さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

今度は、鯖に大根おろし。

2007-09-19 10:13:27 | Weblog
数日前の大根おろしに味をしめて、今度は鯖に。調理の前に、妻が聞く。鯖なんだけど、大根おろしの塩焼きと味噌煮とどっちがいい、と。

鯖味噌煮、旨そうだし、私は大好き。でも一瞬考えた。味噌煮は、もちょっと秋らしく、ちょっと涼しいかなー、という時にとっといて。本日暑さはまだまだ真夏並み。ここはさっぱりと大根おろしに軍配、と頭が。

さてさて食卓に登場。かぼすを絞って、大根おろし乗っけて。旨い、食べる。旨い、食べる。ん、ん、ん。妻があらかじめ丁寧に骨を取り除いたのか、ないぞ、あげるべき骨が。テーブル横で、よだれ垂らして私たちが食べる様子を見守る陸君。私が、鯖を挟んだ箸を動かせば、陸君の目がそれを追う。

ごめんね、今日はあげるところがないんだ。骨、ないもん。私は、箸で鯖を口に入れる。そして口の中に鯖は消える。それをじーっと見つめる陸君。かぼすの酸味と大根おろしの辛味と鯖の旨みが重なり合って、まことに旨い。ほおばりながら、ちらっと陸君を見る。目と目が合う。なおも彼はじーっと、こちらから視線をそらさない。口の横からたらーりが、ぽたぽたと絨緞に落ちる。はいはい、わかりました、あげるから。絨緞がびしょびしょになっても困るから。私は最後の一片を皿から、箸でちょっと高く持ち上げると、彼はサッとテーブルに前足を掛けて、あっという間に箸から食べちゃった。はやっ。鋭い。読んでおる。

ところで、私はお漬物も好き。左は、かなりじっくり漬けた粕漬け。それなりにおいしいと思うんだけど、なぜか妻は食べない。右は、茄子の塩もみと水菜の漬物。ちょっと塩でもむだけで結構いけるんだ。なるほど。すべて、我が家づくり、というか、妻づくり。そして食後は、ロザリオビアンコ。岡山産のぶどうです。今度は皮を剥いたところ、きれいでしょ。美しいものって、やっぱりおいしいのかもしれない。

公園の落とし物。

2007-09-18 16:14:26 | Weblog
ほんとうは、森の落とし物、と言いたい所ですが、これは妻が朝の散歩で、よく行く公園で拾ったもの。ナラとかクヌギとかだと思うけど、正しい名前は解らぬ故、まとめてドングリ。

雑草が生い茂った公園も、いつの間にか草刈りが行われて、木々からこのような落とし物が転がって、それが目に付くようになったのでしょうか。私もその公園には散歩でよく行く。

妻は、公園の地べたなんか注意して見てないでしょう、と言う。青がいっぱいの空があって、緑の葉っぱが広がり、その下では様々な草が生い茂り、あるものは花を咲かせ、その草むらにはドングリが落ちている。実が落ちるということは、やがて紅葉があって、葉が落ちて、冬を迎えるわけですね。暑い33度の今日など、やがて冬へなんて、とても考えられないことです。

さて妻は、持ち帰ったドングリを今晩の、じゃなくて、飾って楽しんでいる。花もいいけど、実を飾るのもいいものです。枯れることはないから。

食用にはならないけれど、それはもうすぐ出てくる栗を楽しむ、ということで。東京の杉並だって公園はいっぱいあったけど、ドングリはさすがに覚えていない。なんでもないものに、遊び心を持つ。公園の地べたなんか注意して見てないでしょう。妻の言葉の中に、今まで忘れていたものがあるのかもしれない。

名古屋は、暑かったんだって。

2007-09-17 14:40:22 | Weblog
本日9月17日、昼の0時30分過ぎ、室温はちょうど30度、湿度80%なので湿度が高い分だけ蒸し暑く感じられる。これが大分の初秋なんですかねー。お盆過ぎにちょっと涼しく感じられて、いよいよ秋なんて思ってましたが、さすが九州ですね。9月の中旬でもほぼ南国みたい。

