っこすると、直ぐに嫌がって逃げるくせに、妻の膝というか、太ももの上は気持ちいいのだろうね、大人しくしている。で、殿の前にデジカメを持っていった。このほぼハゲハゲのデジカメはニコンクールピクスP5000に、アダプターリングを付けて、その上に交換用のワイドレンズを装着しています。もう6年近く使っているなあ。はい、殿ちゃん、シャッター押して。押すわけないけど、殿はカメラマンポーズで。はっきりいって親バカですね。さて画面をトリミングしたけど、とうしても妻の分厚い顎が切れなかったなあ。ま、しょうがないか。惜しいけどねえ。殿、かわいいのに。

妻が撮した1月の写真、氷の巻。

2013-02-05 16:09:57 | Weblog


今年の元旦、つまり1月1日午前7時30分頃にこの写真を撮影しています。ちょっと気になったのは、そう、写真に写っている白いのです。プラスティックのゴミ?まさか、お正月の初めから、ゴミが散らばっているって、なんだかね。でも、違うようです。ひょっとして、氷?妻に聞いてみました。やっぱり氷だそうです。結晶じゃないでしょうけど、水が凍っていくとき、こんな幾何学的な図形を描くんですね。下の地面はアスファルト。だから、水たまりがあって、冷えた夜中に氷が張って、残った水は氷になる前に蒸発していったのだと考えられます。火星の表面も、水が蒸発して、こんな感じに氷だけが残っているのかもしれませんねえ。枯れ葉はやっぱりゴミでしかないのか。土の上ではなく、アスファルトの上に落ちてしまった。土の上なら、ゆっくりと朽ちて土に帰れるのに、アスファルトの上だもんだから掃かれてゴミになっちゃうんでしょうね。妻が撮した1枚でした。