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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

「ショローの女」とナスカレーの一日

2021-09-26 | 読んだ本

また日曜が終わる。
今日は「ショローの女」/伊藤比呂美さん著 を読んだ。あと残り1割を残すのみである。

伊藤比呂美さんの本は、9年前「とげ抜き新巣鴨地蔵縁起」と言う本を読んだのが最初であった。それはたぶんエッセーという分野に属すると思われるが、自分の内情を吐露し吐露しまくったという意味では叫びのこもった小説に近いエッセーで、私はこの本を読んで、グッとハートをわしづかみにされた。
巻末の肩書きを見ると、伊藤比呂美さんは詩人とのことで、その文章のトントントンと織り成すリズムがまた良い。「良い」というのは、簡素なとか、シンプルな、というのとはまた違う。何やらそこにも「女である」という念がこもっているような響きがある。

伊藤比呂美さんの最新のエッセーによると、犬1匹と同居し、鉢植えは何十個もあり、それだけでも私からすれば、もう十分手一杯のように感じるが、更に早稲田の授業を引き受けていて、毎週そのために熊本から東京に来ている。
後半はコロナが流行りだし授業がオンラインになった。すると今度はネコを2匹飼い始めたと書いてある。

何て濃い人生なのだろう。
私は今、息子の分の弁当や食事を作るのも(正直に書くと)面倒くさいのに。犬にネコに鉢植え。。。そして早稲田の授業や、執筆もあるのだ。どうやって時間を切り分けしているのだろう。
確かその前の本では、お父様の看病のため年中アメリカから熊本に年中帰ってきたりしていたはず。

「ショローの女」を午前中読み、ブログを書こうとしたが、何となくまとまらなかったので中断し、午後は料理を作ることにした。

・煮卵
・ハンバーグ(kekeの夕飯とお弁当用)
・ナスのカレー(自分用)
・ミートソース用の具材炒めただけ
・ポテトサラダ
・ホーレンソウのオイスターソース・豆板醤和え
・味噌汁

この中の「ナスのカレー」と言うのは、ほとんどスープに近い薄いカレーである。ちなみに昨日も全く同じ材料で全く同じ「ナスのカレー」を煮て食べた。どうして薄いスープのようなカレーなのかと言うと、濃い目のトロトロしたカレーにすると、後で鍋を洗うのが面倒だからである。(薄いカレースープだと手でこするだけで簡単に落ちる)
(ルーを少なめに入れるので、1/3ぐらいは辛口ルーを混ぜるのがコツ)

味よりも、ラクチンを優先するという。。。そう言えば「ショローの女」でも、伊藤比呂美さんが同じ煮物(鍋物?)を毎日食べているというくだりがあった。今までさんざ料理を作ってきて50代で自分ひとりのために作るとなると、そうなるよね・・・たぶん私も1人になったら毎日カレーばかり食べていると思う。


「大笑い!精神医学」/内海聡さん著・めんどぅーささん(マンガ)

2021-09-05 | 読んだ本

「大笑い!精神医学」/内海聡さん著・めんどぅーささん(マンガ)

この所、暗い内容ばかりの本で、「今日は少し笑えそうな本を読んでみよう!”」と思い、大笑いできそうな精神医学の本を読むことにした。(しかもマンガ付)
それがタイトルの本である。

でも・・・中身はずっしり重かった。。。(-_-;)大笑いどころではなかった。

この本のテーマはただ一つ副タイトルにもある通り「精神医学を100%否定する」本である。つまり、精神科に騙されるな!と言う本であり、「通えば通うほど病気は重くなる」という内容の本である。
こちらの内海先生は精神医学の専門で、何年も病院で働いてごく普通に処方箋を出している仕事をしていたが、「やっぱりこれはおかしい!」「自分は真実を伝えたい!」と思って、その事実を伝えることにしたそうだ。

精神医学の病気は自然に治るものも多いのに、病院に行くと病名がついて薬が処方されてしまう。「治る」「治らない」も曖昧でダラダラ続いていくうちに、患者さん自身も自立ができず治療に依存する状態に陥るという意味合いで書かれてある。(10年20年入院している患者さんは入院患者全体の3割になるようだ。)内海先生はこれに疑問を呈しているのだ。

私自身も薬があまり好きではないので、基本的にこの本の内容に賛成なのだが、今悩んでいる当事者や親御さんに「この本を読めば」とはとても言えない。言葉が厳し過ぎる。本当にこの本のように、精神科に足を踏み入れると、薬がどんどん増えてしまうのだろうか?この本を見ると、そうなってしまうケースが多いように思ってしまうけれど、実際はどうなのだろうか。

この本の最後の章辺りに「発達障害」についても書かれている。こちらももちろん批判ばかり。(お子さんではなくて医学界に対する批判です。)「今や発達障害は一大産業になりました。次は『ひきこもり』です。」と書かれている。


「引きこもり」と言えば、数年前の我が家である。今年はあの8月を思い出せぬまま過ぎてしまった。
あの8月とは「生きているのがツラすぎる」とブログに書いた8月である。息子が何もせず部屋でこもっていることが、お先真っ暗でツラくてツラくて「生きているのがツラすぎる」とブログに書いたのだ。

