今日は日曜日、どこに出かける予定もありません。
本当はハイキングにでも出かけたいところですが、さっちゃんを連れて行くと思うと、気が重くなって、足も動かなくなってしまいます。
それで当然、朝はゆっくり布団の中で過ごすことになります。
起きてからも、朝食前に洗濯を始めたものですから、朝食の準備スタートはずいぶん遅くなりました。
さっちゃんもさすがに起き出して来て、台所の僕のそばに来ます。
コーヒー豆を挽くのを手伝ってもらいましたが、それ以外の作業は手伝ってもらうのは・・・・
ですから、テレビを点けておくことにしたんですが、さっちゃんが好むような番組はありません。
最近はテレビ自体にほとんど関心を示さなくなりました。
以前は朝ドラや大河ドラマ、あと「相棒」や韓国歴史ドラマなどを僕と一緒に観ていました。
他にも、録画してある自然番組や歴史番組も僕と一緒に観ていました。
最近はテレビを点けていても、画面それ自体を見ないんです。
そんなさっちゃんに観せた番組は2018年12月31日にNHKで放送された『N響 第九 演奏会』。
番組の最初は指揮者マレク・ヤノフスキへのインタビューなどから始まっていました。
そんな番組をさっちゃんはちゃんと観ています。
そればかりか台所で朝食を作っている僕に、「こっちへ来てテレビを観ようよ」と言いに来るんです。
(もちろん、言葉の内容は僕の想像ですけれど)
「聞こえてるから大丈夫だよ」と僕は返事するんですが、それでは納得しないみたいです。
何度も何度も、僕の所へ来てテレビの前に連れて行こうとします。
僕も手を離していい時には、ちょっとだけですがテレビの前に行きました。
朝食が出来たころにはインタビューも終わり、第一楽章が始まっていました。
僕はさっちゃんが朝食を食べてくれるかな、と心配するほどでした。
それほどさっちゃんはテレビ画面を真っすぐに見つめていたんです。
まあそれは杞憂でしたが、食べながらも熱心にテレビに向かっていました。
第三楽章あたりで僕たちの食事も終わり、合唱のある第四楽章は二人ともテレビに釘付けでした。
音量も普段の倍以上の目盛りにして、思いっきり第九を楽しみました。
1時間20分の番組だったのですが、さっちゃんはずうっと集中して楽しんでいるようでした。
僕自身も合唱を聞くうちに自然と涙が滲んでくる感動を覚えました。
さっちゃんは僕と知り合う何年も前から毎年年末に第九を歌っていました。
東京都民の合唱団に所属し、毎週1回上野で練習をしていました。
合唱団では毎年のスタート時に歌唱テストをし、団員といえども合格しなければ次の年はない、そんな厳しさのある合唱団だったようです。
さっちゃんと知り合ってからは毎年暮れの発表会を聞きに行ったものです。
それなりの交響楽団とともに、歌唱のソリストはプロの方だったようですし、なかなかのものでしたね。
CDで音だけ流してもさっちゃんの興味関心はなかなか惹かないみたいです。
今日さっちゃんがこれほど音楽に集中できたのは映像が伴っていたからなんでしょうか?
それとも、第九だったからなんでしょうか?
もっと別の理由もあったんでしょうか?
どうであるにせよ、音楽の力を感じさせられましたね。
本当はハイキングにでも出かけたいところですが、さっちゃんを連れて行くと思うと、気が重くなって、足も動かなくなってしまいます。
それで当然、朝はゆっくり布団の中で過ごすことになります。
起きてからも、朝食前に洗濯を始めたものですから、朝食の準備スタートはずいぶん遅くなりました。
さっちゃんもさすがに起き出して来て、台所の僕のそばに来ます。
コーヒー豆を挽くのを手伝ってもらいましたが、それ以外の作業は手伝ってもらうのは・・・・
ですから、テレビを点けておくことにしたんですが、さっちゃんが好むような番組はありません。
最近はテレビ自体にほとんど関心を示さなくなりました。
以前は朝ドラや大河ドラマ、あと「相棒」や韓国歴史ドラマなどを僕と一緒に観ていました。
他にも、録画してある自然番組や歴史番組も僕と一緒に観ていました。
最近はテレビを点けていても、画面それ自体を見ないんです。
そんなさっちゃんに観せた番組は2018年12月31日にNHKで放送された『N響 第九 演奏会』。
番組の最初は指揮者マレク・ヤノフスキへのインタビューなどから始まっていました。
そんな番組をさっちゃんはちゃんと観ています。
そればかりか台所で朝食を作っている僕に、「こっちへ来てテレビを観ようよ」と言いに来るんです。
(もちろん、言葉の内容は僕の想像ですけれど)
「聞こえてるから大丈夫だよ」と僕は返事するんですが、それでは納得しないみたいです。
何度も何度も、僕の所へ来てテレビの前に連れて行こうとします。
僕も手を離していい時には、ちょっとだけですがテレビの前に行きました。
朝食が出来たころにはインタビューも終わり、第一楽章が始まっていました。
僕はさっちゃんが朝食を食べてくれるかな、と心配するほどでした。
それほどさっちゃんはテレビ画面を真っすぐに見つめていたんです。
まあそれは杞憂でしたが、食べながらも熱心にテレビに向かっていました。
第三楽章あたりで僕たちの食事も終わり、合唱のある第四楽章は二人ともテレビに釘付けでした。
音量も普段の倍以上の目盛りにして、思いっきり第九を楽しみました。
1時間20分の番組だったのですが、さっちゃんはずうっと集中して楽しんでいるようでした。
僕自身も合唱を聞くうちに自然と涙が滲んでくる感動を覚えました。
さっちゃんは僕と知り合う何年も前から毎年年末に第九を歌っていました。
東京都民の合唱団に所属し、毎週1回上野で練習をしていました。
合唱団では毎年のスタート時に歌唱テストをし、団員といえども合格しなければ次の年はない、そんな厳しさのある合唱団だったようです。
さっちゃんと知り合ってからは毎年暮れの発表会を聞きに行ったものです。
それなりの交響楽団とともに、歌唱のソリストはプロの方だったようですし、なかなかのものでしたね。
CDで音だけ流してもさっちゃんの興味関心はなかなか惹かないみたいです。
今日さっちゃんがこれほど音楽に集中できたのは映像が伴っていたからなんでしょうか?
それとも、第九だったからなんでしょうか?
もっと別の理由もあったんでしょうか?
どうであるにせよ、音楽の力を感じさせられましたね。