きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

休日出勤

2012-11-17 | 今の会社
今日は休日出勤だ。

来週急げばどうにかなると思うのだけれど、最近誰がいつ何の用事を言いつけてくるか分からない。
先週できあがってきたカレンダーも、いつもだったらすぐにビニールの筒にクルクル入れるんだけど、もう1週間も放置してある。そして1週間放置してしまったものを、来週ならできると誰が言えるだろう。

帳簿も、私は最近要領が良くなっているので現金の出し入れだけ忘れないように伝票を起こしておき、振込み(記帳すれば分かるもの)は後でまとめて一気にやるのである。
それが9月末で止まっている。

カレンダーも誰がどこに持って行くのかのリスト。
今まで何も考えずアイウエオ順だったのだが、今回は地域順に直してみた。
その方が配る人も便利ではないかと思ったんだよね~。

年賀状も、今年建物を建てたお客さんへのは特別バージョンにして、その建物の写真で作ろうと思っているのです。(^_^)ハハっ

・・・・と考えたところで思い出した!
うちの会社の(写真・はがき)印刷用のプリンターが半分壊れていて、写真は普通にプリントできるのだが、ひと回り大きいハガキサイズのものになると、後半1/3ぐらいの所で「ボキッ」と言う音がして、急に印刷がナナメに曲がってしまうのだ。(内部の何かの部品がおかしくなったのか?)
暑中見舞いの印刷の時に「これおかしい、壊れてる!」と騒いだのに、写真に影響が無いためか深刻に取り上げてもらえず、そうこうしているうちに、その後半1/3の「ボキッ」の瞬間に、人差し指でハガキが曲がらないように抑えると、きれいに印刷できることが判明した。

今年の年賀状もまた、1枚1枚ボキッとなる直前で人差し指で抑えていないとならないのか。。。(他の箇所が壊れていない事を祈る。)

愚痴っぽくなってしまうけど、そのプリンターもそもそもが買ったものではなく、社長が嫌な顔をするのが恐ろしいので、Aさんが知り合いの人から要らないのをタダで譲ってもらったプリンターである。
それを2年も3年も使ってあれだけ写真を印刷してれば、どっかおかしくなるわな。

プリンターぐらい買ってくれ!!!


と、大きな声ではとても言えず。

こうして紐解いてみると、自分で自分を忙しくしているのかもしれない。
しかし、とにかく会社に行く事にした。

会社に着くと、課長が仕事をしていた。
課長も本来土曜が休みなのに、この2ヶ月ぐらい毎週出ているのだ。
そして「1度家に戻って午後からは都内の方の現場に行く」と言う。

そうですか、行ってらっしゃいと言いながら、休日出勤の絆を分かち合ってお別れして間も無く、今度は社長が来た。
たまげたことには、とんがったマスクをしていて、小さめな顔の下半分がマスクで覆われ何とかロボットみたいな顔になっていた。

「風邪ですか?」と訊くと「この風邪はすげぇ」等と言う。
「ボキッ」と言うプリンターに来週とことん付き合うために、今日こうして大した用も無いのに出てきて、しかも風邪のウィルスをうつされるなんて、カワイソウな私。。。

私も途中父の面会で抜けたが、社長も体調が悪いのか2時半で家に帰った。
普段、休みだから分からないが、おそらく土曜はこんな半ドンみたいなノリなのだろう。


そして今日は来ている見積を打って、カレンダーを全部クルクル筒状にしてきた。
来週こそは10月の伝票をまとめてしまいたい。

クロッシーで苦労し

2012-11-16 | パソコン&ブログ
さっそくドコモショップに赴き、「携帯作りたいので来ました(新規で)」と言う。

どんなプランかお決まりですか?と言うので、「通話は月に10分程度、メールは月に10通程度、Iモードは一切しません。それで一番安いプランでお願いします。携帯(本体)もできればタダで。それで譲れないのはクロッシーからの無料通話に対応できる事。」と言うと、待ってまいりましたとばかりに、「それではこれですね」と携帯が用意された。

「この携帯はある条件を満たすと、本体代金がこの通り0円です。」
「ある条件とは何ですか?」
と言うと、ジャジャン!とプラカードみたいなものが出てきて、「こちらのオプション契約が自動的についてくることです。最初の月だけはお試し期間で無料のものばかりです。」と言うので見てみると、何とかオプション(315円/月額)みたいなものが、幾つも書かれている。