その翌年、1年前のブログを読んで「あの生きているのがツラすぎるから1年が過ぎ」というブログを書き、3年後にまた「あの生きているのがツラすぎるから3年が過ぎ」というブログを書いた。毎年8月になる度に息子の現状を書いておこうと思ったが、今年はすっかり忘れていた。あれから7年の歳月が流れていた。

あの時は、何人かの方から「息子を病院に連れて行ったらどうだろう」というメッセージをいただいたが、そう言う気持ちにはなれなかった。私の中では精神科に行く状態とは、日常の生活が送れず明らかに通報されるような状態になることだと思っていたのだ。それ以外は「病気」ではない・・でも連れて行けばきっと病気にされてしまう、そうすれば息子は鬼の首を取ったようにその状況にぬくぬくするだろう・・・。

しかし逆にそう思ってしまったことで、「何故お前は仕事を探さんのだ!」とプレッシャーを与え続け、息子には悪いことをしてしまったと思う。それも一長一短である。

今、当時の私と同じように悩んでいるお母さんがいたら、「とりあえず6~7年、ゆっくりしていればどうでしょう」と言うと思う。当時の私だったら「6年も!!とんでもない。そんなに待てません!就職できなくなってしまいます。」と言い返すだろうか。

「いえいえ、30過ぎても働こうと思えば仕事はあります。派遣会社とかもあります。そこからでもやる気になれば大丈夫です。」
「そんなに長く休んでいたら、もう仕事なんてしなくなってしまいますよ!」
「そこから働き出している若者もいました。大丈夫です。でも例え働かないままでも、最悪あなたが今のようにずっと養ってあげればいいんです。」
「ふざけないでください!私だって定年があるし、そのうち死んじゃいますよ!」
「その時はその時で本人が考えます。最悪生きていけなかったとしても、たぶんお子さんは後悔しないと思います。責めないであげてください。」
      :
      :
一人二役になってしまった。。。(-_-;)

私はずっと「仕事もしないで家でゴロゴロしてるなんて人間ではない!!」と思っていたけれど、そう言う生き方もまた一つの生き方かな・・・と思うのだ。。。いじめ問題ではないが、イジメに近い環境で無理して我慢して続けて最終的に命を落としてしまうよりは、家に居てくれていいのだ・・・と今は思う。そのようになってしまったお子さんには本当に申し訳ないけれど、イジメで傷ついて更に命を落とすなんて悲しすぎる。

そしてそのぐらい腹を括ると、子供も変わってくる可能性も高い・・・ような気がする。「生きてくれればそれだけでいいんだよ」と思っていると、子供もだんだん力が湧いて来るのかもしれない。(確信はないけど)

あの時は蝶になる前のサナギの時期だったのだ。無理にゆすらず壊さず、そっとしておけば、やがてカラを破って立派な羽を持った蝶々になる。だからたぶん、そっとしておくのが正解。(これも確信はないけど)

もしもお子さんのことで悩んでいたり、通院することで悩みがあったら、この本を読むのも一つの参考になると思う。でもあまり勧められない。何しろ通院に反対する立場の先生が書く本である。現在通院されている親御さんに対してはかなり手厳しい表現が待っている。恐らくとても傷つくことになると思う。

それも覚悟の上で腹を括って、それでもその理由が知りたいと思う方ならばお勧めである。
精神医学の現状が書かれている。精神医学とは何なのか、何から生まれたのか、最初の治療法は?それを読むと、愕然とする。果たして今のままでいいのか、もう一度考えてしまう本になるだろう。



「2050年衝撃の未来予想」/苫米地英人さん著

2021-08-31 | 読んだ本

ある方の奥様が事故を起こしたらしい。レッカーを呼ぶような事故だったようだ。
でもケガは無かったみたいだからいいけど。。。どうしたんやろか。。
前にもコメントで同じようなことを書いていた方がいたから、ちょっと気になるなぁ。。。


「2050年衝撃の未来予想」/苫米地英人さん著

この本を読んでみたのは、これからの時代私はどうやって生きていけばいいのだろう?と考えたからだ。もっとも生き残れるかどうかまだ分からないけれども。
私は色んなことで絶望に近い気持ちでいる。政治のこと、経済のこと、詳しくは分からないけれど、もう時代の流れは止められないし、周りの人の考え方とは(ワクチン一つ取っても)何だか合わないみたいだ。これからこんな時代になるのかと思うと泣けてくる。

私は仏様に救いを求めるようにこの本を読むことにした。だが、とても時間が無いので興味がある所だけ読ませていただいた。2050年の世界に何が起こるかはもうあまり興味が無い。コンピュータ一つあればどこにでも行けるとか、MUFJコイン(三菱銀行のコイン??)とか、国がなくなるとか、移民がとか、ほとんどの仕事は人工知能?そんなのはどうでもいい。ただその時代にもしも自分がいるとして、そんなもうぐにゃぐにゃな時代を、どう迎えればいいかということが知りたかった。

なので最後の章だけ読むと、苫米地(とまべちさんとお読みする)さんは「やりたいことをやりなさい!」と言う。年収650億の金融資本家にとっては、年収1000万も、300万も変わらない奴隷で、「オレはこんなきれいな鎖で縛られてるんだよ」と見せびらかしているだけなのだそうだ。