名古屋の友達が、今年はとっても暑かったと。私も30年近く前に、2年ほど名古屋に住んだことがあります。ま、そりゃーまー、それまで住んでいた神戸市のはじっこに比べりゃー暑かったけど。神戸の時は、暮らしたアパートの50メートルほど南はもう漁港だったから。

名古屋のときは、トイレ付き風呂なしのアパートだった、もちろんエアコンなどなし。それでも不満なく過ごせたということは、そんなに暑くなかったのか。ちょっと気象庁のホームページで、当時の気象を調べてみました。私が住んだ名古屋1978年8月の平均気温は28.1度。そして今年2007年は29.1度。確かに今が1度暑い。でも違うのは最高気温35度を超えた猛暑日の日数。78年は6回。今年は11回を数えている。なるほど。

暑さがそんなに気にならなかったというのは、若さという武器があったからでしょう、まだ20代半ばだったから。今は50代、年を取るとともに、暑さが段々と身に応えますから。今その暑い名古屋で、エアコンなしのアパートなんて、誰も見向きもしないでしょうね。アパートの窓の下は、旧東海道の街道でした。なんの変哲もない、ただの裏通りって感じでしたが。

私が乗り降りした名鉄の本笠寺駅は変わったのでしょうか。名古屋駅前は、新幹線の電車から見る限り新しいのっぽのビルがどんどん建って、駅裏の方もきれいになっている。都市はますます便利になって夏は暑くなる、ですね。

大分産大根のおろし、辛い、旨い。

2007-09-16 15:11:26 | Weblog
やったー、またまた出ました、さんまの塩焼き。今夜は、ちゃんと大根おろし付き。もちろん、大分名産のかぼすも食卓にのっています。

焼きたてアツアツのさんまに箸で切り身を入れて、かぼすをたっぷり搾り、大根おろしをどっさりのっけて、お醤油をだーっと掛けて、さんまの切り身を口にほうばります。

ん、大根おろしに辛みがある。この辛みが効いて、ほのかに漂うカボスの香りと酸味、さんまの旨みがぐんと引き立ち、すんごくおいしいー。やっぱり大根おろしですね、全然おいしさが違う。

ここでは辛み大根なんて売ってないはず。妻に聞くと、スーパーで普通に買った、大分産の大根だって。そういえば、昔の大根って、辛かったよね。東京にいたときスーパーで買ったお刺身に付いている大根のつまなんて、何の味もしないから。ほんとに大根、と思うくらい物足りない。ま、それぐらい辛みを嫌う人が増えたということ。辛い大根が少ないのは残念ですが。

ま、でも、大分に辛味大根はないが、普通の大根でも昔ながら十分に辛いので、私は大満足。辛味成分のイソチアネートもたっぷり。抗酸化作用、抗菌作用、血液サラサラ効果、なんて言われますが、おいしけりゃいいのです。大根おろしに感激した、昨日の夕食でした。もちろん、さんまの皿に残ったちょっぴり辛味のあるお汁もずずーっと飲んで。行儀なんて言わないで、イソチアネートとビタミンC、クエン酸ですから。頭と骨、内臓を陸君が食べたのは、言うまでもありません。

いただきものの、ぶどう。

2007-09-15 17:11:22 | Weblog
昨日、妻の故郷からぶどうが届きました。なんでも、お祝いの代わりに、ということでした。ありがたいことです。

岡山と言えば、マスカットの産地。送っていただいた方は小田の住まいで、そこはマスカットの産地ではなく、ピオーネかなと予想していたらしいけど、これはネオマスカットだと、妻は。

あとで、送っていただいた方に電話をしたら、これはロザリオビアンコなんだって。指で皮を向いて食べながら、種をペッと掘り出します。実は緑の宝石みたいに美しい透き通った色で、口に入れるととっても甘い。妻もこれは甘いわ、と感激。

今度は、誰か梨を送ってくれないかなー、なんて妻は言う。ちょっと呆れるけれど、岡山は梨の産地でもあるそうな。栗もいっぱい採れるらしい。大分も、この近所には、栗の木がいっぱい。大分の味覚は、これからじっくりと味わうことにして。

