コメントをいただいたのですが、遁甲の年盤・月盤の検討らしいのですが、立向年盤を移転に使った時の話なのでしょうか。
占術には色々と使い方があって、遁甲の盤もいろいろあります。
立向盤のほかに、座山盤、家相盤、墓相盤また、同じ盤でも、向盤とする話もあります。
リクエストにこたえて、今年の2月の盤を見てみましょう。
立向盤です。
旅行、移転に使ったとします。
盤は下が北で、上が南です。
単純に月盤の方位を読む場合、
北は丙乙の組み合わせで良いですが、天英星と驚門は良いとは言えません。ちっと良いことがあるくらいで、その後に工夫が必要でしょう。
北東は、庚己の組み合わせですから、ちょっとエッチな事に巻き込まれるかもしれません。でも、中々、誰かと仲良くなれるし、縁がない人にちっとだけ打開の可能性があります。
東は辛丁ですから、宗教とか学問には良いですが、事業とかは制限されます。休門ですから悪くはないです。
南東は乙癸ですから、なんとなく人気が上がります。 安定を求める方位ですが真面目ならば結構良い方位です。
南は甲戊の方位ですから、就職などをするときに使うと良い方位です。
普通に才能を使っていれば、過大評価されてよくなると同時に負担も増えます。
南西は知恵とアイディア、ひらめきがありそうな方位ですが、色々と停滞がある方位でしょう。
西はちょっと使いづらい方位です。求秘という秘密とか、秘伝、秘術の開発の方位ですが、情報という意味もあります。
あまり危ない情報は、生かすことができませんから注意です。
北西は戊辛で死門もありますが、静かに信用を大事に行動していれば無難ですが、発展も難しいと思われます。
つづく。
なお、奇門遁甲時盤は卜の分野として使用できると思いましたが、日 月 年は方位のみですか?