さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

やけどにアロエ。

2008-01-21 14:43:36 | Weblog
数日前、入浴中にちょっとした不注意で火傷をした。風呂は追い炊きのできる釜タイプではなく、熱湯を蛇口から注いで水と混ぜて適温にするタイプだ。なんせその湯は深夜電力を使って沸かしていますから。

その蛇口から出ている熱湯に、カラダをひねった時、右腕が当たってしまった。反射的に腕を引いたが、もう遅い。だんだんとじくじく痛み出す。もう湯につけられない、痛む。今度は水を出して、桶で痛む右肘部分を冷やす。あー心地良い。

ちょっとした不始末を後悔しても、もう遅い。一瞬一瞬に気をつけなければ。風呂から上がって火傷を妻に見せると、玄関脇のアロエを取ってきた。もう我慢できなほどジーンと、ズキズキ痛む。妻は5センチ幅に切ったアロエを中から裂いて2つに割り、アロエの肉の部分を火傷に当てて応急処置とした。

じくじくする痛みが腕にまとわりついている。痛みが頭から離れない。ああ後悔。食事が済んで、テレビを見たりして気を紛らわす。その内に、だんだんと痛みが気にならなくなってきた。もちろん痛いけど、確実に和らいでいる。恐るべし、アロエの威力。火傷にアロエというけれど、はっきり言って鰯の頭も信心からで、あまりあてにはしてなかったが、たいしたものだ。妻に言わせると、医者でさえアロエというらしい。火傷で医院に駆け込むと、庭にあるから持って行きなさいと。なるほど。

まる2日くらいをアロエで処置して、奈良へ行ったときは塗り薬を使った。その後は、もう放ってある。今は火傷の箇所がとってもかゆい。治りかけなのだ。今はその痒みを我慢の最中。それにして家にアロエがあって幸い、良かった。アロエ、大事にしましょ、まさかの時に備えて。猫の殿ちゃんは、妻が用意したアロエに興味津々。食べてもいいけどね。アロエって、トカゲのしっぽみたい。トカゲというより、恐竜かな、小さすぎるけれど。アロエと妻に、感謝です。

さすが京都、小雪がちらつく。

2008-01-20 13:17:01 | Weblog
17日の事になるが、午後の3時過ぎに京都駅を降りると、外は小雪がちらついていた。さすがに大分よりは、ずっと寒い。私たちは、急いでチェックインを済ませる。

ホテルの部屋は最上階の10階だったが、その風景はなんだか味気ない。なんで京都駅の上に、あんなものを作ったのだろうか。私からみれば、タダのでっかい壁。なんだかおぞましい感じもある。

その向こうにある、京都タワーも同感だ。確か、私が小学生の頃に完成したと思う。子供の頃は、かっこいいとか、登ってみたい、とか楽しみ的なものがあったのだが、大人になって、さらに50代くらいになるとだんだんと違和感を覚えるようになった。やっぱり、変。景観破壊とか、以前の問題だ。

さてさて、京都から奈良へ向かう。西大寺に降り立ったが、ここでも小雪がちらついている。奈良の冬空は、いつも冷たく感じる。ここからさらに電車に乗り換え、父や母が去年から暮らすマンションを訪れた。

母はよろよろとだが、杖なしで歩いていた。少し背中が曲がったか。しかし、11月病院に見舞った時からは、驚異的な回復力だ。まだ話す言葉尻にろれつの回らない部分が多少あるが、顔の表情も穏やかだ。脳梗塞発症後の母を、初めて見る妻も、この様子を見て驚いていた。そして喜んでいた。父も看病疲れで疲労はあるようだが元気。私たちは安心した。次の日は、あわただしく大分へ帰ったが、元気な顔を見ることができたのは何よりの収穫。寒い奈良と京都ではあったが、それだけが暖かかった。

ペットホテル1泊の陸を引き取る。

2008-01-19 14:01:28 | Weblog
さてさて、私たちは京都10時12分発のぞみ博多行。さらには小倉12時47分発のソニックで、午後2時過ぎにやっと大分に到着。できるだけ急いであげよう、というわけでタクシーを利用。タクシーには禁煙マークがついていました。だんだんと嫌がられるなあ。

