どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設13年目を疾走中。

どうぶつ・ティータイム(235) 『キウイよ今年もありがとう』

2019-11-16 01:07:33 | エッセイ
       キウイフルーツ   10月半ばから少しずつ収穫して、十日間ほど寝かせて賞味していたが、11月も半分過ぎたので残っていたものを全部収穫した。 毎朝2,3個ずつ歯型のついたキウイが落ちていたから、ネットを張った当方の防御策はリスにとってはちゃんちゃらおかしいほど不完全だったらしい。 それでも、早朝出勤してくるリス君のために5個ほど残してやった。 1個も残っ . . . 本文を読む
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ポエム249 『浅間フウロを思い出に』

2019-11-10 00:02:11 | ポエム
       浅間フウロ     (みんなの花図鑑)より   あれからもう5年の歳月が流れました ぼくは今でもあなたの作品を読んでいますよ たんたんと過ぎていく時間と出来事に 冬の陽射しのような影を差しかける小説を   山麓の別荘にお邪魔したのはいつだったでしょうか 緑濃いカラマツ林の中のこじんまりした山荘に 執筆の気配が残る文机が置いてありまし . . . 本文を読む
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どうぶつ・ティータイム(234) 『異端児ミニトマト』

2019-11-05 01:10:22 | 植物
    9月には一段落したはずの家庭菜園だったが、ミニトマトが予想もしない場所で実をつけていた。 今年もささやかながら収穫させてもらった桃太郎とミニ1本ずつは、2か月も前に確かに引っこ抜いて処分した。 しかし、いつからか通路の部分にトマトに似た植物が生えているのをぼんやりと意識していた。 こんな場所になぜ生えているんだろう? そう思いながら、ただ見過ごしてきた気がする。 このトマトがど . . . 本文を読む
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ポエム248 『秋明菊の花ことば』

2019-10-30 01:45:09 | ポエム
         シュウメイギク     (城跡ほっつき歩記)より     秋も深まったこの季節に ポッポと咲きいずる秋明菊 事件の多い年だったから 七歳の少女のようにいたいげだ   菊の花には似てないけれど もらった名前はシュウメイギク 花言葉は「薄れゆく愛」「耐え忍ぶ愛」 少女のはずが艶めかしい   行方不明になるなよ秋明菊 . . . 本文を読む
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どうぶつ・ティータイム(233) 『芋虫くんのつぶやき』

2019-10-24 00:01:43 | エッセイ
        いやはや、朝っぱらからごめんなさいよ。10月に入って急に涼しくなったものだから、恥ずかしいくらい食欲が出てしまってね。こんな小さな里芋の葉っぱまで、モリモリと食べつくすほどの大食漢なんだ。そういうお前さんは誰だっていうんですかい?名乗らないといけませんか。名を名乗るほどの者ではないのですが、それほどおっ . . . 本文を読む
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ポエム247 『水の記憶にみちびかれ』

2019-10-20 00:26:43 | ポエム
          渡良瀬川と渡良瀬遊水池(フリー画像使用)   水には記憶があるって知っていた? 水はさまざまな情報を記憶しているんだそうだ 科学的に実証されているわけではないが 本気で信じている人が結構いるらしい   川には大量の水が流れているが もともと水滴の寄り集まった集合体だ 一粒の水滴が岩肌からポトリとこぼれ 沢を伝って支流から大河 . . . 本文を読む
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ポエム246 『川辺のコオロギ虫の息』

2019-10-15 04:40:02 | ポエム
     コオロギ   (ウェブ画像)   ゆうべは雨も風もすごかったよ 叩きつけるような豪雨と くさむらを巻きあげる強風に耐えて 草の根にしがみついていたんだ   こんなことは初めての経験だな そうだよ50年に一度だというんだから 川辺で釣りをしていたおじさんたちも 昨日はそそくさと帰っていったもの   釣り人のポケットから漏れ . . . 本文を読む
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ポエム245 『美しすぎて彼岸花』

