月盤の関係から、５月の南西方位は使うのは問題という話をしました。
では、別の月に動くことはできないかという話になります。
良い時を選ぶことができれば、年盤の効果が出る時まで良いかもしれません。
今年の年盤は、青竜返首があるというのが判ります。
丙戊の位置ですから、また、九地・八白土星、開門、天心ですから、今まで努力したことが徐々に良くなり、運が開ける方位ですから、暗剣殺さえ押さえれば悪くないわけです。
年盤ですから、使う人は多くあるでしょう。
６年後から１８年ぐらいかな。いずれは暗剣殺の悪さは出てきますが、注意をして人とぶつからないように心がけることです。
符が付いてないので、少々不安です。
奇門遁甲立向・座山便覧の後ろの方に、五黄殺・暗剣殺も使えるという記事が７８ページのあとがきに例が書かれています。
それには当たっていませんが、まるっきり使えないとも言えませんね。
使う人の命式も関係するでしょう。
丙戊が喜神になっているかで違いがありそうですね。
コメントをいただきましたが、５月というもうすぐの事なので、急いでお答えします。
これで、南西に移動という話です。
9つあるマスの右上の６つの漢字を見ると、５というのがあって、五黄殺になります。
年は暗剣殺になるそうですが、まずは月の盤です。
癸と丁の組み合わせは悪いわけです。
丁癸だと、頭がるくなる方位ですが、癸丁もだまされたり、泥棒に入られたり、いじめられたり色々あります。
まず、引っ越しですから、一人だけかという事で考えてください。
家族が行くとなると、家族も調べることです。
死門ですから、物事は動きません。
求秘ということで、例外で、良い場合があるかもしれません。その場合は遁甲の達人ですから、助言はありません。
五黄土星と年の暗剣殺が重なるという事と、申年という事もあって、事情もあると考えます。
悪い方位で移転の話がある場合は、すでに衰運にある場合があります。
年の方位については、別の考えもありますが、月の天地を見ても、悪く、門も九星（禽）も良くないと思います。
移転先にすでに新居を構築した場合は、家相もちゃんと見てください。
気学の場合、移転後３・４か月後に変化がありますから、そうしたら手をうって、再度移転したりしますが、遁甲の応期は半年後ぐらいからで、泥棒に入られたり、頭の調子が悪くなったりがでてきたら、１８か月は続きますから、家族の方の心配もして、良い方法を講じないと、大変です。
しかし、死門が効果をだすと、開運するにも変化が止まってしまいますから、簡単に良くはなりませんから注意。
