斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

議会議員協議会

2016-12-03 15:24:44 | 議会・議員
去る11月28日、議会議員協議会が開かれました。
協議会の内容は来る12月9日(金)に開催される
「第5回議会報告・町民との意見交換会」について話し合いが行われました。
議員10名中2名は消防議会出席と重なったため欠席、8名が出席しました。

この中で特に“議会のチェック機能”について話し合われました。
中央倉庫群の旧でんぷん工場の裏手の町有地(売却済み)に4階建て
集合住宅建設の問題、部屋数102戸(当初は50戸の予定)、駐車場は
約100か所確保。
町民からの意見として町有財産である敷地の利用計画が町民にオープン
ではなかったことについてそれで良いのか。町民の財産である公有地ながら、
どこまで町長が事前に施策のすべてについて説明の必要性があるのか、
どこまで町長の判断で決められるのか。
この件に関して議会のチェック機能がどう働いたのか。

昨年9月の議会定例会の行政報告でこの「民間資金活用集合住宅誘致」が
報告され明らかになりました。しかしそれまで町は6回の協議を行っていました。
民間の集合住宅をどうしてあの場所に建てるのか。
中央地区には説明会を開催していること(いつの時点から?)、
町の怠慢行為はなかったのか、議会への説明はなかったわけではない。
しかしいずれにしても昨年9月の行政報告で初めて議会に報告していることは
間違いないと思います。
ニセコ町の住宅政策はどうなっているのか。
中央地区の住民との関係は。
倉庫邑の関係者の意見はどう反映されているのか。
大事なことが軽く流されてしまい、議会としての検討、チェック機能が充分に
働かなかったことが問題ではないのか。
定例会ごとに毎回協議会を開いて話し合う必要性があることを反省として
出されました。

「ニセコ町まちづくり基本条例」では「まちづくりの基本原則」として
情報共有の原則、情報への権利、説明責任、参加原則を挙げています。
この中の『説明責任』
「第4条町は 町の仕事の企画立案、実施及び評価のそれぞれの過程において、
その経過、内容、効果及び手続を町民に明らかにし、分かりやすく説明する
責務を有する。」とあります。

その他
〇ニセコ町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙結果について。
〇ニセコ町議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の
 一部改正の議会への提案について等が話合われました。

議会報告会の前に議員協議会を再度開催する予定です。

「議会報告会」
とき 12月9日(金)夜6時半から
場所 町民センター小ホール

みなさまのご参加をどうぞよろしくお願いいたします。



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