私はじっとそれを見ながら「ってことは翌月からこれを全部払わなきゃいけないじゃないですか。」と顔はみるみる曇って行った。
それを察したドコモの人は「心配はご無用です。」と言い、「あくまでお買い上げの時に自動でこれらのお試しオプションがついてくる、と申し上げているだけです。その後解約するかどうかはお客様の意思ですから。」

「それでは、これらは解約してもいいんですね?」
「それ以上のことは立場上ハッキリ申し上げられません。」

それじゃそれにします、と言うことになり、次はプランである。

その兄さんは二つの提案をしてきた。
1つはSSバリューと言う名前で「基本料金980円で通信費1050円分込」と言うプランで
もう1つはシンプルバリューと言う名前の「基本料780円のもの」で、これにすると無料通信分は無いけれどメールは使いたい放題に入れるそうである。

それだったら折り返し電話する時も無きにしもあらずだから月々980円ね、と思ったら、チョット待った。

まだプラス料金があり、メールをするなら、必ずIモード接続料が要りますよと言われ、これが月に315円掛かると言う。
メールが全然できないのもちょっと不便なので、それはしょうがないやと思うが、更にパケホーダイと言うのが最低390円が別途掛かるそうである。

「それをタダにはできないのか?」と尋ねると、「誤ってネットにつながったままの場合、果てしなく料金が掛かります」と言う返事なので(今まで知らない世界なのでたしかに怖い)、万が一、落としたり無くしたりした場合の保険料と思って入ることにした。
(※ちなみに780円のシンプルバリューだとパケホーダイも0円からなので、パケ放題料金は掛からないそうだ。)

と言う事で、簡単にまとめると現在のdocomoで私ができるだけ安くあげるには、

・SSバリュー =毎月1685円+通話料(しかし通話・メールの合計1,000円まではタダ)

・シンプルバリュー=毎月1095円+通話料(ただしメールは全て無料)

この二つのプランのようである。
メールは絵文字を使わず文字だけなら1回2円(私は携帯メールに慣れてないので、長文は打てません。)と書いてあるので、1000円分あれば実質使いたい放題であろうと判断して、SSバリューにした。
万が一電話してしまっても23分/月までは、ストックがある。

それなら3,000円が2ヶ月で期限切れになる今までのプリペードとそんなに変わらないか・・と安心すると、またしても「更に注意事項があります」と等と言う。

それは何かと思ったら、基本料980円コースは2年以内に解約すると解約手数料が9,975円と言う話だ。
「その2年しばりをしないと基本料金が1,957円に跳ね上がってしまう」そうである。
それだけならまだ許せるが、よくよく話を聞いてみると、2年後でも「12月」に解約しないと解約手数料が掛かるらしい。(これはもう掛かるべき金だと最初から思っていないとダメのようだね。)
その次に解約するとしたら更に2年後の12月。
要するに隔年の12月でないと解約手数料が掛かるそうである。
(2年以内ならまだしも、今後一生、12月でなければならない理由がまったく理解できない。)

解約一つ気ままにできないなんて、両手両足がんじがらめにされているようだ。
「このオバハン何言ってるの~?」と思う人が多いかもしれないが、私は基本屋内(PCの前)にいる人間なので、携帯のどんなに素晴らしい機能よりも、両手両足がんじがらめの偉そうな契約設定にひたすらむかつく。
これでは、人間が携帯を支配しているのか、携帯に人間が支配されているのか分からないではないか・・・。

なんてことも思いつつ、携帯が家にやってきた。。。。

朝マックのその後

2012-11-15 | 今の会社
社長から「金をおろしてきてくれ」と言われて銀行に向った。

今日は15日だからか銀行の駐車場はほとんど埋まっていて、1台だけ空いていた所になぜか車から降りた女の人がおり、携帯で話をしている。
車で近づいていっても(視界には入ってるはずなのに)夢中で話を続けているので、さすがに「ブッ」とクラクションを鳴らした。

「ったく、何をそんなに話し込んでるんだか。」
と、私は車を止め、銀行に向った。

そして金をおろし終えて駐車場に戻ると、今度はパトカーが止まっている。
ギョッとすると、さっきの女性はお巡りさんと話をしているのである。

盗難でもあったのだろうか。。。
そんな最中にクラクションまで鳴らしてしまった。


取引先の会長がくれた朝マックの差し入れは、私がお昼に2個食べただけで、誰も食べないので家族の多い課長に4個持って帰ってもらって、nanuさんは「オレはジャンク食わない」と言うので、秀クンが残りを持って帰るというので、いいですよと言った。

