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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

動き出す時

2011-09-29 | 息子keke
kekeから実技試験のコースをもう一度おさらいしておきたいと言ってきた。

試験は3コースあって、そのどのコースになるかは分からない。途中の指示がなく、自分で道を選んで走る区間もあるそうである。
何回か通った道だけどブランクがあるから曲がり角を覚えておきたいと言う。

「何時頃起きればいいかねぇ」と言うと「5時に起きる」と言う。

今日の朝は5時に起きて、kekeと車に乗った。
kekeの言われた通りに右折したり左折したりしながら走り、ひと通り走った。
kekeは「道は完璧だ」と言うので帰る事にした。

帰り道に某牛丼チェーン店があったので、昨日CMで見た250円の牛丼を食べる事にした。私は牛丼屋でもカレーばかり食べているのでよく分からないが、keke曰く「この店の牛丼はトッピングを乗せるのを前提としていて味が薄めなのではないか」と言う。

昨日は予備校のパンフレットを持ってきて「このコースを受けたい」と言う。
私立の理系コースの中にR大と言うのがあって、「この学校はどのぐらいのレベルの学校なんだ?」と言うので、「ここは、私が行きたくて浪人してまでして勉強したんだけど行けなかった大学だ。」と言った。

「この大学は当時英語と数学の2科目だったんだよ。だからそれしか勉強しなかったんだ。だから他の大学もあちこち受けたけど全部落ちた。当たり前だよね、理科を勉強してなかったんだから。だけど1つだけ受かった大学があってそれがお母ちゃんの行った大学さ。物理は0点に近かったけど、英語と数学はほぼ100点だったと思う。」
「模試は受けなかったの?」
「受けたんじゃないかなぁ?たぶん不合格だったんだろうけど、あまり気にしてなかった。勉強すればきっと受かると思ってたから。とにかくそこに行きたかったんだよ。それで気がついたら、高校3年+浪人1年勉強しても行きたかった大学には行けなかったし、振り向けば高校時代に部活もボーイフレンドと遊んだりもしてなかった。何んにもない4年間だった。後悔した。だから子供には大学受験がなくて自由に高校生活を送れるようにしたかったんだ。」

kekeはもし自分に子供がいたら、受験はさせたいと言う。
挫折は小さいうちに少しづつ味わっておいた方がいいから。

どっちもどっちだね、と私とkekeは言った。

「でも、あの4年間は何にもなかった(=無駄)じゃなかったんだ。今になって分かったよ。」


kekeは早く予備校の勉強がしたいようで、免許もサッサと片付けたいようだった。
この2~3日で時間を調整して、両方ともやりたいなんて言う。

これまた驚いた。
今までは届出1つ出すのに、何週間も掛っていたから。