さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

二月例会

2007年02月27日 13時14分39秒 | 5.7.5
お題は
【白魚】【雪解】

うーん、俗人に難しいお題ではある。
で、不思議句が集まった。
名誉の為に作者の名は秘す。

◎ 雪解けやひとり爪弾くバラライカ

◎ 軍艦に乗って白魚玉砕す

◎ 雪解けて真赤なロシア料理店

◎ 白魚の目玉の渦ににらまれる


皆が馬鹿受けだった句が
◎ 雪解けはなさそな森のおふくろさん (風眠)

ぎゃはは、時事句だ。
そう、おいそれとは上手く行かないでしょ。
「どこの誰かは知らないけれど誰もがみんな知っている」
「正義の味方だ良い人よ」
このような偉い人に逆らっちゃいけません。
危機管理、状況判断まるで無し。
不祥事続きのお菓子や、ガスやも同じ過ちをおかしているけど。


で、私の句。
◎ そそっかしいしらおぶつかる喉ちんこ
◎ 朝の膳ぬる燗二本雪とくる
ひどいもんだ。
かろうじて、まとも句が

◎船頭の手武骨なりしらお舟
 ま、こんなものか。

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