職業で人気のある「電通」は高給取りでクリエイティブなイメージだけど、彼らの言われた通りの仕事をするだけ。それは彼らの価値観に縛られた鎖でつながれていることと変わらない。これから「仕事」は人工知能で減っていくけれど「職業」は無くならないのです、と言う。今、世界は金融基本主義に支配されていますが、その価値観に負けないようにすること(?)なのだそうだ。

 「メディアにコントロールされないでください。
  権威のいうことを信頼せず、自分の目と頭で判断してください。
 国内企業の皮をかぶった、国際金融資本の動きから目をそらさないでください。
 そして、自分に付加価値をつけ、生産性を高めてください。
 自分に正直に、やりたいことをやってください。」(本文のまま)

既に社内においても「奴隷」となっている私にいったい何ができるのだろうか。心底、心の底から奴隷以外の発想が何も無い私が何を変えることができるのだろうか。

やはりここでも思い出すのは、藤森かよこさんのあの一言である。

あなたは「彼ら」に関係なく幸福でいることだ。権力も地位もカネも何もないのに、幸福でいるってことだ。平気で堂々と、幸福でいるってことだ。世界を、人々を、社会を、「彼ら」を無駄に無意味に恐れず、憎まず、そんなのどーでもいいと思うような晴れ晴れとした人生を生きることだ。「彼ら」が繰り出す現象を眺めつつ、その現象の奥にある真実について考えつつ、その現象に侵食されない自分を創り生き切ることだ。(原文のまま)


いずれにせよ、私は好きなことをして、お金の価値観に惑わされず、アッハッハッハ!と笑って過ごすことらしい。ついこの前までそうやって過ごしてきたじゃないか、それは私にとってそんなに難しいことではない。
ただ迎え撃つ時代が怖いだけ。。。何だかとんでもない時代になったなぁ、と思わずにいられない。


「99%の人に伝えたいこの世界を変える方法」/内海聡さん著

2021-08-28 | 読んだ本


「99%の人に伝えたいこの世界を変える方法」/内海聡さん著

本当はこの先生のワクチンの本を読みたいのですが、人気があってなかなか手元に届きません。(^_^;)今日はこちらの本を借りて読んでいます。
たしか精神科の先生だったと思いましたが、薬も医療もほとんど否定なさっています。
医療が必要なのは、交通事故の重症や、誤飲、ぜんそくの発作や意識障害、お産とかの緊急事態で、そうでないのは医療は不要ですよ、と言うのです。老人福祉も飼い殺しと薬漬けなんだから要らない、ピンピンコロリで死ぬ時はさっさと死ぬのが理想。そうすれば健康保険も介護保険も要らない・・・。

その分食べるものに気を遣うことで、病気はどんどん無くなって行く・・というのが内海さんの考え方で、無添加ベーグル工房や自然農業もグループホームとかでやっているそうです。もともと自然なものを食べれば病気になりにくくなり、薬も飲まずに済み、身体も健康になる、という考え方なのでしょう。

そしていよいよ核心迫る政治の話へ。。。

「日本の意思決定は、議会や政府によって行われているのではない。日米合同委員会やCSI(米戦略国際問題研究所)などが主となっており、日本は植民地と呼んでさしつかえない状況となっている。」(本文のまま)

「(政治家は)カネはいらない、日本や日本人のために働きたいという人がやればいいし、そういう人がやらなくてはいけない職業なのだ。」(本文のまま)

私もつくづくそう思いますよ。
今までも感じてきたけれど、今回のワクチン問題でその思いが加速しましたね。
これだけ副作用の事例を出して、分かっているだけで1,000人以上の人が亡くなって、まだ国民に打たそうと宣伝までしているのは、更に上にお上がいて、植民地みたいになっているのかなと。
そう思えば、水道事業が民営になって外資に買われようとしているのも、失業している人がいるこのご時勢で移民が沢山入ってくるような法律になっているのも、水源地や自衛隊基地の近くの土地が買われても厳しく押えられないのも、みんな納得できる。

私知らなかったけど、まだODAってやってるんですか。
気候変動サミットへ1兆7400億円、ASEANに2兆円、インドに3兆5000億円・・・(中略)・・・アベノミクスの結果アメリカに105兆以上とは何ですか。(2014年)

本当にこの国は貢ぎまくりらしい。消費税をいくら値上げしても、どうせそっちの貢ぎものになるのではなかろうか。
私は最近、日本が戦争に負けても皆殺しにならなかったのは、こうしてこの後貢ぐために残されたのではなかろうかとまで想像するようになった。そう思えば全て納得できる。

二世・三世の政治家を禁止というのも賛成だ。
彼らは子供の頃から次の政治家になると見込まれて、そのように育てられていくだろう。

この前、菅総理の動画(人口が減少しているという発言の)を見て、お疲れと言うか、これだけコロナの感染者が増えたり、ワクチンの副反応で人が亡くなったりしていたら(6月は昨年と比べて8300人増しだとか)、例え言われてやってたとしても、心うつろになると思う。

でも、2世の政治屋さんは、K泉さんとか、K野さんとかだったら、しれーっとしてるような気がする。勝手な想像で申し訳ないけど、何となくそう言う風に見える。A倍さんはよく分からない。この本では、A倍さんもA生さんもそちら側の人なんだって。(あぁ・・・G子の言ってた通りじゃん。。。)
小さいうちから選民思想みたいなものを育てられるのではなかろうか。でなければ、国民はこんなに貧乏生活を強いられていて、消費税も値上げさせられたものを、あんなにバラ撒けるのかなぁ~?

