日曜日、チーズケーキを焼いた。
正直、体が重くて重くてイヤイヤだった。
でもそれでもどうしても焼いたのは、チーズの賞味期限が昨日までだったからだ。
これに使う何とかチーズ、高いんだよ。
350円とかそのぐらいしたはずだ。
何故買ったかって?
つまみでリッツの上に乗せて食べようかと、ある日考えたのだ。
しかし、2~3枚、私が塗って食べて終わった。
何年か前はケーキを焼いた。
うそじゃない。ブログに証拠写真もあるはずだ。
今はその気持がかけらほども無い。
車を乗るようになったのは理由の一つかもしれない。
ケーキを焼かなくなった。
パンも焼かなくなった。
料理は明らかに手抜きになった。
時間そのものが車にとられたのもあるが、車がもたらした「スピード」が
私をじっとさせなくなったこともある。
すぐ到着したい、すぐ決着したい、すぐに食べたい
そこまで極端ではなくても、生活に「スピード」がかかった。
ほんの少しの隙間があれば、何か押し込みたくなる癖がついた。
あ、それは車じゃなくて、年のせいかな。
何のせいかはさておき、ケーキを焼くのに、まずケーキ型にクッキングペーパーを敷く。
丸型にハサミで切って、クルクル巻込みたがってるペーパーを油で型にとどめる。
丸型も切るためには、型をペーパーに乗せてサイズに描く。
これら全ての1つ1つの行為がとろい。
そして、「とろい」と感じる自分に腹がたつ。
それが思いあがりのような気がして。
いったいいつから、私はこんな人間になったのだ?
自問自答する。
ケーキのもたらすゆっくり静かな時間と、車の軽快な時間が、まったく相容れないかけ離れているもので、私の中でうまく混ざらないのである。
おそらく車を手離さない限り、ケーキは作れるようにならないだろう。
どちらが良い悪いでは無くて、どちらかしか受け入れられないのである。
携帯は車と同じ匂いがする。
それ以上にキツイ匂いがする。
あれがどれほど、人を飲み込んでいるのかなんて
考えるのは、私だけなのだろうか。
知らなくていいこと、むしろ知らないで済んでいることも
可能であれなら知りたいと思うだろう。
それは「知って当然だ」と言う感覚になるかもしれない。
私はそれがいやだ。
自分がそうなってしまうのがいやなのだ。
でもそんな風に思う私を人は「変人」と呼ぶ。
正直、体が重くて重くてイヤイヤだった。
でもそれでもどうしても焼いたのは、チーズの賞味期限が昨日までだったからだ。
これに使う何とかチーズ、高いんだよ。
350円とかそのぐらいしたはずだ。
何故買ったかって?
つまみでリッツの上に乗せて食べようかと、ある日考えたのだ。
しかし、2~3枚、私が塗って食べて終わった。
何年か前はケーキを焼いた。
うそじゃない。ブログに証拠写真もあるはずだ。
今はその気持がかけらほども無い。
車を乗るようになったのは理由の一つかもしれない。
ケーキを焼かなくなった。
パンも焼かなくなった。
料理は明らかに手抜きになった。
時間そのものが車にとられたのもあるが、車がもたらした「スピード」が
私をじっとさせなくなったこともある。
すぐ到着したい、すぐ決着したい、すぐに食べたい
そこまで極端ではなくても、生活に「スピード」がかかった。
ほんの少しの隙間があれば、何か押し込みたくなる癖がついた。
あ、それは車じゃなくて、年のせいかな。
何のせいかはさておき、ケーキを焼くのに、まずケーキ型にクッキングペーパーを敷く。
丸型にハサミで切って、クルクル巻込みたがってるペーパーを油で型にとどめる。
丸型も切るためには、型をペーパーに乗せてサイズに描く。
これら全ての1つ1つの行為がとろい。
そして、「とろい」と感じる自分に腹がたつ。
それが思いあがりのような気がして。
いったいいつから、私はこんな人間になったのだ?
自問自答する。
ケーキのもたらすゆっくり静かな時間と、車の軽快な時間が、まったく相容れないかけ離れているもので、私の中でうまく混ざらないのである。
おそらく車を手離さない限り、ケーキは作れるようにならないだろう。
どちらが良い悪いでは無くて、どちらかしか受け入れられないのである。
携帯は車と同じ匂いがする。
それ以上にキツイ匂いがする。
あれがどれほど、人を飲み込んでいるのかなんて
考えるのは、私だけなのだろうか。
知らなくていいこと、むしろ知らないで済んでいることも
可能であれなら知りたいと思うだろう。
それは「知って当然だ」と言う感覚になるかもしれない。
私はそれがいやだ。
自分がそうなってしまうのがいやなのだ。
でもそんな風に思う私を人は「変人」と呼ぶ。