小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

ばかりやから

2015年06月30日 06時47分24秒 | 日記
2012年9月19日(水)(4歳4か月)
 
 
 春奈を風呂に入れてやろうとしたら、今日は嫌がった。
 
 それでも浴室に連れて行ってかけ湯を掛けてやろうと
した時に、
 
 「お父さん、ケガしたとこ押さえといて」
 
と、月曜日に転んでケガをした春奈の膝を僕の手で押さ
えているようリクエストしてきた。
 
 なるほど、お湯が傷口にしみるから入浴を嫌がった
のか。
 
 それを手で押さえてあげるのは別にかまわへんけど、
自分で押さえておいた方が早いような気がする。
 
 「まだ痛いのか?」
 
と、一応訊くと、
 
 「きのうのきのうコケたばかりやからな」
 
 ばかり、ときたか。
 
 まだ「おととい」という言葉も出てこないのに、「ばかり」と
いう言葉が出てきたことが面白い。
 
 春奈は「痛くて当然」ということを僕に強調して伝えたくて
「ばかり」と言ったのだ。
 
 ただ単純に「痛い」と答えるだけじゃなく、「~だから当然
痛い」という答え方をするようになった。
 
 こういう、ふとしたことの中に言葉の成長を垣間見ることが
できる。