すると課長は「sakeさん無いでしょ?持って帰りなよ」と言い、秀クンも「sakeさん無いの?これも持って帰りなよ」と言って3つも持って帰ることになった。
ハンバーガー自体はちょっと飽きていたんだけど「無いなら持って帰りなよ」と言ってくれた言葉がうれしかった。

「みんなと仲良しで大切にされてるんだ」と思うことにして、それをしみじみ味わった。

人と比べれば欠けた所がどれだけあっても、あちこちに愛情はあって、ありのままの私は、いろんな人から愛情をいただいているのです。
それはうんと昔に両親や祖母から受け取っていたものと同じ懐かしさがあるのでした。

ちなみに持って帰った朝マックはkekeに好評、全部食べてられてしまった。

風のたより

2012-11-15 | 今の会社
今日も朝からバタバタである。

お昼はーお昼はーと探すと、昨日の焼き肉と蒸し鍋風の残り。
ご飯は一人分残っている。

卵もそろそろ使わないとヤバいので時間があったら炒飯でも作りたかったんだけど、kekeに「ご飯が少しあるからテキトウに食べてくれ」と言って家を出た。

お昼はバナナ1本だけ持ってきた。
銀行に行くタイミングがあったら帰りにマックでも寄ろうかな。。と思いながら車を出した。

今日も朝から忙しかった。
出入口の落ち葉をかき集め戻ると、社長から「メールで届いている図面があるはずだから出してくれ」と言われ、その間秀クンから「できたらお願いがあるんだけど」と言われ、「俺の机の右の名刺がたくさん入っている箱から○○さんの名刺をみつけて、図面を送ってほしいんだ。それはAの何番と何番と・・・」

それをメモに取ろうとして、TUKAさんのコーヒーをひっくり返してしまった。

そして耳を澄ませていると、社長がてめぇこの野郎と言う感じで誰かに怒っている。
どうも約束の時間でここで待っているが、先方が現れなくて怒っているらしい。

そんな風なバタバタの中、取引先の年配の会長さんが現れた。
「お久しぶりー、これを皆さんで10時のオヤツにでもしてください。」

ななななな、なんと。
目の前にはマクドナルドの紙袋が!◎◎

朝、「マックでも寄ろうかなー」と思っていたら、本当に風にのって届いたよ。
どうもありがとう~!

そんなこともあって、今日もうれしい。(^O^)/

keke怒る

2012-11-13 | 息子keke
朝、トイレの床と便器を拭いた。
これから早く起きれた朝は、5分掃除する習慣をつけたらどうだろうか、と私は思う。

埃は、放っておくとたまってしまうから、こまめにメンテすることは大切だ。
同じことは人間関係でも言えるのではなかろうか。。。


そう思っている矢先に、kekeが機嫌悪く起きて来た。
どうしてこんな時間に起きるのだろう?と思っていたら、またベッドで布団をかぶった。
「1時間間違えた」そうである。

なんだ、アハハと言いながら私は機嫌良く豚汁を煮て、ゆっくり朝ご飯を食べ、通勤支度を始めた。
化粧しながら「そろそろkeke時間だよ」と言うと、kekeは起きてきて部屋に入りしばらくすると出て来た。
「今日は調子が悪いから休む」と言う。

「そんなバカな。バイト先には電話したのか?」と言うと、「した」と言う。
「さっき、行こうとしてたじゃないか」と言うと布団にもぐる。
「熱もはかってないんだろ?そのぐらいで休んじゃいけないよ」と言うけどナシのつぶてである。

またイヤな予感がする。


くぅ・・・約束と時間は守るように育てて来たのに。。。


そんな昼休み、ネットサーフィンをしていてたまたまある文章をみつけた。

この実験は極端なケースですが、私たちは日常生活でも同じような思い込みをしています。白線をはみ出して駐車してある車を見て、「ひどいドライバーだな」と思っても「急いでいたんだな」とはまず思わないでしょう。コンサートで何度もぶつかってくる人がいたら「迷惑なやつだ」と思っても「他の人が彼にぶつかっているんだろう」とは思わないでしょう。警察官がデモ参加者を殴るのを見て「なんてひどい人だ」と思っても「ひどい訓練を受けたんだな」とは思わないでしょう。このような思い込みは誰でもしてしまうことです。1977年、心理学者のLee Rossはこの思い込みを「根本的な帰属の誤り」と名付けました。つまり、私たちは状況を考慮せずに、他人の行動を性格と結びつける傾向があるということです。
リンク先はこちら


