無学訣の考え

　ゴールデンウィークも後半、充実した休みになっていますか？ 　さて、四柱推命を最初からやっていって、子平一得とか、滴天髄とか、そんな本を読んだりしながら、なんとなく実力を上げていくわけで、途中で亜流の占術なども含めて、実力は上がっていくはずです。 　ところで、無学訣と言うのがあります。 　四柱推命の一番大事なところ、押えどころを最初に掴んで、実例をこなしながら見ていくという方法です。 　とはいっても、最初からの初心者には無理な話です。 　五行の強弱や喜忌の処で苦労しているぐらいのレベルは必要でしょう。 　学ばない奥義という意味ですから。 　現代は、パソコンが発達しています。 　計算が面倒なものでも、しっかりプログラムをすれば簡単に組織は出てきます。 　占星術や紫薇斗数なども必要なものを入力すれば3秒も経たないうちに出てきます。 　判断は、時代が加味されないと出来合いでは駄目でしょう。 　コンピューターでは、同じ命式では、同じ答えしかでません。 　四柱推命の時間は2時間は同じになります。 　占星術では、場所や4分ごとの時間で変わってきます。 　ちょっとの違いを感じて、現実に即した判断はまだ、機械では無理です。