PASSION~ひとひらの桜によせて~ の楽曲は
友人の佐藤彰子さんの歌集「二十歳の頃の我に向かいて」の
中の一首
「はるかなる君の胸へと飛んでいけ 桜ひとひら春風に乗り」と
いう短歌を元に、水野先生に作曲して頂いた。
昨年の5月オペラシティリサイタルホールで、1箏 私 Ⅱ箏 水野先生
十七絃倫子先生 尺八 田辺先生という豪華なメンバーにサポート
され「~ひとひらの桜によせて~」を演奏させてもらった。
トラックの巻き込み事故に合われ、退院されて少し回復された
佐藤さんがご主人とホールに来てくれ、その時の私の演奏を
短歌に詠み手書きの歌集にして贈ってくれた。
君住む空へ
はるかなる君住む空へ舞い上がる箏曲「パッシション」は花びらに乗り
はらはらとしながら君は会場で妻の姿を見つめていたかも
桜花共に賞でたる日の着物ドレスにしました 似合うでしょうか
ぐんぐんとリズムが体に入り来て溢れる涙ソロとなりたり
わが短歌ひとり歩きを始めたり多くの人の「パッション」となり
リサイタルホールが永遠に覚えてる五月九日夜の「パッション」
とこしえに君は守らん水琴屈聞きつつひとり琴を弾く人
はるかなる君の胸へと飛んでいけ桜ひとひら春風に乗り
2004・5・9 佐藤 彰子
この曲に関しては、たくさんのコメントがある。
またいつか紹介出来たらと思う。
今日は6月3日のリハなのに、昨日当たりから消化不良で
横になっている。
皆に申し訳なく思いながら、まずは体調を整えましょう。