斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

JR函館本線山線存続(小樽~長万部間)「勉強会」

2017-03-25 23:31:34 | 地域活動
25日(土)在来線の存続を願う蘭越住民の会の主催でJR函館本線の
存続を考える勉強会が蘭越町民センターで開かれました。
講師はJR函館本線の存続を求める住民の会副会長の琴坂禎子さん。
後援は蘭越町で金秀行蘭越町長が最後まで終始熱心にメモを取る姿が
大変印象的でした。


勉強会の内容は:
民営鉄道として建設された鉄道が国営になったのは1906年(明治39年)。
その後1909年(明治42年)に「函館本線」という名が付けられました。
北海道の最初の鉄道は手宮―札幌で1880年(明治13年)です。
1980年(昭和55年)が100年目に当たります。

昨年11月JR北海道が「単独では維持困難な路線」を発表、ローカル線廃止
問題に様々な意見が広がりました。北海道新幹線の開通で並行在来線は
無くなる可能性があります。そこを何とか維持するためにはどうするか、
その必要性・有用性を私たちが確り認識し存続を訴えていく必要があります。

世界の鉄道を見るとフランスの鉄道の例にもあるように鉄道は黒字を目指す
ものではなく国民のためにあるもので赤字路線は国営にするとのことです。
「フランスの交通基本法」には「国民の移動の権利」「国民の選択の権利」
として、選べる自由を掲げて国営にしたということです。

日本国憲法11条と12条には国民は移動できる乗り物を選べる自由権が
保障されているというお話でした。

憲法第11条:国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。
      この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない
      永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる。
憲法第12条:この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力
      によって、これを保持しなければならない。・・・

憲法を読み解くのは大変難しい問題です。
今日の勉強会でJR在来線存続の奥深さを改めて考えさせられました。

 地域材の住宅への活用

2017-03-25 01:30:40 | 議員活動






23日(木)京極町公民館に於いてしりべし・くつろ木の会、京極町、
北海道後志総合振興局の主催で建築と木材産業に係る方のための
「地域材の住宅への活用」と題するセミナーと見学会が開催されました。

講演は「当麻町における地域材活用によるまちづくりの取り組み」について
当麻町建設水道課の専門監の菅野敏夫氏からお話を伺いました。
当麻町は旭川市に隣接する人口6,622人、面積204,95㎢のまちです。
ニセコ町は現在の人口5,163人、面積197、13㎢でほぼ近い数字です。

当麻町では平成28年6月から平成30年12月の完成に向けて
当麻町役場新庁舎建設買取事業を行っています。
新庁舎は100%当麻町産材を使用した木造建築です。
買取価格は約13億円(備品全て込)、延床面積2,611.63㎡です。
ニセコ町の新庁舎建設の参考になりました。

もう一つの講演は「建築材としての『ようていカラマツ』」について
ようてい森林組合の代表理事組合長の船場実氏からお話を伺いました。
講演の後、ようてい森林組合の新製材工場を見学しました。
この新製材工場は今年2月13日に竣工したばかりです。

倶知安町議会から議長始め、ほぼ全員に近い議員が参加していました。
ニセコ町議会からは私1人でした。他にニセコ町の建設課
から2名と地域おこし協力隊員1名か2名?でした。
倶知安町も新庁舎建設の予定です。

今、日本の森林から生産される木材に注目が向けられ林業の活性化が
期待されています。CLT建築が大いに期待されていますが、
現在のところコストがかなり高いのがネックになっています。


 第10回卒園式

2017-03-25 00:06:15 | 地域活動
24日(金)ニセコ町幼児センターで卒園式が行われました。
今年度卒園する園児は31名で、全員ニセコ小学校に入学します。
この31名の他にも何名かの子どもたちがニセコ小学校に入学するので
40名を超えて2クラスになると聞いています。
園児たちは無邪気に元気いっぱい卒園式に臨んでいましたが、その一方、
涙で園児を送り出す先生方の姿も見られました。