2時30分すぎに家に到着して、玄関を開けると、向こうからフニャーフニャーと猫の殿が現れた。さっそく妻は殿をなだめます。ま、無事みたい。で、殿の餌はほとんど減っていない。妻が向こうからやってきて、陸の餌がかなり減っていると。普段は、犬用の餌をまったく食べない殿が、なんで陸のごはんを、不思議。私たちのベッドにも、そこで寝たと思われる形跡が。はいはい、もう返ってきたからね。

次は犬の陸をお迎えに。どんなっだったろうね、と車の中で話しながら。ほどなくペットショップへ到着。妻が係の人に様子を聞くと、今日の朝の散歩では、外に連れ出したもののそれ以上は動かずに座り込んだという。んこのしなかったとか。出しても直ぐにショップに戻りたがって、ものの5分ほどしか散歩ができなかったらしい。その様子がとてもかわいいんだって。みんなから。もう、ほんとに、気弱ですから。

ショップの奥の方から、様々な犬の鳴き声が聞こえた。みんなの前を通って陸君が連れ出されているのだ。ドアが開いて、陸君がなんとも情けない顔をして現れた。私たちには気付かず、まだおどおどしている。妻が、陸と呼ぶと、足元に駆け寄り顔をすり寄せた。私に気付くと、めったにないことだが、私にも顔をすり寄せて、ペロッとなめる。なんと珍しいことで。妻ははじめてじゃない、という。私たちは、ひとしきり彼になでなでをくりかえす。

ショップを出て、帰る途中で散歩に連れ出そうかと思ったが、どうも様子を見ているといち早く家へ帰りたい感じ。家へ到着する。少し玄関の戸を開けてやると、陸君はもどかしげに自分でガリガリと引き開け、リードを外そうとする私の手を振り切って、一目散に奥へと走り去った。洗面台の方から、ピチャピチャと音が聞こえる。見に行くと、台の下にある彼らの飲み水を、まだ執拗に飲んでいる。のどが相当渇いていたのだ。まだ飲み続ける陸から、そーっとリードを外した。おかえり、陸。ごめんね。夕方の散歩は、ちょっと長目にして、ゆっくりたっぷり歩いた。うんちも二度でたんまり。落ち着いたかな。陸と殿も1日おいての再会です。

明日は、夫婦で実家に里帰り。

2008-01-16 14:16:27 | Weblog
明日は、半月遅れの帰郷です。年末年始の混雑時期を避けたかったのと、お正月は二人と二匹で、のんびり過ごしたかったので。明日ということになりました。

いちおう1泊旅行となりますが、さすがに彼らは奈良までは連れて行けない。猫の殿ちゃんは、餌をたっぷり用意して、家でお留守番。

しかし、犬の陸君はそうはいかない。近所のペットショップにある、ペットホテルというものに預けることになります。明日朝の9時過ぎくらいに預けて、次の日の午後4時くらいを目標に迎えに行くつもりなのですが。

明日は預けられるとも知らずに、今日ものんびりと私たちのベッドでくつろぐ陸君。時間は丸一日とちょっと、ストレスがたまらなければいいのですが。

猫の殿ちゃんも、誰もいないからって好き勝手しないでね。まさか、冷蔵庫の中をあさったり、パソコンで遊ぶこともないでしょうけど。妻にとっては、去年の春に大分に移ってから、初めて家を空けることになります。1日だけ、なんだけど。みんな、いい子にしていてね。

お節から、お菓子。

2008-01-15 20:50:40 | Weblog
もうとっくのとうにお節は終わっているのだが、2~3日前まで、ご覧の菓子があった。

左は栗きんとんの材料で、お節に入りきらなかったものを、さらに、甘露煮のお汁、バター、生クリーム、卵を追加。火に掛けて軟らかくし、型にはめてオーブンで焼いた、という。

右は、栗の渋皮煮と、お節の残り物の栗きんとんを合わせたもの。同じく、バター、生クリーム、卵、さらに表面に卵を塗ってオーブントースターで焼いたらしい。それが右と左の違いだとか。なるほど、どっちも甘さが結構抑えられて、栗のほっこりさ、さつまいもが程良い餡の役目をして、これが旨い。

栗きんとんが結構多かったから、余ったのはどうするのだろうかと思っていたが、こういうお菓子になるとは思ってもみなかった。和菓子や洋菓子、スイーツなどと呼び方を越えたものが、自家製の手作り菓子にはあるのですね。美しいとは言い難いけど、どこか素朴。めったと作れないだろうけど、ほのぼのとした家庭的な味わいがあるものです。