私だって今まで「母子家庭だから」とか「sakeさんはこうだから」とか言う言われ方にに反論できないまま傷ついてきたではないか。
それと同じではないか。。。


kekeの好きなソースカツ丼を買って帰ると、「バイトがイヤになったのかい?」と尋ねると、またふてくされている。

「仕事があるだけでもありがたいんだよ」
「物事はいいと悪いが裏表になってて、いい事をみるようにするといい事ばかり見えるようになるんだよ」と言っててもプンプンしている。

何に怒っているのだろう?と耳をすませると、「このままパートで年だけ取っていくのか」と怒っているので、「それならバイトが終わってから就活でも勉強でもすればいいのではないか?」と言うと、「バイトが終わるとくたくたでそれどころじゃない、今週は1日しか休みがない、これでは何もできない」と言う。
「(他の人は)バイトが終わってから、他の事をしてるのではないか?」と言うとキレるばかりで、「仕事が増えたのは信頼されているんじゃないか?」と言ってもプリプリ怒り、やがて部屋にこもってしまった。

「仕事はみんな大変なものなんだよー」「自分の心の持ちようだよ」と言ってもナシのつぶてである。
これでは何をやっても不平不満しか起こるまい。
私が命ある間にこの問題は解決するのだろうか。

小林正観さんの本曰く、「命」と言う字は「人は1度叩かれる」と書いてあると言う。
(実際の語源がどうなのかは分からないが。)

誰もが死ぬまでに一度は叩かれるのだそうである。

私は(自らにも問題があると認めるにしても)一体何回叩かれたのだろう。
それとも今までのは前座でこれから本番なのか。
いまさら何回叩かれても構わないが、命尽きる前にこの問題が解決する事を願って止まない。

あれこれ年賀状

2012-11-12 | 日記
昨日は某駅ビルに立ち寄った。

年賀状を見ると、今年は巳年である。
はてさて、どんなデザインの年賀状があるであろうか。

覗いてみると、まだ若干クリスマスカードに押されている感があるが、いろんなデザインのハガキがある。
私は歩きながら、一匹のピンクのヘビがチョウチョに誘われながら歩いている「しあわせたくさんやってきますように」と書かれた年賀状を見た。
「ほのぼのとしてて、いいなぁ」と思って手に取った。

しかし、人は果たして正月の最中に誰からどんなデザインの年賀状が来たと言う所までチェックしているものなのだろうか。
あぁこの人はこう言う趣味なのかとか、どうして幾つものなかからこのデザインにしたんだろうとか。
同じように一人一人の人が、それなりにハガキを選んでおそらく自己表現をしているのだろうと思われるが、正月からそこまで踏み込んで深く考えることがあるのだろうか。

そして、ポストカードコーナーに行った。
そこには何とかサンと言う有名デザイナーらしい人のポストカードがあった。
その中には年賀状もあった。

お月様のデザインの下に♪とーしのはじめのたーめしとて♪と言う音符が書かれていた。
これ面白い~と思った。

お、このシンプルなデザイン、きっと社長が好きそうだわ!と思ったのは、真ん中にマークのような小さい山が(金と銀で)描かれたデザインである。
これ、いいかもしれない、と思って値段をみると、1枚157円と書いてあった。

切手も別で157円。
切手を貼ったら、207円である。

そしてこれをポストに入れたところで、社長が「sake君、オレっぽい年賀状にしたな」なんて思うだろうか。
それでなくても200枚も年賀状が来るそうである。誰がどんな年賀状を書いたかなんて所まで考えまい。ひたすら、書いてないけど送らなきゃなって言う人を探して終わりだろう。(と勝手に想像する。)

それで207円では割りが合わないな、と思って買うのを止めた。
(そこまで金を掛けた事すら気付く事は無いだろう。)

そして別の店でまたまた年賀状を見ると(買わないくせにハシゴはする)、そこでは「スネークレンジャー」と言う何とか戦隊何レンジャーをもじったパクリの年賀状があった。

「これ!きっと北澤の息子にウケルかも!!」と私は思わず手を伸ばした。
しかし、よく見ると5枚入りである。
他にこの年代の子供がいる家庭が思い浮かばず、5枚は要らないよなぁと思って、止めた。