馬渕さんは正直に言うって言ってた。
「私はもう殺されるかもしれませんが、最後に国のためにこうします!」って。
私もそういう、正直な政治家がほしい。もう隠し事ばっかりで、当選しちゃえば後は彼らの思い通りに動かしてるだけじゃん。。。


で、どうすればいいんだ~次の選挙は誰に入れればいいんだろう??んなことしても、何も変わらないのかなぁ?

ところで、田布施って何?


「本当はこわくない新型コロナウィルス」/井上正康さん著

2021-08-26 | 読んだ本

先週借りた本

「本当はこわくない新型コロナウィルス」/井上正康さん著
感染症や分子病態学を専門している大阪市立大学で名誉教授になられたり、宮城大学で副学長をされていた先生です。今はクリニックの院長でもあり、腸内フローラ移植臨床研究会というのをされているそうです。(巻末より)

この本によると、新型コロナウィルスとは、感染力を強めた新参型の風邪ウィルスと言うイメージだそうです。日本や東アジアには、古くから4種類のヒト型土着コロナウィルスがあり、コロナウィルスとは共存してきたそうです。そのような免疫も元々持っていた上に、昨年はまずコロナの弱い株が入ってきて、ほとんど無症状で気がつかないままワクチンのように集団免疫になり、強い株が入ってきても、さほど被害に繋がらなかったのだとか。

日本人はもともとコロナウィルスと共存してきて免疫があるし、新型コロナウィルスで重症化するのは持病や高齢者などのごくわずか。だから三密・緊急事態宣言・営業自粛などは「壮大な空振り」。感染してもほとんどが無症状に近いので、ウィルスの恐怖を煽るメディアが一番深刻と書かれています。
(2020年6月から、死亡者は他に原因があってもPCRで陽性になるとコロナの死亡者としてカウントされることになったので、実際より多めに見積もられている可能性が高いそうです。)

こちらにあるグラフで見ると、50代で重症は全体の1~2パーセント位なんですよね。(^_^;)80歳台でも5%ぐらいではないでしょうか。ほとんどの人は無症状や軽症だそうです。ちょっとそれを見て安心しました。

やるべきこととしては、シンプルに、手洗いとうがい。それに加えて「鼻洗浄」もお勧めだとか。それからトイレ掃除がいいそうです。便と共にウィルスが外に排出されるので、トイレで感染する可能性が高いそうですね。
(外出の際のトイレは便器はウェットティッシュで拭いて、必ず手を洗うようにすればいいそうです。)

それから食べ物ですが、免疫系は70%は腸管がコントロールしているので、植物繊維(根菜類や海藻類)が大切とのこと。ビタミンA、C、D、亜鉛、マグネシウム、発酵食品・・・飲み物は緑茶(の中に入ってるエピガロカテキンガレート(EGCG))に感染予防効果があるそうです。(これからは緑茶派になろうかな)

・・・・この本が出版されたのは、昨年の10月。まだデルタ株が出る前なので、こちらの本を書いた井上先生の今を検索してみました。
最近の講演の内容が載っていました。
https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-08-16

やはりデルタでも「ほんとは怖くない」というのは変わらないようです。(^_^;)上記のリンク先、読んでみると安心しますよ。
本当はそれほど怖くないのかもしれない・・・と思ったら、また元気になれそうです。(暴走はしませんよ。)

https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-08-17
こちらの講演も面白そうですね。(^_^;)


「日米戦争を策謀したのは誰だ!」/林千勝さん著(2)

2021-08-04 | 読んだ本

先ほど読んだのは「日米戦争を策謀したのは誰だ!」/林千勝さん著 の続き。

難しい言葉や人名がいろいろ出てくるので、なかなか進まない。でもそろそろ返さないとならないので、面白そうな所をピックアップして読むことにする。でもやはり進まない。この先を読みたくない。何故なら国内に裏切り者がいっぱいいて、腹立たしいやら悲しいやら・・・。

中でも一番の裏切り者が、第23代総理大臣近衛文麿。。。この方はあの藤原家の末裔なのだ。平安時代に頂点に立ったあの藤原一族の末裔・・・近衛文麿は「もう一度藤原家の天下にしたい」と言う野望を持っていた。
「それにはソ連のように革命を起こし、日本を社会主義にして、昭和天皇に責任を取って退いていただき、自分がTOPに君臨する・・・」そのような夢を描いていたそうなのだ。(未だに信じられないですが)

そして近くにいる友人達も、社会主義・共産主義の友人が多かった。その中にはあのソ連へ情報を差し出すスパイの友人も取り巻きの中に入っている。それから、仲良しだったのが「朝日新聞」関係者。この仲間達で「日本転覆→社会主義国家へ」を目指す。
周りの政治家や軍の上層部は、戦争はしたくない。シナ事変後も蒋介石とうまくやり直そうとしたり、さまざまな平和外交を展開するも、「近衛文麿とその仲間達」が妨害して撹乱させていく。
それも彼らは「日本に革命を起こし社会主義にすること」を目指していくのだ。

