ケツァルコアトル想像図
(ウィキペディア)より
東京の代々木公園には
1990年にメキシコから贈られた
ケツァルコアトルの像がある
アステカ神話の水と農耕の神で
日墨友好のシンボルでもある
1609年9月の御宿では
嵐で座礁した船から海岸まで泳ぎ着いた
ドン・ロドリゴ総督ほか317名の乗組員を
岩和田の漁民が救助した
メキシコ記念塔は交流400周年のシンボルだ
「羽毛のある蛇」ケツァルコアトルは
人身供犠をやめさせた聡明な古代神だ
テスカトリポカに陥れられアステカを逐われたが
宮殿を焼き払い自らは生贄になり
火葬の灰が美しい鳥となって虹の彼方へ消えたという
創世記やノアの方舟に心を寄せる信仰の人々よ
神話を持たない国は世界中どこにもない
まれに誤てる指導者が神話を蔑ろにするが
自らを信じてしばし忍耐するがいい
ケツァルコアトルは金星となって明け方の空に現れる
メキシコとの国境に壁ですか
よくできたジョークですね
利益という単位の巻尺を持って
国境という国境を囲いますか
ハラショーと言いながら見守る人もいますけど
人身供犠を拒否した古代神ケツァルコアトルは 供犠を熱望する勢力に再び逐われるのでしょうか
代々木公園に設置された「毛のある蛇」の彫刻や
御宿に寄贈された「抱擁の像」は
メキシコとの友好をさらに深めるはずですが
アステカ神話の神によく似た翼竜が実在していたというのは興味深い話ですね。
しかも、人身供犠を拒否した古代神というのは、世界の神話のなかでも珍しい存在なのでしょうね。
御宿・抱擁の像、代々木公園・ケツァルコアトル像、ともにメキシコとの友好を深めるために相応しい像です。
御宿でメキシコの船が遭難したことを。
どこの国の人だって、その時は全力を挙げて援けますよね。
それが生まれつき生きとし生けるものに備わるごく自然の心でしょうね。
トランプ何とやら(名前を書くのも不愉快だ)は、そこに壁を作るという・・・まさに自分のアホの証明をしようとしているかのようです。
窪庭さん、1600年代初めの出来事を良く教えてくださった。ありがとうございます。
そもそもトルテカ族の祖神だったものがアステカ神話に取り入れられ、マヤ文明ではククルカンという名の神として崇拝されていたようです。
また、アマゾン流域のジャングルには、ケツァルコアトルと呼ばれる原色の美しい鳥が生息しているらしいです。
翼竜にケツァルコアトルのイメージを重ねたり、時代によって様々ですが、一様でない分この古代神には想像力を掻き立てる魅力があるのかもしれません。
それなのに、今度米国民が選んでしまった大統領ときたら・・・・。
ところで御宿で座礁・遭難したのは、メキシコへ向かう途中のイスパニア船で、大多喜城主から江戸幕府に報告された結果、第二代将軍徳川秀忠や家康に謁見を許されたのだそうです。
しかも、一年後には家康が建造させた新しい船でメキシコ・アカプルコへ帰還することができました。
家康の太っ腹が目立ちますが、ドン・ロドリゴ総督らと共に初めて日本人が海外へ渡航するチャンスを得たわけですから、引退してもさすが知略に長けた家康というところでしょうか。
一連の話題はメキシコで評判となり、400年に亘る友好の証として後にメキシコ記念塔(日・西・墨三国交通発祥記念之碑)が建造されました。
ちなみに帆柱を象った記念塔の建造費は、メキシコ合衆国が出したそうですよ。(フフフ)
トランプが作ろうとしているのは「バカの壁」だったのか。
そんなものに税金を使われるアメリカ国民の方々がお気の毒でならないなあー