手作り年賀状コーナーと言うのもあり、そこにはハンコやスタンプ、ハガキに貼るシールのシート(その1枚のシートのシールを見本どおりに貼ると、見栄えのいい年賀状になる)も売られていた。
シールでは「おみくじ」と言うシールがあり、そこをめくったり、コインでこすったりすると、大吉とか出てくるのである。

「私だったらうれしいかも♪」と思うけれど、はたして私が出すあて先のいい大人達が喜んでこれをコインでこするだろうか。

いろいろ考えると、悩んでしまう。
そもそも、今年去年出した写真年賀状もかなり自己満足の最果て地みたいなものだった。
(でも、誰がそれを覚えているだろうかね。)

結局年賀状とは一体何なのだろう。。。
年に1度会うか会わないかのような友達に出すのは分かるけど、何日か経てばまた一緒に仕事をする人たちに何をかしこまって「今年もよろしくお願いします」なんて言うのか。よろしくするしか無いではないか。

でもどうせ出すなら楽しんで出そうと思うのだが、そうするといろいろ見ながらまたああでもない、こうでもないと思い始めて、何のアイデアも無いまま手紙のようなハガキになるのである。
でも、年賀状だけでつながっているような友達にも、年賀状があるだけで何となく会うきっかけになったり、そう言う所は年賀状ならではだったりする。

と言う訳で、また来週も年賀状を見に行こう。^^

ドリーム・カム・トゥルー

2012-11-11 | ぶきっちょさんの家事一般
家の片づけを始めてから1ヶ月になろうとしている。
途中でギックリ腰になったり中断しながらも、コツコツ気に掛けている家の中。

調理台を半日掛かりできれいにしてから、ずっと心に引っ掛かっているのは換気扇廻りだ。
これはゼッタイ避けては通れないものだと思った。

よく主婦雑誌の12月号辺りで「換気扇の掃除の仕方」なんて特集が組まれてて、換気扇の外し方から写真付きで解説してあったりするのだが。。。。
我が家の換気扇はドラムみたいなヤツなので、私はこの10年間恐ろしくてはずした事がなかった。
表面だけは時々換気扇用洗剤で拭いていたのだが、さすがにもう吸い込んでいないような気さえする。

さっそくネット検索してみると「そのような換気扇は業者に任せた方が安心です」と書かれていた。
他のサイトを検索すればまた別の意見もあろうが、私はこの一文章に吸い込まれてしまい、「そうだ!こう言う換気扇はお願いしていいんだわ!するべきだわ!」と思った。(結局の所、自分でやる自信がなかったのだ。)

そうなったら決断は早い。
続いてネット検索をして、やってくれそうなサイトを見た。
換気扇の掃除+キッチンの床(オプション)なんていうのもある。

キッチンの床!!
そうなんだ、これがまた長らく放置しておいたお陰で、油まみれのホコリがくっついて相当黒ずんでいるのだ。
ほんとーにやってもらいたい!

かと言って掃除ばかりに金を掛けられるはずもない。。。でも、オプションだから、換気扇とセットだと安くやってくれるのだろうか。値段だけでも訊いてみよう。。と思い、電話を掛けた。

しかしあいにく、このサイトの会社は日曜はお休みだった。
仕方ない、違うサイトで探してみようか。

と思ったが、幾つかクリックしてもオプションで床掃除がついている所は見当たらない。
私は「明日、万が一気が向いたら電話するか」と思った。(「万が一気が向いたら」とは、自分でもよく分かっているのだが、私は一晩寝ると急に気が変わってどうでもよくなってしまうことが多いのだ。)

翌日、Aさんにこの話をすると、「その換気扇掃除は幾らなの?」と言う話になって、「それならMの所だったらもっと安くできるんじゃないかなぁ」と言い、「ねぇ、sakeさん、その金額で頼もうとしたんだよね?」と言うので、「そうですよ」と言うと、「その金額で頼もうとしたんだから、逆にMにその金額を言って他にできるところがあったらお願いします、って言ってごらん。そうした方がきっと喜ばれるよ。」と言うのである。

たまたまMさんが会社に来たチャンスにその通りに言ってみると話はトントン拍子に進んでいった。
本音を言うと、仕事関係の知り合いに家をあげるのがちょっとイヤで、今まで誰一人家に上げたことがなかった。
掃除が苦手なのを自分でもよぉーく分かっていたから、ましてや住居関係の仕事をしている人間になんて見られたくなかったのだ。