改めて書いていて悲しくなってくる。
こんな人達の身勝手さに、日本国民全員が巻き込まれていくとは。
悲しいことに、この近衛文麿さんは、国民人気がすごかった。(朝日新聞を味方にしていたからだろうか?)
それは「扇子の要」のような存在だったと、林さんは書いている。だから周囲も結局は無碍にできなかった。
しかも、戦争直前には、うまいように自分はTOPの座を退き、あの東条英機さんに責任を押し付け、自分は平和主義者で戦争を反対しているようなアリバイ作りをしていたのだそうだ。

この人が、真剣に日本のことを国民のことを考えていたら、どんなに状況は変わっていただろうか。林さん曰く、日本が南ではなく(真珠湾なんてとんでもないこと)、ドイツと組んで北(ソ連)に向ったら展開はまったく変わったものになっていて、陸軍やまともな人はそれを勧めていたのに、話がまとまりそうになると、この「近衛文麿とその仲間達」がぶっ潰したように書かれている。

しかも真珠湾なんて、名前すら出てなかった場所に、いきなり向っていったのが、もう1人の裏切り軍人だった。もう本当にありえない。

これがさきの戦争の始まりだったとは。。。
そうそう、肝心なことを書き忘れた。その「近衛文麿とその仲間達」の裏にはソ連(スターリン)があり、更にその向うにはあの国際金融資本家が居たという。それは日本と中国をダラダラ争わせ、やがて隙をみつけてアメリカを参戦をさせるため。。。
彼らにとっては近衛文麿も操縦されたようなものだったのかもしれない。

あれから70年以上が過ぎた。
今の日本はどうなのだろう?
現代にも近衛文麿みたいなポジションの人はいるのだろうか。。。。


「ルーズベルトに与うる書」

2021-07-26 | 読んだ本

昨日のお友達からのコメントで知った「ルーズベルトに与うる書」。

今日はこちらを紹介したいと思いました。
これは硫黄島の戦いで次は戦死する覚悟で2人の将校がこちらの手紙をお腹に巻いて出陣したそうです。その手紙はアメリカ軍の手に渡りました。

本当はお友達のリンク先で読まれるのが一番良いと思うのですが、お断りもしていないので、同じ動画をアップします。


動画よりも文章で読みたい方はこちらをお勧めします。(「ねずさんの学ぼう日本」より)
https://nezu3344.com/blog-entry-1416.html


戦前の当時、インドやフィリッピン、アジアのほとんどを欧米の国が植民地にしていました。教養も与えず奴隷のように使っていたそうです。日本は国際連盟で「人種差別はなくす決まりを作ろう」と言い出しましたが、却下されました。それどころか今度は日本を生意気だとばかりに戦争で叩こうとしたのです。あの手この手の挑発と意地悪で、日本はついに一撃を加えてしまうのが、真珠湾攻撃でした。(これには日本側にもスパイがいて、最悪なパターンに向わせた模様。)

終戦の半年前に厳しい戦いの中で市丸中将が戦死する直前に書いた最後の手紙「ルーズベルトに与うる書」はそれを踏まえて書かれています。


私の脚色も加わってしまいますが、ざっくり簡単に書いてみようと思います。

「私達日本人は色んな階級があってさまざまな職業につきながら、天皇のもとで平和な世を作るお手伝いをみんなでしています。あなた方のように豊富なお金やたくさんの爆弾は持ってないけど、精神的には明るく充実してるんです。あなたやチャーチル殿にはそれが分からないと思うので、一言申しあげたいのです。」

「あなた達白人はすでに充分な繁栄を遂げているではありませんか。なぜ東洋のことを東洋に任すことができないのですか。あなたはどうして、そうも貪欲で狭量なのでしょうか。」

「あなた方は世界制覇を前にして得意になってるでしょう。でもあなたの先輩のウィルソン大統領は絶頂の時に失脚したんですよ。(力で制覇すれば、また誰かに力で制覇されるのを繰り返すだけですという意味。)」

ここまで鋭い指摘をしながら、それでも手紙の一番最後には
「願わくば、私の言外の意を汲んでいただき、その轍を踏むことがないようにしていただきたいと願います。(これ以上もう殺し合いをやめてください。)」とお願いで締められているのです。


言葉は丁寧で相手を尊重しながらも、言いたいことは例え相手が大統領でもはっきり言う。それは自分達は間違っていない!と言う自負があるからなのでしょう。
(今の政治家さんとはずいぶん違うような気がします。)

この手紙はアメリカの様々なメディアで放送され、感動を起こしたとのことです。
私は昨日初めて知りました。
こういう話こそ、教科書に載せたり、メディアで流したらいかがでしょうか。


ここから先は私の空想ですが、日本にはもともと「切腹」と言うものがあったり、「何よりも命が大切」と言うよりも「命を捨てても正義(道理)を貫く」と言う文化があるような気がします。
それを思うと、「残した家族のためお国のために自分の命を捨てても戦う」と言う方向に行くのも不思議でないし、それはひとつの考え方のように思います。

方やあちらさんから見れば、自分達は実験の延長で他国に原爆を落としてみたり、その後も調査観察をしてるような感じでそもそも植民地としてアジアで君臨しているのを当然としていた人達。その人達から見たら、家族のためお国のために命を捨てると分かって乗り込んでくる特攻兵には「敵わない」と言う気持ちにもなるんじゃなかろうか。
だからこそ、「飛び込んでくる兵隊はクレイジーでありえない」「命は何より大切なもの」と戦後日本人を洗脳していったとも言えるのでは・・?

