ソーラーリターンとか、ルナー・リターンとかいう言葉は、人の毎年、毎月の運勢を見るときに使われるポピュラーな方法です。
生まれたときの太陽の位置に、今年の太陽が同じ位置に来る時の星図をもとに、一年の運勢を観るのが、ソーラーリターンの手法です。
興味があったら、ぜひ使ってみてください。
さて、サターン・リターンというのは、土星を使ったリターン手法ということになります。
土星は29年で公転しますから、人間の場合では、1回目で中年入り、2回目で老年入りということになります。
話は、人が対象でなくて国の場合です。
今、土星は天秤座の20゜ぐらいにありますから、国ができた時に土星が天秤座にあった国を探してみると問題があったり、問題が起こるかもしれないわけです。
アフリカのリビア・エジプトはサターンリターンがありました。
今年できた、南スーダンは天秤座に土星があっても、リターンにはなりません。
アジアのほうで、北朝鮮の建国は、1945年と1948年の2つが考えられますが、片方はリターンです。
西アジアでは、トルコの土星は天秤座24゜でこれからです。
北アメリカでは、米国が、中央アメリカでは、ベリーズがリターンであったと考えます。
ハイチは天秤座3゜にありますから、ちょっと前ですね。
アンティアグ・バーブーダーでは、天秤座9゜です。
そして、ヨーロッパではリヒテンシュタインがリターンでしょう。
リターンといえば、天王星や海王星、冥王星まであるのですから、何かあるか?
世界を見守りましょう。