3連休いかがお過ごしでしたでしょうか?甚平です。
私はと言うと週末にお伝えしていた
伊勢丹のイタリア展(フェアではなかった)に行って
嫁にイタリア製のブーツを買わされておりました。
本来ならば日曜日にでも
日記を書いておけばよかったのだが、
24のシーズンⅣを全巻借りなぞを
したものだからさぁ大変!
朝から翌朝までぶっ続けで見ておりました。
さてさて、肝心のイタリア展なのだが今日が最終日。
16:00には終わってしまうので運良くお昼時にこの日記を見て
たまたま午後に新宿に行く用事のある方が
もしかしたらいるかもしれないので
後の祭りと思わずお付き合いいただきたい。
私が行ったのは日曜日の11時前。
1番のお目当てはナポリピッザのお店ロサーティだったのだが
11時でも大行列の30分待ち。
先日の宇都宮巡業で丁度ワクチンを打ったばかりだったので
30分程度の並びなぞは屁のかっぱだったのだ。
この並びの待ち時間はご想像通り、
嫁は買い物私は沈黙といういつもの光景。
15分程してジェラートを
満面の笑みで携えている輩が列に戻ってきた。
このロサーティで食べれるピッザは2種類だ。
ピッザ マルゲリータ ¥1,470
ピッザ マリナーラ ¥1,365
こいつにグラスワインやらビールやらの食券を事前に購入し、
テーブルに運んでもらうシステムだ。
もちろんテイクアウトもできるので
お近くにオフィスのある方は今日限りの
昼ご飯をお試しいただきた。
最初に注文したのはピッザ マルゲリータと赤のグラスワイン。
とてもとてもシンプルなメニューなのだが
並んだ客の9割はこちらを注文していた。
ナポリはこのピッザ マルゲリータ発祥の地。
新婚旅行の際には王妃の名前を冠せられた
このピッザの発祥のお店ブランディに行ってきたのだが
このロサーティも美味しいお店だと街の人が教えてくれるような有名店。
旅行の際に行かなかった穴埋めを
ようやく果たすことができたのだ。
モッツァレラチーズと
イタリアントマトのコントラストが眩しい。
こいつにバジルの緑で
そのまんまイタリア国旗を表現したことが
王妃に認められ人々に愛され続けている理由なのだろう。
早速ナイフを入れてパクリと・・・
うん。まずまずだ。
ナポリピッザ特有の生地の
もっちりとした食感だけでも
十分に味わう価値があるだろう。
ご覧の通りナポリピッザは
ローマやミラノのそれとは違い生地は厚い。
好みは人それぞれだが
私はこのもっちりとした生地が好きなので
私の中のピッザ像は四の五の言わずこういったピッザになる。
まずまずと言った理由は1つ。
ちょいとバランスが嗜好ではなかった。
モッツァレラチーズの分量がもう少し多い方が
イタリアントマトの酸味をもう少し柔らかく
してくれるのだろうと思ったのだ。
おもむろに席を立ち食券を再び買いに走った。
ドリンクなどの追加をする方は普通にいるようだが
ピッザの追加は珍しいようで店の方も笑いを失っていた。
グラスワインとマリナーラを追加注文し
食べれるピッザは食べ尽くさせていただくのだ。
この漁師風と名付けられたピッザの本来の姿は知らないが
ネーミング的には海鮮がのっても可笑しくない名前だが
食材の都合なのか本来の形なのか
マルゲリータよりも更にモッツァレラチーズを抑え、
バジルとフレッシュガーリックで焼かれたピッザが運ばれてきた。
このマリナーラ。
トマトとバジルの悪い方の味がどうも舌につき
トゲトゲしく感じてしまった。
頼むのならばマルゲリータをお薦めしたい。
どちらのピッザもコルニチョーネと呼ばれる
生地のふんわり且つもっちり感で
ナポリの風は十分に伝えてくれた。
ピッザを食べ終えアンチョビやら生ハムやらを購入し、
散々迷ったのがポルチーニ茸。
さすがは伊勢丹。
旬の生高級きのこを空輸しているのだ。
もし今日の15時30分頃に伊勢丹に行けるのならば
この高級きのこを買い叩きたいのだが
なか日では松茸ほどのお値段がする。
晩御飯は買った食材ときのこのパスタにしようと思っていたのだが
嫁のブーツ代がしめじを選択せざるをえなくしてくれた。
続いてやってきたのがガンブリヌス。
ナポリの街一番の広場に面した
ナポリの顔とも目される老舗カフェだ。
注文したのはナポリ銘菓のスフォリアテッラ¥315と
イタリア人バリスタが機械で容れてくれるカプチーノ。
カプチーノには何の魅力も感じないが
お菓子には外せず一緒に注文した。
スイーツと言えばパリなんかが真っ先に連想されるのだが
私がナポリとローマとパリを旅した際に一番旨いと感じたのが
このガンブリヌスの店名のついたパフェだった。
濃厚なアイスクリームにグラッパのような
整腸作用のあるアルコールを合わせてここの店のパフェは
旅で疲れた胃をやさしくリフレッシュしてくれたのだ。
写真のスフォリアテッラ。
イタリア語で何枚に重なったと
言葉通りのお菓子なのだが、
焼きたてでなくてもパリパリとした食感と
リコッタチーズのもっちり感の虜になってしまい
ナポリ滞在中は毎日食べたお菓子だ。
早速食べてみると
口の中に美味しさと懐かしさが込み上げた。
旨い。
独特の香りが受け入れられない人には
一瞬にして苦手なお菓子になってしまうのだろうが
私のど真ん中のこのお菓子。
毎日食べたい。
帰りがけにこいつをたんまり買い込んで
24生活のつまみにさせていただいたのだが
写真にはないバレンタイン¥630という
チョコレートグラサージュは今回食べたものの中で
群を抜く出来栄えだった。
あいにく持ち帰りの際にコーティングしてある
チョコレートをちょいと崩してしまったので
写真を撮らなかったが、
東京の方々は後4時間のチャンス。
11日からは新潟伊勢丹で、
同じく10日から京都伊勢丹でも。
出展情報は判りませんが
イタリア食材を堪能する良い機会かと。
ご馳走様でした。
イタリア展(伊勢丹新宿)
新宿区新宿3-14-1新宿伊勢丹本館
TEL03-3352-1111
10月9日16時まで
ロサーティ
マルゲリータ ¥1,470
甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★☆☆
マリナーラ ¥1,365
甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆
ガンブリヌス
スフォリアテッラ ¥315
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★☆☆☆☆
バレンタイン ¥630
甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★☆☆☆☆
⇒ナポリに行ったら食べるべし!ガンブリヌスの絶品スイーツの巻
・・・おっ、お代官様ぁ!甚平に愛のムチ3連射を・・・
・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
それでは明日もお会いしませう