ましてや戦争に引っ張り出したのは自分達だと分かっているのでしょうから、「戦前の日本人が悪くて戦争になった」とことさら洗脳したのかもしれません。口が裂けても「自分達が戦争を仕向けた」とは認められないでしょうね。。。

でも本当に誰かが世界を制覇しても、またその中で違う争いが始まるだけ。
戦後70年経っても、相変わらずそういう覇権争いが続いているんだなぁ~この世界は。。。


「日米戦争を策謀したのは誰だ!」/林千勝さん著

2021-07-26 | 読んだ本

「日米戦争を策謀したのは誰だ!」/林千勝さん著

こちらの本を読み始めた。夜中に目が覚めて今やっと1/3に届くかどうか?の辺りである。今人気急上昇の林千勝さんの2年前に出した本だ。

まえがきの一番最初に「私がもっとも尊敬するアメリカ大統領は第31代フーバーです。」との始まりから、内容の予感にワクワクする。フーバー大統領は「日本は悪くない。自衛の戦争だった。」というように日本をフォローしてくれた元大統領だと記憶していたからだ。


フーバー元大統領は平和を愛する大統領だ。「アメリカはもう戦争に加入する必要はない、ドイツはヨーロッパを攻撃しない、アメリカは他国に要らぬ干渉をしなければこのまま平和で安定するだろう。逆に戦争に加入すれば国が疲労して経済もどうなるか分からない。」そう考える大統領だった。

しかしそれに対するのがあの第2次世界大戦に導いていくルーズベルト大統領である。そのバックには共産勢力があり、林さん曰く国際金融資本家がついているようだ。フーバー元大統領が必死に「アメリカは戦争をするべきではない!しなくても大丈夫なんだ!」と講演したり、ラジオで解説するので、ルーズベルトも一応「私も戦争しませんよ、ご安心ください。」みたいなことを言っている。だがしかし、その裏ではドイツをやたら挑発したり(ヒットラーは巻き込まれないようにスルーする)、今にドイツが攻めてくるぞなどと世論を作っていく。

フーバーさんは「それでもまだイギリスの首相(チャーチルではなくその前の人)が平和主義だから大丈夫だろう」と思っているが、どういう訳かイギリスが急に変わっていく。ルーズベルトも庶民には分からないように少しづつ大統領権限を大きくして、大統領が舵を取れば戦争もできるような議会の作りに変えていく。
フーバーさんはそれに気づいて、どうにかその流れを押えようと必死に活動をするが、アメリカ国民はだんだんと好戦的になりつつある・・・・今はその所である。

まだ日本は出てきていないが、この後ドイツを挑発するのを諦め、日本がターゲットになるのだろう。恐らくこの後今度は日本の国内事情(近衛文麿氏や尾崎秀実などスパイ)に話がうつっていくものと思われる。

本も厚いし、内容も硬いので、最後まで読めるかどうか分からないが、気分が乗り次第読もうと思う。(気分が乗り次第というのは、こういう本はエネルギーが無いと読めないのである。精神的に楽しいものではないので。)


私もこのような日本が最後に負けてしまう戦争の本を読みたい訳ではない。でも、歴史はつながっている。100年も200年も前から繋がっていると思うので、過去を知らなければ、今もまた分からないと信じている。

まだ1/3も読めていないけれど、当時のアメリカの、フーバー元大統領が一生懸命平和を説き、戦争をする必要が無いと言ったのは、70年以上過ぎた今では正しかった。日本もドイツも大国アメリカと戦争をする気は無かったと言うのは歴史上事実だから。当時ルーズベルトが大統領でなく、フーバーさんが勝っていたら、世界大戦までにはならなかったのだ。
ポーランドはドイツを話し合って、その一部の領土(ドイツ領になっても仕方ないポツンと離れた場所)を渡して終わったかもしれない。日本も満州で終わったかもしれない。もっとも、ソ連のスターリンと、英国のチャーチルがいたからどこまで食い止められたかは分からないけれど。

たぶん、今のこのコロナも恐らくこれと無関係ではないと思う。
人によってはこれが第三次世界大戦と言う人もいる。先の戦争が平和を愛する(今では正しい)フーバー元大統領が必死で止めようとしても、あらゆる障害が起きてどんどん形勢が悪くなっていった。

あの状況と今の状況が、何か何か、似ているような気がするのだ。
例えば、ある一方の動画がどんどん消されていること。それについてテレビも語らないこと。
ワクチンパスポートがフランスやイギリスで起こっていること。(デモも起こっているようだけど。)個人の意思があるようで実は巧妙に半強制になりつつあること。