でも同じお金を使うなら、少しでも喜ばれる方がいい。
それも近い知っている人が喜んでもらえた方が。。。

その日の朝はバタバタだ。
家電ラックなんて埃が乗ってるし、まだ洗ってない皿を洗い片付け、ゴミもまとめて出したり見えない所に片付けたりして、シンクについている吸盤式の洗剤ラックも無い方がいいかもしれないと思ってはずしたり、炊飯器の汚れまで落としていた。
なぜか「掃除屋さんが来るために掃除」をしているのである。
知らない人に頼んでいればここまでしないのだろうけど。
もちろん、玄関とか途中見えそうな場所も片付けた。(見栄っ張りなのだろうか。)

そしてあと約束の時間まで30分。
さて身支度をと顔を洗っているところにピンポンが鳴った。
なんてこった。
自分の顔の掃除も化粧もできないままになったが、逆(顔はきれいでキッチンが汚い)よりはマシだと思うことにした。

そして数時間後、キッチンはピカピカに変身した。
「今まで流れにくかったでしょう」とシンクの排水廻り(たしかにドロドロだった)、冷蔵庫の上まで拭いていただいた。(うっかり見落としていた。)

「床もきれいになっていたらなぁ・・」と思っていたが、まさか床まできれいにしてくれるとは。
本当にありがたいありがたい。
まさに上から降ってきた幸運だ。ご先祖様ありがとうございます。
これからはキッチンマットを買って、二度と汚さずに暮らしたい。(sake初心の誓い)

Aさんに「キレイすぎて、しばらくお惣菜は作らず買うことにしようかと思います」と言うと、「それは本末転倒だよ」と笑うのだった。

今日も「いいこと」

2012-11-10 | 息子keke
ずっと幸せとは何だろう?と考えてきた。

kekeには幸せになってほしいと思って、お金も貯めた。
大学に入って、安定した企業に勤めることがそれに近づくことだと思ってきた。

でも、そうじゃないのかもしれない。

だって今、私がとても満たされているから。

収入が多いわけでも無い、旦那がいるわけでもない、子供で安心できているわけでもない。
なのに、何だか毎日満たされているのだ。

最初は毎日「いいこと日記」をつけているだけだった。
そしたら、だんだん「いいこと」が増えてきて、毎日いいことが起きるようになった。

課長が1000円でお菓子を買っていいよと言ってくれたり
もう無いだろうと思っていた傘が見つかったり

そして今日はkekeが棚を作ってくれた。


これは数日前、私が押入れの隙間に入れるために買ってきた引き出せるボックスである。

案外重くて私は家に帰ると、「重たいから、駐車場からここまで運んでもらえないだろうか」とkekeに言った。
「今は行けない」と断わられた。
 
私は1人で運ぶ事にした。
ちょっと前だったら、ブツブツ文句の一つも言っていた場面だったのだが、「たしかにチャットだかPC電話をしているのかもしれない。私も気を利かせてもう少し前に言っておくべきだった」と思ったのだ。
そして、休み休みでも構わないから一人で運ぼうと思ったのである。

そして数日が経ち、今日になり段ボール箱を開けると、ネジだの接着剤だの私には手におえないような代物である事が分かった。
しかしやらなきゃならないだろうな。。と思っていたのだが、kekeに言うと組み立ててくれたのである。

うれしい。。。。


私も一応理系人間なので、どうしてこうなったのか考えなくても良いのだけど、考える。

見切り商品も自分で頑張って求めに行って手にするのもうれしいけれど、それは「自分の力」「達成感」の喜びである。

今はあえて頑張りきらずに、ぶらっと買いに行き、そこで出会える品物を楽しんでいる。
自分で勝ちに行ってないので、まるで誰かが運んでくれているような気がして、何かついてる、ラッキーだ、と思い続けていくうちに、いろんなものが降ってくるようになったのだ。

たぶん、人に求めず、自分にも課さなくなったことが、一つのポイントのような気がするのだが。。。
なんでこんなに周りの人がみんなイイ人に思えてくるのだろう?

