小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

○○だから

2014年01月22日 08時14分34秒 | 日記
2011年4月1日(金)(3歳0か月)


 ゆうきが、そしてりえが、リビングと2階を
行ったり来たりするので、リビングのドアは開
けっぱなしになっている。

 それが春奈は気になる。ついに、

 「寒いから閉めて」

と、ふたりに向かって苦言を口にした。

 でも、寒いか?

 今日は割に温かいよ?

 もしかして、それ、「腰いたいからムリ」
ってやつと同じか?

 みんたは春奈から抱っこなどを要求された
時に、

 「腰いたいからムリ」

と、答えたりするものだから、春奈も何か用事
を頼まれた時に、

 「腰いたいからムリ」

と、答える時がある。

 ○○だから、という理由を要求の中に入れ
るようになったということか?

 と、言うより、何か要求をするときや拒否
する時には、その理由も述べないと気が済ま
ないのか?春奈。

今日で3歳

2014年01月21日 08時44分29秒 | 日記
2011年3月30日(水)(3歳0か月)


 今日は春奈の3歳の誕生日。

 去年の3月30日は、春奈の誕生日であることを
すっかり忘れて遅くに帰宅したから、その反省を生
かして今年は早めに帰ることにした。

 だけど、誕生日と言っても、お誕生日会は今度の
日曜日にするから、ということで特に何もない普通
の平日だった。

 春奈も3歳か。

 最近ヒッポの活動がかなり染み込んできたみたい
だ。

 いや、元々吸収していたものが最近は体の中から
外に出てくるようになったのか?

 とにかく多言語を口に出すようになった。

 遊びながら、自然に多言語を口にしているので
ある。

 もっとも、これはまだ母国語が確定されていな
いせいもあるかもしれない。

 その母国語であるところの日本語もだいぶ細か
いところまで話せるようになった。

 何より、文法が自然な形になってきたような気
がする。

 来年の誕生日の頃はどうなっているのだろうねえ。

チコタン・ぼくのおよめさん

2014年01月20日 14時12分10秒 | 日記
2011年3月29日(火)(2歳11か月)


 春奈がゆうきが堺市の連合音楽会で合唱
する歌を歌いまくることで、気になってい
たことがある。

 それは何かというと、『チコタン・ぼく
のおよめさん』という歌のことだ。

 僕より少し年上の人たちが、小学生の頃
に全国の合唱コンクールで課題曲として歌っ
た歌だそうだ。

 僕はこの歌を知らない。

 みんたも知らない。

 ただ、実際に歌ったことのある人たちが、

 「あの歌はトラウマだ」

と、言っている、と、雑誌に載っていたの
を覚えていて、ずっと気になっていた。

 トラウマになるって、どんなんやねん???
他にも、

 「大阪弁の歌だったことは覚えている」

 「最後にみんなで『あほー!』と叫んだ
のを覚えている」

 大阪弁の歌詞で最後にみんなで「あほー!」
と叫ぶ?何か楽しそうに思えるけど?トラウ
マソングなのか?

 って言うか今なら「あほー!」と叫ぶ歌
が全国のコンクールに選ばれるなんてこと
ありえへんやろ?

 でも、最近は便利だね。

 こんな時にYou Tubeで検索したらすぐに
出てきて聴けるのだから。

 早速聴いてみると、歌のラストで、

 「誰や?ぼくのチコタン殺したの誰や?
あほー!」

 あ、やっぱり「あほー!」と叫んでいる。

 で、けっこう暗い歌だった・・・。

 主人公の男の子が大好きなチコタン。将来
ぼくのお嫁さんにするんだー、と思っていた
チコタンが最後は交通事故で死んでしまう、
という内容の歌である。

 時代で言うと昭和の経済成長期の後半く
らい?

 交通戦争という言葉が使われていた時代を
反映した歌なんだろうか?

 今じゃ学校の合唱コンクールとかでは歌わ
れないだろうなあ。

イタイイタイの

2014年01月19日 11時21分33秒 | 日記
2011年3月28日(月)(2歳11か月)


 何か指が痛いなあと思って指を見てみると、
いつの間にかどこかで指を指を切ってしまっ
ていたようだ。キズかできている。

 それでバンドエイドを貼っていると、それ
を見ていた春奈が、

 「何でイタイタイの貼ってるの?」

と、訊いてきた。

 バンドエイドのことを「イタイイタイの」
というのは何か的をえているような気がする。


 春奈は、バンドエイドという名称を知らな
いから「イタイイタイの」と言ったわけで、
それは、これまでにも指摘してきたように、
人間が持つ、物に名前をつける習性、言い換
えると言葉を作り出す習性によるものだけど、
とっさに「イタイイタイの」という言葉を口
から出すあたりは、幼児の、言葉を作り出す
能力はホントすごいと思わせる。

 これが大人なら、

「え~と、ほら、何やったっけ?ケガした時
とかに貼るやつ。あれ何っていった?」

とかなってしまうところだ。

 

もったいないから

2014年01月18日 09時18分16秒 | 日記
2011年3月27日(日)(2歳11か月)


 ファミリーのみんなと一緒に鶴橋の商店街
に行った。

 鶴橋のコリアンタウン観光が目的なのだけ
ど、大阪市内出身の僕にとっては、いつの間
に観光地になってん?っていう思いもある。


 お昼を食べている時に、春奈より少し年上
のミノちゃんが春奈に、影絵のライトを点け
て壁に映して見せてくれた。

 最初春奈は珍しがって喜んでいたけど、途
中で、

 「電池もったいないからな、もうやめとき」

と、言った。

 まさか春奈の口からそんな言葉が出るとは
思わんかった。

 なんかおばちゃんっぽい喋り方やし。


 さて、帰りに駅で電車を待っている時に、
またミノちゃんがライトを付けて春奈に見せ
てくれた。

 すると、みんたが言った。

 「電池もったいないからな、もうやめとき」

 あ、今の口調、昼間の春奈と一緒だ。

 って、言うか・・・やっぱり親子だ。

 まったく同じシチュエーシでまったく同じ
ことを言っている。

 春奈の言動はみんたの影響が大だ。