当時のアメリカのルーズベルトが「私ももちろん平和を愛してます。戦争なんてしませんのでご安心ください。」と口では言いながら、裏では他の国を挑発したり、がんじがらめにしたり、飲めないような無理な要求をつきつけたりして、どこかで最初の一発をやらせたいと、試行錯誤している。それはルーズベルト1人ではできないようなプロパガンダ(宣伝)も起こっている。

戦争をしたい人達は日本が戦場になることも平気だったし、それで原爆の実験をして力を見せ付けて平気だった人達である。要するに世界にはそう言う考えの人達もまだまだ多い。
そう言う人は、どこで何をどう宣伝して、どう人を動かすか分かったものではない。(と思った方がいいのでは。)

全てを疑ったところで、このコロナやワクチン騒動の何が正しかったか分かるのは何十年も先のことになるだろう。当時のアメリカ人だって、何か正しいか分からないまま煽動されて戦争が正しいと思ってああいうことをやったのだから。

本当に何が正しいのかは分からない。
後になってやっぱり政府の言う事が正しかったね、となるかもしれないし、小泉政権みたいに当時は人気があったけど、日本はお陰でズタボロになったねって場合もある。

ただあの戦争前夜の様子をこうして読んでいくと、「何か大きな力が働いている」と言う場合は、良からぬ方向に行っている場合が多いのではなかろうか。。。。平和や安全を目指すのであれば、何も力を働かせる必要はないのだから。
林千勝さんも「まえがき」で、「我々の日常の営みから戦争をしようという発想は生まれません。」と書いている。本当にこの通りで、無理やり何かをさせるということは、その裏には何かある。
5Gが~とか、チップが~とまでは思いたくないが、ただワクチンをたくさん売ってお金儲けをしようだけで、ここまでするかなぁ?、それだけではないと身構えた方がいいのでは。


一つ思うのは、必死で戦争を回避しようとしたフーバー元大統領だったが、これに賛同してくれるマスメディアに逆らって勇気ある行動を取った人もアメリカにはいたようだ。

それに比べて日本は勇気を出して行動を取る政治家が当時も今もあまりいなさそう。1人勇気を出して「本当はこうなんです!」と言う人はいなさそう。。。だから移民法とか、売国みたいな法案が今まで次々通っていったのだろうなぁ。。。だから余計身構えて、自分をしっかり守らないとどうなるか分かったものではない。


「優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ」/藤森かよこさん著(続)

2021-07-09 | 読んだ本

 -昨日のブログの続きであるー

「優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ」

昨日のブログを書いた後に最後の「友人編」を読んで、なるほど!!と思った。

「真の友情は、成熟して独立している人間間でしか成り立たない」と書いてある。そうでないと「上司と部下」のように従属した関係になってしまう、と言うのである。「従属した関係」は居心地が悪くなるので、自然に離れていくようになると書いてある。

また他人と自分を比較するのが常の人間は、常に嫉妬に苦しむ人間になる。自分より優れている友人が許せなくなる。友人の中に自分より劣っている面をやっきになって探すようになる。(原文のまま)

真の友情を作るためには、「自分はかけがえの無い大切な自分」だと、自己肯定することだそうである。
そうすれば相手と比較せず、お互いが独立した大人になって友情を育むことができるそうなのだ。

これは「恋愛」でも「会社の人間関係」でも、「親子関係」でも同じことが言える。
この本をちょっと触ってみたいという方は、最後の182~185ページを読むと、この本1冊の内容がまとめて書いてあり、それがまた名文なのだ。

気が弱くて周りをキョロキョロ見ながら日々過ごしている「優しい人」は、自分がこんなに他人に気遣っているのに、どうして他人は同じように優しくないのだろう?どうして自分だけがこんなに不幸なのだろう?と思っているけれど、それは世界が悪い訳ではなく、あなたの性格に問題があったのだよ、と教えてくれる本なのだ。

息子との関係で、「この問題は自分の性格に原因があるのではないか?」と思い始めた私は、図書館でいろんな本をあさりながら、上原愛加さんとか、小林正観さんの本にたどりついた訳だが、この本にそのことズバリ書いてあった。

私は今まで、「相手に優しくすることが正しい(善い事)」と思ってきた。それは時間が経つにつれ「従属する」ことに次第に変わっていくのである。どうしてこういう主従関係になるのか分からないまま、それが苦痛になり、友情も恋愛も切れるのである。(自分から離れられる時はまだ良いが、この関係を相手から離れられた時は最悪である。)
私もそうだけれど、その時に「自分が悪いからこうなった」と思って、更に自分を責めるループに陥るので、永遠と誰とでもこの関係が変わらない。

この関係を断ち切るために必要なことは、自分の性格を直すことではなく、自己肯定を育むことだったんですね。^^
そして、自分を尊重しない相手は、こちらからは相手にしないこと。
それがこの「病」を治す一番の薬だという事だ。


ついでに書けば、国と国の関係もそうではなかろうか。
お隣さんや、アメリカさんにペコペコして、いつも顔色を伺って外交をしている日本。
そして何か事が起これば「政治家が悪いからこうなった」と思って、ああせよこうせよと、叩かれ、更に自分を責めるループに陥り、どこの国の関係も全部お金を払って援助して友達になってもらうような関係。