傘の話

2012-11-09 | 日記
何日か前、家を出る時に傘が無いことに気がついた。

傘はありふれた100均で買った傘である。
しかも家の傘立てには、まだ5本も6本も傘が入っている。

しかし私はその手の突然「いつもあるはずのもの」が無くなっている事が我慢できない性質なのである。
まさに「逃げれば追う」の心境で、この傘の行方を捜さずにはいられなかった。

(昨日はたしかに傘を持って家を出た。)
そうだ、会社の傘立てに自分の傘を入れた。

帰りに靴を履く瞬間、(傘を持って帰らなくては)と思った。
ここまでの記憶は確かにある。

しかし、靴を履き終えた瞬間、傘を忘れて帰ってしまったのかもしれない。
私なら充分にありえることだ。

私は会社に着いた。
そして真っ先に傘立てを見た。
無い。
やはり傘は靴を履き終えてから持って帰ったようである。

するとどこだろう?
家に帰ってから買い物に行ったので、そのうちのどこかか?

しかし、私は買い物に出る時には「傘を手離さない」と心に決めているので、レジで金を払っている時も、エコバッグに商品を入れている時も傘は置かないはずなのだ。
コンビニに至っては(申し訳ないと思いつつ)、傘立てに傘を置かないでそのまま店内に入っているぐらい慎重な性格なのである。
(これら全て、自分が物忘れがひどく、すぐに傘を無くすからである。)

いやぁ、ありえない。それじゃどこだろう?
車か?

私は引き返して駐車場に戻った。
そして、助手席に掛けてあるはずの傘が滑り落ちたのかと思い、足元や脇を覗き込んだ。
やっぱりないよ。

そんなバカなことはない。
昨日の行動をもう一度カムバックしてみよう。

そして私はやっと思い出した。
その間に銀行のATMで会社の通帳の「通帳記入」をしていたのである。
横にあった傘立ての画像が鮮明に浮かび上がってきた。
そうだ、私はあそこにうっかりあそこに傘を置いてしまったのだ。間違いない。
レジでつり銭を受け取る時もコンビニに傘立てがある時も、傘を決して離さないのに、どうしてATMで傘を置いてしまったのかが情けないが、あんな1~2分ならまさか置き忘れるはずがないと我ながら油断していたのである。

場所は分かった。
しかし問題はどうやって取り戻すかである。
私がATMに行く時間は既に銀行が閉まっている。
月から金まで仕事はあるし、「置き忘れた傘を取り戻すため外出を許してください」と言うのが通用する会社ではない。(そして取りに行った所で、戻ってくる保障も無い。)

2~3パーセントの確率だが、たった一つだけ方法がある。
銀行が閉まった後でも6時7時だったら、まだ中に人がいるのを私は知っている。
何故ならいつか、ATMに違ったページを挟んでしまったら(それが理由かどうか分からないが)通帳が詰まって戻ってこなくなったことがあり、顔面蒼白で緊急電話を掛けたら、店内に人が居て対応してくれたからである。)

あの緊急電話で「昨日この時間にここのATMの傘立てに傘を忘れてしまったものです。傘はこげ茶で先っぽは黒で・・」と説明して、同情を訴え、取り戻してみよう。
中の人が心優しい人だったら、銀行の傘立てを探してくれるかもしれない。

それがダメだったら、もう諦めよう。なんせ元は105円の傘なのだから。。。
と私は行動を定めた。


そしてその日の夜、私は覚悟を決めて、昨夜通帳記入したATMに向った。
自動ドアを開け中に入って、ツカツカツカと歩いていくと、昨日置き忘れたまさにその場所に私の傘がそのまんま1本だけ残っていたのだった。

え~~ほんとに~~!
私は隣で通帳記入している人におかまいなしに、傘との再会をうれしいキャーキャーと喜んだ。
そして丸一日ここで放置しておいたにもかかわらず、そのまま誰も動かさず残っているというこの国に生まれて良かったと心から喜んだ。

上からいいことが降ってきた・・・・そんな一日だった。

4ギガのSDカード

2012-11-07 | 今の会社
今日は課長の現場の最終検査の日である。
さてお昼を食べようと思っているところに課長がやってきて、「sakeさん、4ギガのSDカードって無いかなぁ」と言う。

「あれ?誰かのデジカメにありませんでしたっけ?」と探すけれども、皆持ち出しているようだ。

「いやいや、社長室にもデジカメがあります。今(社長はお昼を買いに行っているので)ちょっと拝借しましょう。」
と、私は社長のデジカメを開けてみるけれど、残念ながら2ギガであった。

