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斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

二つの卒業式

2017-03-23 01:05:14 | 人生
3月21日は近藤小学校、3月22日はニセコ小学校の卒業式に参列しました。

近藤小学校は第100回目の卒業式を迎え在校生12名中、卒業生は1人でした。
校長先生以下職員8名、保護者と地域の方々20名程、来賓15名が見守る中、
一人の児童の卒業証書授与式が1時間余りに渡り執り行われました。
学事報告書は16ページ、カラーのイラストがたくさん盛り込まれ、表紙には
卒業生のカラー顔写真が載せられていました。
参列した方々は感激で目を潤わせ、涙を流す人たちも。
私もなぜか自然と涙が溢れました。
卒業生にとって一生忘れられない人生の一齣になったと思います。

 

ニセコ小学校は第111回目の卒業式を迎え、在校生220名中、卒業生は
男子14名と女子14名の計28名でした。
職員28名、児童と保護者、来賓で体育館は人でいっぱいでした。
学事報告書はモノクロの12ページでした。
卒業生の内3名の女子はニセコ中学校とは違う制服でした。その中の一人の
女子の制服が目に止まりました。セーラー服に胸にはネクタイ、セーラーの線は
白ではなく黒、左肩にはマーク(藤の花)が着いています。
私が6年間通った学校の制服が半世紀余りも経った今も全く変わらないことに、 
遥か昔のことが懐かしく思い出されてきました。

2004年ニセコ町に初めて土地を見に来たとき、現在住んでいる家のある
土地(当時は原野)で出会った母親に抱かれた生まれたばかりの男の子は、
今ここで卒業式を迎えています。
あの12年前のことが懐かしく思い出されます。