この病気を治すにはどうすればいいか?
自己肯定=「我が国は長い歴史と文化、高い教養や精神を持った素晴らしい国」
この認識を国民全体が持つことではないのだろうか。
すなわち、今すぐ、教育を立て直してほしい。

ここから始めなきゃ、このループは変わらん。
ペコペコして外交してもらうのではなく、自国で独立して(食料やエネルギーやそういう何たら)、おかしなことを言う国とは関係を拒否できるようにする。
あえて言えば、やっとこさ「韓国」との関係が変わろうとしている。
どの国に対しても、自国の立場をきっちり言えるようになってほしい。
まず政治家に望むのはそのことで、それができない議員は投票するべきではない。


「優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ」/藤森かよこさん著

2021-07-08 | 読んだ本

【動画あり】トランプファンよ、バイデンの人気・実力を刮目せよ!
7月3日:バイデン、ミシガン州で『25人』もの大群衆(しかも動員)を集め8,100万票の実力を見せつける/
同じ日、45thトランプ大統領がフロリダで集めた観衆は『たった45,000人』
http://totalnewsjp.com/2021/07/05/trump-975/


大統領の売電さんのあいさつに「25人」が集まったそうです。
そして同じ日に別の場所で45,000人以上の人が雨の中、さんのスピーチを見に来たのだとか。。。

 こうゆう記事ウケる。。。



さてそんな中、昨日からまた藤森かよこさんの本を読んでいる。前回読んだのは3冊のうちの第1冊目だった。
その中で私はこのフレーズがお気に入りだった。

あなたは「彼ら」に関係なく幸福でいることだ。権力も地位もカネも何もないのに、幸福でいるってことだ。平気で堂々と、幸福でいるってことだ。世界を、人々を、社会を、「彼ら」を無駄に無意味に恐れず、憎まず、そんなのどーでもいいと思うような晴れ晴れとした人生を生きることだ。「彼ら」が繰り出す現象を眺めつつ、その現象の奥にある真実について考えつつ、その現象に侵食されない自分を創り生き切ることだ。(原文のまま)

「陰謀論」と言ってしまうと、まるでよその世界の話のように聞こえるが、私はその中の一部を信じた。この世界には支配者たちがいる。その人達がいろんな国を従えて、自分達の世界を作ろうとしている(らしい?)
そうやって指でたどっていくと、新型コロナも、ワクチンも、ワクチンパスポートも、全て1本の線でつながっているし、過去の歴史も、あの戦争も大戦も全て辻褄があうような気がした。そして、それはもはや「正しく」ても「間違って」いても、関係ないような気がする。正しいと思えば正しいし、違うと思えば違う。
私はそのスクリーンかもしれない世界に入り込んで、そしてかすかな抵抗を試みる。それは日本と言う国が、今までの歴史を、文化を、好きでいるから。

本当はこの手の話は、藤森さんの第2弾の本が一番詳しく書かれているそうだが、まだ読むことができず、手にとっているのはこちらの本だ。

「優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ」

簡単に書くと、女性で優しい人がいる。彼女は優しくてなかなか人に厳しいことを言ったり、きっぱりした態度が取れなかったりする。感情を持ってもいつも相手に合わせて押し殺してしまい、穏やかにしているようなタイプ。
でも、そう言う人は何故か不幸になりやすい。
それは何故か、そうならないためにはどうすればいいのか。
それが「恋愛編」「家族編」「仕事編」「友人編」と分かれて書かれている。そういう本である。

私は最近うすうす気づき始めていたが、この本を読んで改めてこれは自分のことだ、と確信した。だか既にもう手遅れだった。恋愛は時遅しだし、家族編も葛藤の時期はもう通り過ぎた感じがするし、仕事編も今の職場だったら、もう山を越えた感があるし、友人編はまだ読み終えてない。
だから、そういう内容よりも、この本で、藤森さんがチラッと見せる、「この世界はこう動いている」と言う解説を探した。
すると、あの森元総理の「女性が多く入ってる会議は長い」事件だが、やはり藤森さんも「女性の会議が長いのは私の観察でもまぁ事実」と認めながら、

 私から見るといささか常軌を逸するほどの激しい非難を森氏の発言が受けた背景は、
 別の一種政治的な事情があるような気がする。(原文のまま)

とは、私と同じ見かただったり、何よりも、

 何の根拠もデータもないが、2040年以降の日本は、再び未曾有の発展と繁栄を
 享受し始めるに違いないと私は信じている。(原文のまま)

と書いてあった。(でもそれまでの20年間は苦しいらしい。)

(そうか・・・あと20年経ったら、もう一度日本の発展を見ることができるのか。)

ぜひそうであってほしい。
私はもうバブルの時代を経験しているから、それでいいけど、今の若い世代(40歳から下)の人達には、その時代が来るといいな。給料がどんどん上がって、おいしいものがいっぱい食べられて、オシャレもできて・・・・と言う時代を味わってほしい。そしたら、10年後20年後の夢を見ることができるから。。。

でも、今の状態からはとても想像がつかないけれど・・・・そんなこと、本当にあるのだろうか・・??