趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

顔を上げて

2014-11-08 10:48:09 | 観劇
昨夜はあれこれと考えながら過ごし、朝方にようやく寝たものの、やっぱり早めに目が覚め…。
布団の中でうだうだしながら、昨日の衝撃がまだ薄れていないことをじわじわと感じてます(つまりまだ布団の中/爆)。

今日は午後にスカステで「摩天楼」放映。
なんてタイミングかと思いますが、用事で最初からは観れないものの、帰宅したら後半は観れるかな~。

ともみんの衝撃が巨大過ぎたけど、ホタテ君とるりちゃんもご卒業…。
ホタテ君といえばホタテマン(笑)。ちぎちゃんとの迷コンビが楽しかった「探偵SAGIRI」。
そして、お芝居センス抜群で、シリアスもコメディもこなせて、これからの活躍も楽しみにしていたのに…。
新公ドニーさん、本役ともみんの快演があまりに凄すぎて、ホタテ君はどうするのかな~?と思ったら、まったく違うアプローチからの怪演(笑)。
ショーの「マイドリーム」で、ジゴロのシーンのホタテ君のダンス、バチバチアピールしつつも(笑)品があって、大好きでした。

るりちゃんは、ともみんとも何かとご縁の多い娘役さんでしたね。
「フェルゼン編」のときに、ともみんとるりちゃんで早変わり室で一緒にバレエを踊ってた、というお話から(笑)、「BJ」ガートルード、「コングラ」カンカンで一緒に組んで踊ってたり。腰の位置のやたら高い(爆)ともみんの上に、小柄なるりちゃんがものすごく跳び上がって乗っかってたのが、可愛くてありがたくて(笑)。
るりちゃんの、ビシッと背筋の伸びた、跳ねるスーパーボールのようにパワフルでキレのあるダンスがお気に入りでした。「マイドリーム」ジャズのシーン、優雅に柔らかく踊る娘役さんたちの多い中、一人男前の凛として弾けたカッコいいダンスで、私はるりちゃんばっかり観てましたね。
「伯爵令嬢」のジャンが、ほんと生意気で可愛かった。
ホタテ君もるりちゃんも、まだまだ活躍してくれると思ってたのにな…(淋)。同期お二人がご卒業されちゃうと、サキちゃんも淋しくなりますね…。

ご卒業の三人が、それぞれ雪組にとって本当に大きな存在で、惜しまれてならない…。

ともみんのご卒業の発表は、ちょうど10年前、サエコさんが退団発表されたときと、ものすごく被る…。
運動会で最高に楽しい思いをして盛り上がって、その直後の、急転直下の衝撃。
…歴史は繰り返すというか、あのときがオーバーラップして、二重の衝撃があったかもしれませんね。またそのタイミングか~!みたいな(実際には「伯爵令嬢」を挟んでますけど)。

もっともっと、いろんな役を観たかった、たくさんの素敵なともみんを観たかった、という、やはりどうしてもあきらめきれない思いはあります。
役者として、スターとして、さらにもっと大きく成長し羽ばたけるだけの伸びしろも可能性もたくさん残したまま、ともみんがご卒業されることが、もったいなくて惜しくて、本当に淋しいことですけれど。
だからこそ、集大成として演じる銭形警部と、最後のショーに懸けるともみんの心を、大切に受け止めながら、その日までついて行きたいと思います。

…もう一度二枚目の役を観たかった!退団は二枚目でキメて欲しかった!という気持ちもあるにはありますけど(苦笑)、男役としてこれ以上の難役はないほどハードルの高い銭形警部、コメディでパワフルに明るく笑って弾け飛び、さらにカッコよくキメて笑顔で終わる、それこそいかにもともみんらしいラストステージだなぁと納得できます。
まさしく太陽のように熱く明るいともみんのパワーで、笑顔一杯の公演になりますように。
コメント (3)
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