2019-10-10 02:20:49 | ポエム
       白い彼岸花     (城跡ほっつき歩記)より   前触れもなく地中から現れた白い彼岸花よ あなたはあまりにも美しすぎないか すぐ近くには台風で痛めつけられた集落が 軒並みブルーシートをはためかせているのだよ   やっと灯りは点いたのだが 一家だんらんの窓から漏れる明かりとは違う 抜けた屋根やら破れた壁から鋭い光が夜を刺し あたりを . . . 本文を読む
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どうぶつ・ティータイム〈232)『気まぐれの長谷寺散歩』

2019-10-03 02:26:16 | 歴史散歩
        長谷寺正面     おなじみの長谷寺を覗いてみた。天気がいいので、つい足を延ばしたというところ。 何度か行った記憶はあるが、いざ中に入るとなんとなく見慣れない感じがする。 順路の立て札に導かれて回ったので、他人任せのような気分がぬぐえない。        大仏・小仏   如意輪菩薩なのかなあ、錫杖を持った仏様が迎えてくれたのだが、足元 . . . 本文を読む
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ポエム244 『酔芙蓉と遊ぶ』

2019-09-27 16:17:08 | ポエム
       酔芙蓉       (季節の花300)より   朝のうちは白い顔をしていたのに 時間が経つにつれてピンクに変わる そして夕方には濃いベニ色に お父さん 隠れてお酒飲んでたでしょう?   いやあ 酒じゃないよ ただの水・・・・ 熱中症の予防に水は飲んでいたがね 日がな一日縁側にいたから 多少日焼けをしたかもしれないな   . . . 本文を読む
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どうぶつ・ティータイム(231)『いせ ひでこ・絵本の世界』

2019-09-20 00:07:32 | エッセイ
         「ルリユールおじさん」   ラジオ深夜便は、世情に疎いぼくにとって貴重な情報源になっている。 伊勢英子さんという絵本作家のことを初めて知ったのも、半分眠りながら聞いていた深夜の放送による。 話は「ルリユールおじさん」という絵本を描き上げるまでの苦労話(?)が中心だったが、アンカーの質問に答える著者の人間性に並々ならぬ感性を感じ、たちまち目が覚めてしまった。 . . . 本文を読む
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ポエム243 『移り行く季節と時代フジバカマ』

2019-09-16 00:17:20 | ポエム
       フジバカマ     (城跡ほっつき歩記)より   近頃なんだか寂しいような そんな気持ちのフジバカマ 日に日に気温は下がっていって 袴の裾がほつれ気味   どんなものにも変化は起きる 秋の七草フジバカマ 昔ほどには注目されず 古風な花の印象ばかり   袴の需要はそれなりに 結婚式や成人式で 思い出つくる小道具に・ . . . 本文を読む
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ポエム242 『カボチャの花へ』

2019-09-10 14:25:18 | ポエム
       カボチャの花   こんなやぶの中に分け入って 最後の頑張りを見せるカボチャの花よ もう9月も半ばを過ぎたのに まだ実をならせるつもりなのか   台風にやられて花は破れ傘のようじゃないか 仲間はまだ黄色を保っているが おまえは血の気の失せた白っぽい顔色で 息も絶え絶えに見えるがどうなのだ   命を授かった以上実を生らせる . . . 本文を読む
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ポエム241 『リスを相手の歯のはなし』

2019-09-02 02:00:18 | ポエム
       リス   おまえ けっこうな齢なんだってな 前歯はしっかりしてそうだが 奥歯はどうなんだよ   なに 町の歯医者に通っているのか 虫歯の治療かい それとも部分入れ歯でも・・・・ そうか 奥歯をブリッジで作るのかい   おう もう治療は終わったのか なんだか浮かない顔をしているじゃないか そうか 落ち着くまで噛みづらいん . . . 本文を読む
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どうぶつ・ティ-タイム(230)『秋風とカボチャたち』

2019-08-28 00:00:32 | エッセイ
       カボチャとオクラ   ミニ家庭菜園もいよいよフィナーレを迎えた。 トマトとキュウリの蔓、それにインゲンの木を撤収(?)する時期が来たのだ。 まだ花をつけているのを引き抜くのは気が引けるが、柔らかい枝や葉を切り落として畑に戻した。 入れ違いにオクラが最盛期になり、カボチャもやっと収穫にこぎつけた。 ふと気づくと、汗ばむ肌を秋風が撫ぜていった。 &nb . . . 本文を読む
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