斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

子ども議会

2014-08-08 23:31:25 | 政治
毎年8月に「子ども議会」が開催され、傍聴しています。
今年は8日に開かれました。
立候補した小学生5年生から中学生2年生まで10名が議員になり、
行政側に一般質問を行いました。
この議会は児童生徒が議員を務めている以外は全く普段と変わらない
本物の議会と同じで、それを体験するのが目的です。
児童・生徒議員10名全員から以下のような質問が出されました。
1.室内野球練習場を作ってほしい
2.公民館で映画を上映して欲しい
3.原子力災害の避難について
4.バスの停留場に待合所を
5.ニセコ中学校のプールをきれいに広くして欲しい。
6.少年グランドの整備
7.ゴミ拾いについて
8.学校給食
9.イベントの企画への要望:子どもから大人まで登山やキャンプ等
10.ニセコにデパートのような大きなお店が欲しい。
等々普段から身の回りで感じた思い希望・期待すること、安全について
とても良い質問が出されました。

ニセコ町まちづくり基本条例
第4章「まちづくりへの参加の推進」の中に次の件があります。
(満20歳未満の町民のまちづくりに参加する権利)
第11条 満20歳未満の青少年及び子どもは、それぞれの年齢にふさわしい
まちづくりに参加する権利を有する。

この「子ども議会」はその準備のためのトレーニングの一つと思います。
ただ一つ残念に思うのはこの「子ども議会」は台本に従って子ども議員も
説明員も議会を進行しています。ですから再質問、再々質問は行われません
もっと自由に台本なしの“がっちゃんこ”議会になってこそ返って面白い、
議論が深まる議会になるのではないかと感じました。難しいことですが。

*今年は児童・生徒議員の机が半ラウンド型に並べられていたのが
新鮮に思われ印象的でした。

こうした子ども議会がきっかけとなり未来の政治家が生まれることを
期待したいと思います。


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