それにしても、今年は桃に、西瓜に、イチジクに。旬の果物をいろいろと食べることができました。昨年までの東京時代とはえらい違い。旬の物が暮らしにあるって、いいですね。このロザリオビアンコの1房も、二人で昨日今日、まだ終わらない。妻は、食べきれなかったらジュースにでも、と。いえいえ、こんなに美しくっておいしいもの、みずみずしいままいただきましょう。あと、1房、あるけれど。

久しぶりの、まとまった雨。

2007-09-14 15:18:47 | Weblog
8月の台風通過以来、久しぶりのまとまった雨、という感じです。ザーッとする夕立はまれにあったものの、幸か不幸か、この近隣は雨雲が避けて通った様子。

ま、でも、近くのどこかで雨が降っていれば、その涼しい風が周りにも流れだし、大分のこの土地も、夕方以降は気持ち良く過ごせて、それはそれでいいのですが。

しかし、妻にとっては、水が欲しい。庭木のたっぷりの水を。そんなわけで昨日も今日の朝も、妻の日課の水まきが天の恵みで助けられました。夏の名残を洗い流す雨、と言いたいけど、なんだか蒸し蒸しと、湿度たっぷりの空気が南の方から流れてきます。

そういえば、政治の方も、なんだか蒸し蒸ししてますね。自民党総裁選挙とか。顔で選ぶんだったら、福田さんか。麻生さんって、なんで口が歪んでんのかね。もひとり誰だっけ、額賀さん。んー、よく知らない。自民党総裁選挙だから、ほとんどの国民には関係ないわけで。それにしても、サミットで、ある国の宰相が、日本のトップはころころ変わるので覚え切れん、とこぼしたとか。小泉さんは5年で長かったから、覚えてもらえたろうけど、その前は誰で、さらにその前なんて、日本人でさえ覚えていないでしょうね。それほど、ころころ変わったということです。

おっと、ムシムシで政治の話ですね。いっそ国民の投票で総理大臣を選べば、もっと政治が変わるような気がする。期間も、最低3年くらい腰を据えてもらって。蒸し蒸しが通り過ぎて、爽やかな秋晴れが迎えられますかねー、政治の方は。ん、額賀さん、出馬断念とか。なるほど。

ふう、勝った、カタール戦。

2007-09-13 09:48:36 | Weblog
いやあ、前半の、あまりにも早い時間帯に、点を取っちゃったもんで、ちょっとヤバイかなー、なんて見てました。なんとか勝って良かった。もちろんラグビーのフィジー戦でもなく、バレーボールのタイ戦でもなく、北京五輪最終予選のサッカーU-22日本です。

とりあえず前半3試合で、勝ち点が7。一応トップですが。合計で2点しか入れてない。でも、考えてみれば、失点はゼロ、3試合で。大したもんだ。おまけに昨日なんて、日本が退場者を出し、一人少ない状態で、あれだけの攻撃をなんとかかわしきった。いやー、大したもんだ。

バレーボールが好きな妻を押しのけて、サッカーを見たカイがありました。ところで、バレーボールのアジアの大会って、全然知らなかった。この前も、日本と中国で世界大会をやってましたよね。いつの間に、バレーボールの国際大会、なんですね。

ま、それは、おいといて。日本は走りまくっていました。サイドを上がったり、中に切れ込んだり、ミドルを打ったり。得点は別にしても、久しぶりに躍動的なサッカーを見せてもらいました。

後半の途中まででしたが。あとはディフェンスがよく頑張った。キーパーもよく押さえたし、きっとこのキーパーは運がある。ボロボロ点を取られるフル代表のキーパーよりも。とにかく、ひやひやしたけど、試合は面白かった。夕食を後ろにずらしてもね。終わったー、腹、減ったよー。で、晩飯は、おかずが鯛のアラ煮、焼き茄子、きんぴら、具沢山の味噌汁。日本が勝つと、飯もことさら旨い。

ホウ、ホーホウ、とフクロウが鳴く。

2007-09-12 13:45:09 | Weblog
昨日の夜でした。深夜に2時過ぎに、ちょっと目が覚めると、ホウ、っと鳴く声が。外に出てみると、隣の住宅越しに数十メートル離れた雑木林の中から、聞こえます。えっ、フクロウ。微かに、でも確実に、聞こえる。ホウ、ホーホウ、と。