50代の私たちって、子供の頃はそんなにスナック菓子がなかったから、さつまいもなどを使った自家製のおやつが結構あったと思う。私の友達に、スナック菓子を食べると身体の調子がおかしくなる人がいる。様々な添加物のどれかが身体に合わないのだ。もう今は添加物慣れしている人がほとんどだろうけど、無添加の自家製菓子がカラダには優しいかもしれないよ。簡単に言えば、さつまいものふかし芋でいいのですよ。

犬の陸君と、引き戸。

2008-01-14 14:15:31 | Weblog
殿ちゃんのことを書いたのなら、次は陸君のことを書かねば、平等に、というわけで。私と一緒に暮らして9カ月。朝の散歩は妻が。夕方の散歩は私がと分担して、時間を分け合っている。ワンチンコンチンが旅立って2カ月。できるだけ陸君を寂しがらせないようにしてきたつもりだが、ちょっぴり甘やかせ気味になってきたかのかも。

寒い冬になると、特に妻の後を追っていく。夕食が終わった後、妻はテレビのある部屋に行く。しばらくすると、私たちのベッドの上から、陸はその部屋へと妻を追って移動する。妻の後ろに寝ころんでぬくぬくとしているのだ。

その部屋の引き戸は、時々閉められている。5センチくらいの隙間なら、鼻を突っ込んで顔で開けることができる。私たちのベッドの部屋も格子が入ったガラスの引き戸だ。格子に足を引っかけて開ける。ところがこの部屋が閉まっているときは、部屋の前でずーっと待っている。吠えて呼ぶこともなく、静かに。私たちが気がつくまで。部屋へ入るとき、開けることができないのだ。部屋の中から外に出るときは、脚で戸を開けることができるのに。

そこで、礑と気がついた。陸が開けられる引き戸は、左へ開けるときだけなのだ。玄関の引き戸もそうだ。外へ出るときには、決して足は使わないで鼻を使おうとする。外から帰ったとき、少しだけ隙間を開けてやると、足で引っかけて開けることはできる。しかし右へ引く戸は開けることができない。つまり陸君は、右利きなのか。

シェパードって、ごらんのように寒がりで、寂しがり屋のようでもある。妻の元へ、スムーズに移動できるように、引き戸の右開けを特訓しなければ。今夜はとりあえず、その部屋を閉めておいてもらいましょうか。引き戸の右開け、練習のために。しかし、陸君は戸を開けた後は、閉めてくれないんです。これは、どうしたものかな。

お日様を追いかける、猫の殿。

2008-01-13 16:20:11 | Weblog
我が家の猫の殿ちゃん。寒がりなこの子は、お日様が当たる場所が大好き。妻が、ホットカーペットの上でテレビを見ているときは、その足元で太陽に当たりながら、いつの間にか、すやすや。

ホットカーペットに電気が入っていない場合は、ベッド下がお気に入りの場所。ぽかぽかの日溜まりの中で、眠っている殿ちゃんを撫でながら触ってみると、これまた暖かい。小さな幸せが温もりとなっているような、そんな気持ちの良い暖かさです。これが猫の、幸せなひとときなんでしょうね。

しかし、夜になって、私たちがすっかり寝入った頃にベッドに上がってきて、顔の上をうろうろしだす。どこから私たちの布団に潜り込もうかと、探っている。

もぐり込んだのはいいが、しばらくはのどをゴロゴロと、うるさいこと。睡眠妨害です。でも、昼間のすやすやを見ていると、そんなうっとうしさも忘れさせてくれる。私もいつの間にか、猫の親バカになったかもしれませんね。

今日は、思ったほど寒くもなく、一安心。明日も、晴れるといいけど、大分の天気予報は朝に雪マーク。猫の殿ちゃんは、どんな一日になるのでしょうね。

水滴の中の小世界。

2008-01-12 15:00:35 | Weblog
車の窓ガラスにくっついた雨の名残の水滴。その歪んだ水滴の中に、ビルの建物が映り込んでいる。水滴のひとつひとつに、グニャリと逆さまに。その形は、すべて違う。

