昨日は少し早めに家に帰宅。
玄関を開けると台所に灯りがついている。
丁度、麻婆豆腐が出来上がったところだ。
髪が短いので「床屋にいったの?」と言うとウンと言う。
kekeは「これから風呂に入る」と言う。
ご飯はあと15分で炊きあがるようにスイッチが入っている。
「お風呂はゆっくり入るんだろ?」と言うと「30分ぐらい」と言うので、(今日は雨だから)見切り品があるかどうか見てくるよ、明日も食べられるし、と言うと「どうぞ」と言う。
せっかくkekeがマーボ豆腐を作ったのだから、お弁当類は安くてもやめよう、肉とか魚が安かったらと思ったが、まだ時間が早すぎて半額モノはほとんどなかった。
半額の冷やし中華をカゴに入れて、それからkekeにデザートでも買って行こうと思うと、イチゴとコーヒーのムースが半額であった。
イチゴとコーヒーとどちらが喜ぶだろう?でしばらくそこで悩んだが、イチゴのムースをカゴに入れた。
それからビールは自分用に買った。
そして家に帰ってそれらを冷蔵庫に入れると、kekeが出てきた。
そして、もう一度麻婆豆腐に火を入れていた。
(今日は風呂に入ってから、もう一度火を入れると言う作戦だったのか。^^)
そう言えば、kekeが高校1年の時だっただろうか。
文化祭委員をやって、学年で工作物を作ることになっていて、kekeのクラスの作品が一番段取りが早いと担任の先生から褒められたことがあったっけ。
そして今日は麻婆豆腐である。
kekeはワインの試飲のように、一口食べると味を確認して「この前ほどおいしくない」と言う。
私もパクと食べて「そんな事は無いよ、料理は最初に作った時が一番感動するものだよ。今日のも同じようにおいしいよ。」と言った。
少なくても、私がいつも作っている麻婆豆腐より数倍おいしいのは間違いなかった。
ところで、冷蔵庫に残ってるひき肉は明日はどうするの?と言うと、kekeは「ハンバーグでもしようかな」と言うので、「それもいいけど、ハンバーグは合挽き(牛が混ざったひき肉)で作ることが多いから、味がちょっと変わるかもしれないよ。」と言いながら、料理の本を取って来て、「こんなのも参考になるよ」と言った。
kekeはそれをペラペラ見ると、餃子もこの肉でできるのか?と言うので「できるよ」と言うと、やってみようかな?いつものうちのが美味しくないから、と言うリアクションだった。
「ちょうど今、キャベツも家にあるよね?こうやって切って塩をまぶして、絞って水分を抜くんだよ」と言うと、「そんな事してるのか?」と言うので、いつもしてるよと答えた。
そうしないとタネは水分だらけでまとまらないからね、と言う。
ちょっと面倒臭そうだなぁと言って、また明日考えようと言う。
でも、よく考えると土日は私が料理をする曜日なのである。
kekeの出方次第で、一緒に作ってもいいし、私が1人で作ってもいいし、餃子じゃなくてもいいと思う。
kekeは家にいるし、私もいつもと同じ変わらない生活だけど、何だか「私達は旅をしているのではないか?」と言う感覚になる。
これがどこか遠い所だったり留学だったりしたら、「人生のうちの1~2年、そう言うのも経験だよ」と思うだろう。
たまたま家の中にいるから【ニート】になっているけれど、長い人生のうちの1~2年のちょっとしたお休みと言う意味では同じような気がする。
私は「専業主婦」と言う7年間のお休みがあったけれど、そう言う時期があるのも良いかもしれない。
その時期がなかったら、一生考える間も立ち止まる無く働き、勉強し続けていくことになるかもしれない。
(本当はそれが【普通】なのだろうけれど。)
その結果、最後に名誉や出世があれば「オレはここまでやってきた」と言う自負につながるけれど、そうでなかったら???
