SACのなかま

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方鑑秘窮のつづき

2015-06-01 09:34:53 | 日記

 方位については、奇門遁甲が秘密のものであったので、色々と研究がなされたと思います。

 こういうことの研究が好きな方は、気が長くないとできないと思います。

 九星の本質や干支の本質を研究しないといけないわけですから。

 さんざん、研究してみて、効果がないなんてこともあったかもしれません。

 実際に、試してみたけれどあまり効果がなかったという記述もあります。

 干支で、方位を見る時に、本命星をどこでみるのかという問題があります。

 年なのか、日なのかです。

 昔の四柱推命は年柱を中心に見ていたという話があります。

 戦に使う場合の方位は年の干支を使っても妥当と思えることもあります。

 方位の結論は、結局長い間に生き残った者が正しいという話になるでしょう。

 九星は現象は表れやすいわけです。

 干支も使って、10干も12支も使えるけれど、目立つのは九星だから、気学は九星でいったわけです。

 干も支も使えるけれど、使いやすい九星で、さらりと見て、足りない所を干や支で補えるかというところで、全部が細かく出る必要がないわけです。

 故望月 治の本には、演算ということが言われています。

 方位の吉方なり、凶方なりに動いた場合、どうなるか、どんな感じになるかということで、占卜を行い、吉ならどのように吉に、凶ならどのような経緯にという事を見て行くわけです。

 調子よく見て行っても、ちっと引っかかるところが出てくるでしょう、その時、別の占いをするわけでなく、干とか支の象意にヒントがあったりするわけです。

 実際には、披見者がいれば、顔を見たり、手を見たりもして、兆項を確認するわけです。

 命理の占術でないわけですから、細かくというのは、何に対して細かくで、決して占術の精度の話ではないのです。

 


方鑑秘窮

2015-06-01 05:29:22 | 日記

 コメントがありましたが、方位の歴史にもかかわる話でした。

 その前に、小笠原で地震があったり、電車が止まったりなかなか問題です。

 国家の機能の一部が停止するということです。

 ヘンな時に地震がありましたから、まだ注意が必要です。

 一般に気学とか、九星の名前が挙げられていますが、気学はできてから宗家3代目とか、4代目で、それほど歴史は長くないのです。

 易の歴史というと、発生は不明です。

 孔子が、易の注釈の一部を作ったのがはっきりしているから、周易として、研究の礎としたわけです。

 方位は九星の盤の発生、魔法陣からの発生から、盤の巡り方が色々と考えられたと思います。

 盤の回し方は、国、地域で違うという話です。

 盤の中央を現在として、未来が盤に記載されている。次にめぐる星の処に向かえば、未来の運気を先に攫める。という考えで方位が色々といわれたわけです。

 ですから、方位の9つの枠には、これから来る9星が載っています。

 でも、未来に来るのは、九星だけではないでしょ。

 干支は変わります。

 もっと前は、盤に干支を載せた方位学だったのです。

 四柱推命で、天比地沖とか、晦気とか、色々とありますけれど、そういうのが載ってくる方位は、天比とか、反吟とか、を起こす方位とするわけです。

 つづく