昨日の大分は、午前中から雨。昼過ぎから雨は激しくなり、2時を過ぎる頃には突然やんで、晴れ間も見えた、不思議な天気。こんな中の、車からの一コマ。妻が、水滴を撮ったらどんなだろうね、と数々のシャッターを切ったものからの一枚です。

朝は寒かったのに、昼から気温が上がって、ほとんど日差しがないのになんだか生暖かい。夜もちょうどいい感じの気温、と思ったら、また雨が降り始めた。暖かい雨です。

今日からは、風が冷たくなりました。昨夜からの雨で、山茶花の白い花びらがいっぱい散っています。いよいよ本格的な冬の訪れでしょうか。

我が家の小世界では、殿ちゃんはホットカーペットの上。陸君は私たちのベッドの上。いつもと同じように寝ていますが、同じ寝姿がないように、見る夢も違うのでしょうね。みんな風邪など引かないように注意しなければ。この大分も寒い一日になりそうです。

杉並は、お変わりないですか。

2008-01-11 10:39:51 | Weblog
去年の4月まで、23年間暮らした東京都杉並区の浜田山界隈。古い、と言ってもパソコンに入った去年までの杉並近隣の写真を見ていると、様々な思いが巡ってきます。

あの西永福駅の南、南北の道路沿いにある、かつての北海道拓殖銀行の支店跡。その後、どこかの信託銀行が入って、しばらくしたら、また空っぽになって。幽霊ビル状態だったけど、もう新しい店舗は入ったのでしょうか。

浜田山南の、三井グラウンド跡地にマンション群が建設されていました。今年の末には完工のはず。順調に売れているのかな。地価が上がったから、結構高値で売れてたりして。なにより、建設反対の垂れ幕が並んでいた周辺住民との折り合いはついたのでしょうか。

阿佐ヶ谷南にある公団の住宅は、立て替えが進んでいるのでしょうか。歯抜け状態になって、住む人も少なく、通る人はまばら。男の私でも、夜にこの住宅地を抜けるのは、かなりの勇気が必要でした。などと。

実は、年末にパソコンのモニターがいかれちゃって、年末年始にたっぷり画像を保存したものが見れなくなった。年が明けて、急遽安いモニターを調達して、で、繋いでなんとかやりくりしたわけ。画質も悪く目が疲れるけど、しょうがない。しかし、このモニターで、今まで取り込んだ画像を見ていると、画像が悪い分、郷愁的になって、いろいろな思い出が駆け巡ってきたわけ。で、ふと杉並のこと思い出した、不思議ですね。いかれちゃったモニターの修理代は、5万7000円だと。でも、画質いいもんな~、アップルのシネマディスプレイ23インチは。

男性言葉と、女性言葉。

2008-01-10 14:37:47 | Weblog
もう今週末には、図書館に本を返却しなければならない。お正月を挟んで借りているので、通常より余裕があったはずなのだが、ほとんど読んでないものもある。こりゃーいかん。

その中に、よけいなお世話、という本がある。副題に、日本語の乱れを衝く、とある。要は、今日の日本語の乱れを、よけいなお世話で指摘しているのだ。たとえば、駅のアナウンスの、ホームに電車が参りますので、白線までお下がりください。

参るは謙譲語で、話者自身の行動を示す語だから、変なのだと。電車が入ります。または電車が入線します。ならば、よいのだろう。しかし、穿った見方をして、電車だってアナウンサーの身内の者が運転してる。私も電車も一員である、とすれば、電車が参ります、でもよかろうに、などと。

わ、抜き現象。という内容がある。要は、女性が、会話の中に、わ、を入れなくなったという。これあげるわ、が。これあげる、に。いらないわ、が。いらない、に。確かに、書いた言葉に、男性か、女性か、が、わからなくなっていると。おや、空が晴れてきたぞ、が男性で。あら、空が晴れてきたわね、が女性と。

なるほど、やっぱりよけいなお世話、なのだ。タイトル通りの。作者はそれを見越して、あえて指摘している。私も日本語の乱れに加担しているのかもね。ま、所詮、これは私の日記みたいなブログ。何を書こうが私の勝手だからね、と開き直る。そんなわけで、大まかにこの1冊を読んだつもりにする。なんで借りたかというと、私だって日本語の乱れは、自分自身にもあると思うから。ちょっと気になって。