フクロウなんて、生で聞くのは初めての体験。そういえば、何度かトンビが羽を広げて上空を舞っているのを見かけた。田舎の方にしかいないと思っていたけど、大分市郊外の住宅地でお目にかかれるなんて。ぐるりぐるりと上昇気流だけで旋回するトンビ。できたらピーヒョロロの鳴き声も聞きたかったけど、遙か上空だったから。

ちょっとした自然が残っているっていいですね。いくら都会のでっかい公園に、何千本と木を植えても、何十年、いや何百年と残っている自然にはかなわないから。というより、そんなとこ鳥や動物たちが寄り付かないでしょね。なんてね。

ところで、カレー、カレーうどん、その次の日は、カレイでした。魚の鰈。もちろん、大分名産の城下カレイなんてものじゃなく、普通のカレイ。煮付けです。大分って、お魚がおいしいね。

でも妻に言わせると、瀬戸内海の方がもっと魚の種類も多いとか。私にしてみれば、ちょっと多いも、すごく多いも、東京のスーパーから比べれば、すごく多いんだから。海という自然も、いつまでもきれいに、豊富なお魚とともに残して欲しいですね。おいしい魚、食べたいから。いつまでも、ある程度安くて。

安部総理、辞任、驚いた。今頃。内閣スタートしたばっかりなのに。次は誰に。おぼっちゃま総理は、ダダこねて辞めたのか。

大分の、涼しい夜。

2007-09-11 14:08:39 | Weblog
昼間は真夏に近い陽気だが、なにか太陽のパワーが違う。暑くない。風も爽やかだ。気温は確かに30度を超えているのに。

夕方の散歩の時に、それははっきりと解った。いつものようにタオルを首に巻いて出掛けたのだが、一向にタオルの必要がない。前日などは、10分も歩けば汗がしたたり落ちたのに、今日は爽やかだ。

田んぼの中の道を通ったときにはっきりと解った。以前は熱気が和らいで気持ちいい、だったのが、この日は過ぎる風が、涼しいという感覚が変わった。これが大分の秋なんだろうか。

東京の9月は、もう正確には思い出せないけど、不愉快に暑かった。排熱、自動車、熱を含んだアスファルト。いくら公園の緑が、街路樹があっても、補いきれない熱気が漂い、行き場を失って澱んでいる。そんな初秋だった。

日がとっぷりと暮れ、深夜になるとそれがはっきりする。私は、半袖と短パンを、長いものに着替えた。もう蝉の声も聞こえず、虫の声だけが響いている。時折、部屋に舞い込む蛾もあまり元気がない。力なく机に止まっては、私に叩かれてゴミ箱に直行する。いよいよ大分で初めての秋。周囲はどんな移ろいを見せてくれるのだろうか。

カレー、次の日はカレーうどん。

2007-09-10 13:35:40 | Weblog
先週の木曜日はカレーだった。確か8月は記憶にないので、久しぶりのカレー。でも正確に言うと、7月22日以来。

なんで解るのかって。それは、いつも晩飯の時に、その時の料理を写真に撮っておくから。なんでって。妻が、いつも独り言で、今晩何作ろうかなー、というから、いついつは何の料理だった、と教えるため。

しかしあまり役に立ってないが、このブログで役に立ちました。でも、ご家庭の主婦というか、一家の料理責任者のシェフは、毎日メニューを考えるのが大変だと思う。

で、今回は豪華なビーフカレー。妻はルーを結構濃いめに、つまり多めに入れるので濃厚というか、スパイスばっちりの辛めで、口に運ぶとたん汗がだらだら出て、却って爽快感がある。もう秋なんだけど、暑いときは濃いめで辛めがやっぱりいい。サラダは、マヨネーズなんだけどちょっぴりカボスも振ってある。レモンよりはずっといいですよ。

明日もカレーでいいよ、というと、金曜日はカレーうどんだった。もちろん、うどんは矢掛の。煮込んでもおいしい。ところで、私がひとり暮らしの時は、大きい鍋にカレー10皿分のルーを全部ぶち込んで、3日くらい連続で食べたものです。カレーは煮込むほど2日目はさらにおいしくなって、3日目はもっともっとおいしくなって、そこでカレーがなくなってしまう。残念。そんなわけで、おいしいねカレー。ちなみに今週、本日の朝食はカレーパンだった。