人生と言う電車に乗りながら、たまにぶらりと改札口を抜けて、ちょっと街の空気を味わったり、食べ歩きをしたり・・・そんな寄り道を味わいながら、また電車に乗って旅をする。
たしかに特急列車に乗って、早く目的地に着くことも大切なのだけど。
でも、何歳までに何をしなければいけない、と言う約束はもうどこにもないのだから。。。
今、kekeは人生の電車を降りて、ちょっと温泉に入って休んでいるんだな・・・・。
(と思いつつ、また明日になると不安になるのかもしれない。)
玄関を開けると台所に灯りがついている。
丁度、麻婆豆腐が出来上がったところだ。
髪が短いので「床屋にいったの?」と言うとウンと言う。
kekeは「これから風呂に入る」と言う。
ご飯はあと15分で炊きあがるようにスイッチが入っている。
「お風呂はゆっくり入るんだろ?」と言うと「30分ぐらい」と言うので、(今日は雨だから)見切り品があるかどうか見てくるよ、明日も食べられるし、と言うと「どうぞ」と言う。
せっかくkekeがマーボ豆腐を作ったのだから、お弁当類は安くてもやめよう、肉とか魚が安かったらと思ったが、まだ時間が早すぎて半額モノはほとんどなかった。
半額の冷やし中華をカゴに入れて、それからkekeにデザートでも買って行こうと思うと、イチゴとコーヒーのムースが半額であった。
イチゴとコーヒーとどちらが喜ぶだろう?でしばらくそこで悩んだが、イチゴのムースをカゴに入れた。
それからビールは自分用に買った。
そして家に帰ってそれらを冷蔵庫に入れると、kekeが出てきた。
そして、もう一度麻婆豆腐に火を入れていた。
(今日は風呂に入ってから、もう一度火を入れると言う作戦だったのか。^^)
そう言えば、kekeが高校1年の時だっただろうか。
文化祭委員をやって、学年で工作物を作ることになっていて、kekeのクラスの作品が一番段取りが早いと担任の先生から褒められたことがあったっけ。
そして今日は麻婆豆腐である。
kekeはワインの試飲のように、一口食べると味を確認して「この前ほどおいしくない」と言う。
私もパクと食べて「そんな事は無いよ、料理は最初に作った時が一番感動するものだよ。今日のも同じようにおいしいよ。」と言った。
少なくても、私がいつも作っている麻婆豆腐より数倍おいしいのは間違いなかった。
ところで、冷蔵庫に残ってるひき肉は明日はどうするの?と言うと、kekeは「ハンバーグでもしようかな」と言うので、「それもいいけど、ハンバーグは合挽き(牛が混ざったひき肉)で作ることが多いから、味がちょっと変わるかもしれないよ。」と言いながら、料理の本を取って来て、「こんなのも参考になるよ」と言った。
kekeはそれをペラペラ見ると、餃子もこの肉でできるのか?と言うので「できるよ」と言うと、やってみようかな?いつものうちのが美味しくないから、と言うリアクションだった。
「ちょうど今、キャベツも家にあるよね?こうやって切って塩をまぶして、絞って水分を抜くんだよ」と言うと、「そんな事してるのか?」と言うので、いつもしてるよと答えた。
そうしないとタネは水分だらけでまとまらないからね、と言う。
ちょっと面倒臭そうだなぁと言って、また明日考えようと言う。
でも、よく考えると土日は私が料理をする曜日なのである。
kekeの出方次第で、一緒に作ってもいいし、私が1人で作ってもいいし、餃子じゃなくてもいいと思う。
kekeは家にいるし、私もいつもと同じ変わらない生活だけど、何だか「私達は旅をしているのではないか?」と言う感覚になる。
これがどこか遠い所だったり留学だったりしたら、「人生のうちの1~2年、そう言うのも経験だよ」と思うだろう。
たまたま家の中にいるから【ニート】になっているけれど、長い人生のうちの1~2年のちょっとしたお休みと言う意味では同じような気がする。
私は「専業主婦」と言う7年間のお休みがあったけれど、そう言う時期があるのも良いかもしれない。
その時期がなかったら、一生考える間も立ち止まる無く働き、勉強し続けていくことになるかもしれない。
(本当はそれが【普通】なのだろうけれど。)
その結果、最後に名誉や出世があれば「オレはここまでやってきた」と言う自負につながるけれど、そうでなかったら???
人生と言う電車に乗りながら、たまにぶらりと改札口を抜けて、ちょっと街の空気を味わったり、食べ歩きをしたり・・・そんな寄り道を味わいながら、また電車に乗って旅をする。
たしかに特急列車に乗って、早く目的地に着くことも大切なのだけど。
でも、何歳までに何をしなければいけない、と言う約束はもうどこにもないのだから。。。
今、kekeは人生の電車を降りて、ちょっと温泉に入って休んでいるんだな・・・・。
(と思いつつ、また明日になると不安になるのかもしれない。)