「2キガのSDカードではダメですか?」
「4ギガでないと全部写真が入らないと思うんだ。SDカード(ケース入り)で入れて持ってきてほしいって電話があったんだよ。」
「検査は何時からですか?」
「1時からなんだよ」
「あと1時間も無いですね、家電屋に行くには遠いし。。。」

私は近くのスーパーに電話して、それがあるかどうか尋ねたけれど無いようである。

「あ、でももしかしたらコンビニでもあるかも。」と思い、大き目のコンビニに電話すると「あります」と言う返事だったので、慌てて買いに出た。
急がなくては急がなくては、と思って走るけど、日頃の運動不足がたたり、2~3分も走るとゼーハーゼーハー走れないながら買って戻ってきた。

「課長~(^o^)丿ありましたよ~」
「サンキュウ~この写真をコピーして」

と課長は言うが、なぜか私のPCに入れても認識せず、ああでもないこうでもないとやっているうちに10分以上を費やしてしまう。
さすがに課長に相談してみると「4ギガは特別なのかなぁ」と言い、性能のいいnanuさんのPCで「どこに入れるんだ?ここか」とやっているうちに少々時間を費やしながらもコピーが始まった。

「sakeさん、オレもう1時からの検査に行かなきゃならないんだよ。このコピーが終わったら、現場に持って来て。来たら事務室に行って検査をやっている所を訊けば分かるから。」
と言われ、モコが役立ってうれしいと思いながらも、画面を見ながらこのコピーの進捗があまりに遅いので、「何時までに持っていけば大丈夫ですか?」と尋ねると、「2時までなんだ」と言う。

「2時という事は、1時半にはここを出なければなりませんよね。」
と私はコピーの進捗画面をみながら不安になるのだが、課長は「そうなんだ、頼むね」と言う。
「えーと、現場はどうやって行けばいいんでしたっけ?あ、でも地図を見てみます。」等と言って課長が出て行くと、社長室から「1時間もあれば幾らなんでもコピーなんかできるだろ!」と社長の声がする。

そして車に地図を取りに行って戻ってくると、社長は鉛筆で現場に行くまでの地図を書いており、「ここでどうこう」と説明しようとするので、いつも見慣れた地図を開いて教えてもらう。

「コピーはどうだ?」と言うので、「こうなんですよ」とコピーの画面を見せると「ほらあと40分じゃないか」と言うので、「それがですね、フォルダが変わるとまた時間が変わるんですよ」と私は指を差すと、その通り、あと120分になったり75分になったりするのである。

そして30分は過ぎ、社長はトイレに来るたびに「どうだ」と言うので、こんなですと画面を見せると、「でも、これだけ進んだじゃねぇか」と言われるも、「本当に間に合うのだろうか」と言う不安がよぎる。

ここで私は、「そもそもこうする前に写真の画像を落とすとか、圧縮するとか、他の方法はなかったのだろうか」と言う事に気付くのであるが、今更キャンセルボタンを押してそれらをいじる勇気などあるはずがない。
(このまま間に合わなかったとしても私が第一責任者にはならないが、いじってトラブったら何がさておき、私が第一責任者になってしまう。)

そして私は何かをするたびに手を休め、nanuさんのPCの進捗具合を見に行った。
まだだ。。。。
グーグル地図で、これから行くべき現場の周辺を探し、道を確かめる。
どこに車を置くか迷わないためである。

そのうち社長のお客が見えて、コーヒーを出し終わると、また画面をみつめた。
「あと3分!!」

もうすぐである。
私は食い入るように進捗画面を見つめ、あと1分、30秒・・とひとりカウントダウンをし、画面が閉じた!!

いつもだったら、ちゃんと入っているかどうか確かめるところだが、そんな時間は無い。
私は走り去って車に乗り込んだ。

時間はあと20分。
もう間に合わないと諦めるにはもったいない微妙なタイミング。

検査が長引いている事を祈りつつ車を出した。
社長に教えてもらった通りの道を行く。

グーグル地図で確かめた曲がり角。
ここを曲がれば・・・あと5分。
(私の最初の想像より早く着いた)

駐車場に役所の車がある。
間に合った。。。。


私は廊下をバタバタバタと走り事務室に「これを渡したいんですけど、検査をしてるところはどこですか」と尋ね、またバタバタバタと走り持って行った。

間に合った。。。。。
  ↑
でも、結局あまり見なかったそうだけど。(ガクッ)