![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a2/7402dd0876eb2d78d36c8eb5b0a363ad.jpg)
寒暖の激しい週末。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
これだけ気温の差が激しいと
体調管理もなかなか難しいもの。
くれぐれもお気をつけください。
今日は先週行ったまんまになってしまった築地のお話を・・・
築地青空三代目hafu。
3回目の登場となるこちらのお店。
最初の炙り丼の写真がよく撮れていたようで
一緒に築地に行く同行者が変わるごとに
こちらのお店を教えろと言われてしまうのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/8d/be4127ca947d5f3dc983c0dc711fd758.jpg)
時間が14時を過ぎていたこともあって
先客は海外からのお客様1組のみ。
普段ならばカウンターに陣取るのだが
奥のテーブル席を広々と使わせていただいた。
よく見るとカーテンが用意されていて
夜の部はテーブル間で配慮をしているようだ。
私はこういったものはあまり気にしないのだが
視線が他人と合わなければより料理に集中できるのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a6/887ba204e236cad15e051454ee311adf.jpg)
それにしてもこの先客。
誰もいないお店に入った際には大丈夫か?失敗したか?
と多少、躊躇や驚きが現れてしまうものだが、
七輪を囲み舌鼓を打っている笑顔は満足の賜物。
いい思い出になっているようだった。
築地青空三代目は
市場よりに本店を構えているのだが
この分店のhafuなるアルファベットが
今まではイマイチ理解できていなかった。
今回、メニューを見ていて型破りな料理を意味する
破風なのだとようやく理解することができたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/cb/b346efffe9369ae6655d1c248c8ce592.jpg)
せっかく破風をウリにしているのだからと
今回は金目鯛ステーキ丼なるものを注文させていただいた。
メニューにはトマトクリームソースであることだけは
予備知識として吸収できたのだが、
いったいどんな料理なのだろうか・・・とやってきたのがこちらだ。
てっきりドンブリで来るものだとばかりに思っていたのだが
予想を大きく裏切られた。
まるで洋食な出で立ちに
破風たる所以を物語られてしまった。
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金目鯛はてり焼き状に外見はパリッと焼かれている。
旨そうだ。
食用菊で彩られ、イタリアントマトやオクラなどが
さらに色を添えてくれている。
しかしトマトソースにイタリアントマトとプチトマトまで
添えるような料理は久しく食べていない。
アンサンブルを愉しんでくれと
無言のメッセ-ジが添えられているのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/14/5b8edb0c34cbed91d78bfef3c95c1f15.jpg)
まずはトマトクリームソースを
ごはんと一緒に食べてみた・・・
悪くない。
トマトにクリームを合わせたソースは
トマトの酸味ができる限り魚に干渉しないように
マイルドな仕上がりになっていた。
ただし、ごはんとこいつだけで喰いつづけるのは
ちょいと辛いのだろう。
魚が生きてこそなのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/01/a27992ecca607a04012485614924362e.jpg)
さっそく魚の按配を確かめるべく
スプーンで身を取ろうとしたのだが・・・
うぉっ!すっごくレアだ。
表面の状態から想像っすると
てっきり焼き魚状の仕上がりだと思っていたのだが
まったくもって刺身に近い状態であることに
またまた驚かされてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/07/8231a4526ba72c06e1c03745a3753e19.jpg)
この焼き方はいったいどのように焼いたら
こんなになるのだろうか?
中の状態を考えると
バーナーで炙り焦がして
表面と中のギャップを保ったものだと
勝手に想像した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/03/eac3fd4d90f8f6e9758273f0c7770b0c.jpg)
まずはソースを落として金目自体をパクリと・・・
旨い。
金目は仕入れで¥1,000~¥2,000はする高級魚。
この素材で半身をたっぷり使ったこのドンブリは
コストパフォーマンスが非常に高い。
続けざまにソースをつけて食べてみる・・・
まずまずなのだが
トマトクリームソースの必然性は感じない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/9f/70a5b28a8256797dfe579b05bd87b5fd.jpg)
先ほどのイタリアントマトとプチトマトを食べてみる。
トマトクリームソースのトマト感が
生き返ったようにその濃厚さを増した。
しかも、イタリアントマトからはトマトの酸味が、
プチトマトからはトマトの甘味が引き出されるように感じる。
面白い。
チーズやなんかは
数種類合わせて使うこともあるがトマトとは・・・
実に面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/a0/427afc53b5b60c64827bc1e975c3cf05.jpg)
青空三代目hafuの金目鯛のステーキ丼。
2点気になったが非常に興味深くいただけた。
1点目は金目鯛。
スプーンでは弾力のある身が切りにくいので
焼きを入れた後に予め包丁を入れて欲しい。
それからもう1点はトマトクリームソース。
金目に干渉しすぎないように
クリームソースにしているようだが
トマトのアンサンブルは面白いにせよ
金目を生かしていないように感じてしまった。
ドンブリとしては発見も多く楽しめたので
今後も破風ぶりをどんどん発揮して欲しい。
ご馳走様でした。
青空三代目屋hafu
〒104-0045
中央区築地4-13-8(本店)より
晴海通りに30mの左手
金目鯛ステーキ丼 ¥1,400(大盛り¥100増しを含む)
甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★▲☆
⇒激旨!青空三代目の炙り丼の巻
⇒マグロのキーマカレー!?の巻
・・・おっ、お代官様ぁ!甚平に愛のムチ3連射を・・・
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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
それでは明日もお会いしませう
これで1400円、和歌山では考えられません。
さすが、都会ですね。
今日は、コーヒーや飲食のことを記事にしているブログをリンクさせて頂きました。
愛のムチ3連射、させて頂きます。
今ちょっと、トマトクリームにはまりつつあるので。
トマトの酸味とクリームの配分が難しい…。
(今日はベビーシッター先でトマトクリームスープを
作ってきたばかり…。今ひとつ納得いってなかったのですが、子供達は喜んでました。)
金目鯛という素材とは今ひとつかもしれませんが
この見た目は、家庭料理人としては
ちょっと、参考にしたい部分もありますね~。
ちょっと、発奮しちゃおうかしら??
(金目様は高いので、何か別のお魚で…)
応援して行きます~
ぽちっと!
おはようございます。甚平です。
やはり、地方の方から見ると高いですよね。
家計を考えて、できる限り¥1,000以内でと
考えてはいるのですが、ついつい美味しそうなモノに
手を伸ばしてしまうのでした。
それでもエリアによっては
¥500~¥600程度で
満腹にしてくれるお店もありますので
安くて旨いお店もご紹介してゆきたいと思います。
おはようございます。甚平です。
ベビーシッターをやられているのですね!
お料理が得意なので
実のお母様以上になつかれないように
ご注意ください。(笑)
私は12月あたりから金目の旬になると
どうしても鍋がしたくなってしまい
毎年のように衝動買いをしてしまいます。
ご無沙汰様です。甚平です。
私も出張がしたい!と
言葉を飲み込んでしまいました。
9月に大阪出張の可能性があったのですが
消えてしまい羨ましくって羨ましくって
泪に暮れて「しまおうかと思います。
お気をつけてください。
生で食べれる金目鯛とトマトソース・・・
なんとも型破りな発想のように思います。
面白いです☆
こんにちは。甚平です。
お魚嫌いなお子さんを
お魚好きに変身させるには
こんな破風な工夫をすると
自然と好きになるのでしょう。
昔は私も魚よりも肉ばかりリクエストしていましたが
今ではアジフライや秋刀魚の塩焼きなど
絶対に魚な日が出るほど変わりました。