銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

大井町 芳園にて「ロウメン」をいただきます

2008-05-23 12:06:02 | 浜松町・大門・田町

1週間ぶりですか・・・

忙しいのもあるのだが
以前の私はもう少しだけ時間と
戦っていたような気もするのだが・・・


今日の話は大井町だ。

私が大井町に足を踏み入れたのは
4年ぶり2回目という東京人にしては疎遠な土地柄だ。

ちょうど先月。

この日記に顔を出してくださる
「春は築地で朝ごはん」のつきじろうさんが
大井町ラーメンツアーなる恐ろしい催しを
されていたのが今回のバイブルになった。

私は大井町のラーメンと聞くと
昔ながらな中華料理屋。
路地裏の永楽を思い浮かべてしまうのだが、
勝手を知った方々が行くと
行くも行ったり5軒ほど・・・

流石に1サラリーマンの
昼飯で全制覇は到底できるシロモノではないので
今回は1番気になったお店に行ってきたのだ。



芳園。

こちらのお店はちょいと判り辛い。

大井町の駅からは徒歩8分程。

線路沿いの商店街をテクテク歩き、
商店街の切れ目をさらに1本越えた
住宅街の一角にあるのだ。

恥ずかしながら地図を持たずに出かけた私は
商店街にありそうだと同じところをウロウロし、
15分以上迷う始末だった。

地図を持たれるのが良いだろう。



こちらのお店。
店内はカウンターにテーブル席が数席の
こじんまりしたお店だ。

入り口に近いテーブル席に陣取ったのだが
これがなかなかに面白い。

私はアジアはタイにしか行ったことがないのだが、
店の内装なのか雰囲気なのか
まるで現地にポイッと
放り込まれたような錯覚に陥るのだ。

ランチメニューは

豚肉と春キャベツの炒め ¥690
肉団子とたけのこの五目うま煮 ¥780
若鶏唐揚げの油淋ソースがけ ¥780
ラーメン+半炒飯 ¥700
サンラータンメン ¥680
ロウメン ¥600など。



この日は5軒は無理にせよ
炒飯5杯は食べれそうな空腹っぷり。

まずはランチメニューにはなかった
大盛り炒飯をいただくことに・・・

この炒飯。

値段をメモるのを
忘れてしまったのは申し訳ないのだが、
塩加減の良いまずまずの炒飯だ。

量的には大盛りという名を付けるのには
ちょいと役不足な感は否めない。

麺類の相棒には
ちょうど良いサイズだったのだ。



続いて大井町まで
足を伸ばすきっかけになった品。

ロウメンだ。

こちらも大盛りにしてもらったのだが
確か¥100増しだったかな?

私は、冷やし中華のような
油そばのような出で立ちを見せられて
気になって仕方がなくなり
ここまで来てしまったのだ。



麺の上にはもやしに葱、たまごに
カシュナッツ、チャーシュー、メンマが盛り付けられている。

店の方に言われるがままに
底に座るタレを絡めるようによくかき混ぜる。

すると純色だった麺が
みるみるうちに黄金色に変貌して行く。

季節によってはレタスも入るようだが
この混ぜる過程で茹で汁やもやしの水気が
醤油ベースのタレを存分に伸ばしているのだ。



十分に色づいたところでパクリと・・・

旨い。

まず。なんと言っても麺が良い。

もちもちもちっとした麺の質感が
見た目の量以上に食べ応えと満腹感をもたらせてくれる。
また、タレとの絡み具合がこちらもなんとも良い。

タレは醤油ベースの辛すぎず甘すぎずなもの。



そいつを何よりも美味しく感じさせているのは

麺のもちもち感。
カシュナッツのカリッとねっとりとした食感。
葱ともやしのシャキシャキ感。
チャーシューのもさっとした食感。

つまる所、
この食感のオーケストラとも置き換えられる
多重奏が食べる楽しさを演出しているのだ。



カシュナッツは私ごときの料理では
思いつくが中々実行に移らないシロモノ。

文化の違いで片付けてしまわずに
なるほどなぁとの感嘆を漏らしながらいただいた。

こちらのお店。

飲んでみたいねぇ。

ランチの価格を見ても
腹一杯千鳥足になっても
べらぼうなものにはならなそうだからだ。

大井町への来訪は
今後は全く予定に無いが
もう一度行ってみたい気には十分させられた。

ご馳走様でした。

芳園
品川区二葉1-9-9
TEL03-5788-4262
11:30~15:00 17:00~24:00
月曜定休?

ロウメン ¥700(大盛り¥100増しを含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう