秋と共に、便りが二つ届いた。
1つは学費納入のお知らせである。
もう1つは携帯料金が払われていません、と言う便りである。
kekeも金が無くなってきたのだろう。
学校を辞めるなら、明日からでもハローワークに行ったらどうだろう?と私は言った。
「もう携帯代も自分で払ってほしいんだ。」仕事をみつけてほしいと言った。
またkekeはガックリうなだれた。
「学校だって、もう辞めていいと言う事になっているのに、どうして落ち込んでいるんだ?」と尋ねると、「生きている事自体が嫌だからだ」と言う。
それでもか・・・と私は思い、その原因を探りつつ、「それならkekeは今まで生きていて、一番楽しかった時代はいつなんだ?」と尋ねると、大学に入る前だ、と言う。
「その中だったら、いつが一番良かったんだ?」と尋ねると、その前はどれも変わらない、と言う。
「それなら、その大学を辞めて新しい環境になるのだから、悪い事ではないのでは?」と尋ねると、「不安でたまらない」と言う。
「と言うことは、大学に問題がある訳ではないのでは・・?」とつぶやくも、よく分からない。
kekeは生きているのがもうイヤだ、と言うので、「大学も辞めたのに何で?」と言うと、「金が無いからだ」と言う。
「お金はお前が頑張る気さえあれば、用意するよ。」と言っても耳に入らず、もう携帯代も払えない、と言う。
「それは分かっていたことじゃないか、6月7月8月、バイトを探さなければこうなるってことは。」
そうすると、「休学はバイトのためじゃない、休みたかったんだ」と言う。
「そんな事はないよ、バイトして環境を変えて考えてみたい、って言ったじゃないか。バイトを探さなかったのは、秋から学校に戻るからって言ってたじゃないか。」
すると、そんな事は無いと言う。
「そうだったよ。もっと追い詰められないとバイトを探す気にならないとも言ったじゃないか。今がその時なのでは?」
kekeはドアを開けてくれなかったので、私はドアの外から言わなければならなかった。
でも、もう怒ってはいなかった。
私はできるだけの事をしてきたつもりだった。
学校が遠くてバイトなんてできないと言ったから、小遣いも渡してきた。
学校に通うのに時間が掛かりすぎると言うから、ひとり暮らしができるようにアパートも探した。
(仕送りはkekeの思うようには渡せなかったけど。)
休んで考えさせてくれと言うから、半年休ませた。
それで辞めたいと言うから、辞めることもOKした。
それでもまだ死にたいと言う。
口が裂けてもお母さんのために生きてくれ、とは言わない。
そんなのもっと嫌に決まってる。
私だって自分のためにイヤイヤ生きている子供の姿なんて楽しくない。
それだったら、死んでくれて結構だ。
本当に死んでしまうと思うから、口には出さないけれど。
この以上、何をすればいいのか。
たしかに愛情も、夢も希望も与えられなかった親だが私は私なりにやってきたんだよ。
それでも死ぬしか答えが無いなら、もうそれも仕方が無いか。。。
「でもね」と私は言って、「誰だって不安なものだよ。私だって社会人になる前に不安で気持悪くてゲーゲー吐いてたし、他の人だってみんな似たようなもんだと思うよ。」と言った。
kekeは「自分の不安はもっと違う」と言う。
「その事を自分だけがそうなのかと思うか、みんなもそうなのかと思うかの違いじゃないのかな?」
と言っても分からないか。。。
1つは学費納入のお知らせである。
もう1つは携帯料金が払われていません、と言う便りである。
kekeも金が無くなってきたのだろう。
学校を辞めるなら、明日からでもハローワークに行ったらどうだろう?と私は言った。
「もう携帯代も自分で払ってほしいんだ。」仕事をみつけてほしいと言った。
またkekeはガックリうなだれた。
「学校だって、もう辞めていいと言う事になっているのに、どうして落ち込んでいるんだ?」と尋ねると、「生きている事自体が嫌だからだ」と言う。
それでもか・・・と私は思い、その原因を探りつつ、「それならkekeは今まで生きていて、一番楽しかった時代はいつなんだ?」と尋ねると、大学に入る前だ、と言う。
「その中だったら、いつが一番良かったんだ?」と尋ねると、その前はどれも変わらない、と言う。
「それなら、その大学を辞めて新しい環境になるのだから、悪い事ではないのでは?」と尋ねると、「不安でたまらない」と言う。
「と言うことは、大学に問題がある訳ではないのでは・・?」とつぶやくも、よく分からない。
kekeは生きているのがもうイヤだ、と言うので、「大学も辞めたのに何で?」と言うと、「金が無いからだ」と言う。
「お金はお前が頑張る気さえあれば、用意するよ。」と言っても耳に入らず、もう携帯代も払えない、と言う。
「それは分かっていたことじゃないか、6月7月8月、バイトを探さなければこうなるってことは。」
そうすると、「休学はバイトのためじゃない、休みたかったんだ」と言う。
「そんな事はないよ、バイトして環境を変えて考えてみたい、って言ったじゃないか。バイトを探さなかったのは、秋から学校に戻るからって言ってたじゃないか。」
すると、そんな事は無いと言う。
「そうだったよ。もっと追い詰められないとバイトを探す気にならないとも言ったじゃないか。今がその時なのでは?」
kekeはドアを開けてくれなかったので、私はドアの外から言わなければならなかった。
でも、もう怒ってはいなかった。
私はできるだけの事をしてきたつもりだった。
学校が遠くてバイトなんてできないと言ったから、小遣いも渡してきた。
学校に通うのに時間が掛かりすぎると言うから、ひとり暮らしができるようにアパートも探した。
(仕送りはkekeの思うようには渡せなかったけど。)
休んで考えさせてくれと言うから、半年休ませた。
それで辞めたいと言うから、辞めることもOKした。
それでもまだ死にたいと言う。
口が裂けてもお母さんのために生きてくれ、とは言わない。
そんなのもっと嫌に決まってる。
私だって自分のためにイヤイヤ生きている子供の姿なんて楽しくない。
それだったら、死んでくれて結構だ。
本当に死んでしまうと思うから、口には出さないけれど。
この以上、何をすればいいのか。
たしかに愛情も、夢も希望も与えられなかった親だが私は私なりにやってきたんだよ。
それでも死ぬしか答えが無いなら、もうそれも仕方が無いか。。。
「でもね」と私は言って、「誰だって不安なものだよ。私だって社会人になる前に不安で気持悪くてゲーゲー吐いてたし、他の人だってみんな似たようなもんだと思うよ。」と言った。
kekeは「自分の不安はもっと違う」と言う。
「その事を自分だけがそうなのかと思うか、みんなもそうなのかと思うかの違いじゃないのかな?」
と言っても分からないか。。。