アマゾン奥地の少数民族ヤノマミ族を初めて紹介したテレビ番組に毎週くぎ付けになった思い出がある。
日本の探検家であり人類学者でもある関野吉晴氏が外科医師になったいきさつは今回初めて知った。
少数民族と接触するうちに少しでも彼らの役に立ちたいという思いからだった。
1976年一橋大学中退後1982年横浜市立大学医学部卒業。
一橋大学在学中に自ら探検部を創設。
大学3年次の1971年に1年間休 . . . 本文を読む
〇 立憲民主の代表決まる アーソレソレ 党員・議員が野田元総理を推した ソレカラドーシタ 今度は本気で政権撮る覚悟と息巻いた
〇 過去は言いたくないけれど アーソレソレ 故安倍党首との討論で ソレカラドーシタ 挑発に乗って解散約束させられた
〇 党の現状見通せず アーソレソレ 党勢拡大口にするが ソレカラドーシタ 自民の顔〈進次郎〉に顔負けして野党第一党もおぼ . . . 本文を読む
〇 「大相撲も終わったな。大の里の2敗目にはがっかりしたな」「立ち合いでつっかけたり気が逸っていましたね」
〇 「心技体の心がまだまだだな」「そりゃそうですよ。今どきの若者ですから」
〇 「ま、これからの伸びしろと考えれば納得か」「新大関になって2,3回優勝してすぐにその上に・・」
〇 「おい、ひとのお株を奪うな」「へいへい、ご隠居の真似をして . . . 本文を読む
〇 「大の里がただひとり11連勝痛中だ」「強いですね。大関昇進は確実ですね」
〇 「取り組み相手を考えると全勝優勝も見えてきたな」「ご隠居、勝負事は下駄を履くまでわからないといいますけど」
〇 「それはそうと、錦木が2敗で続いているのには驚いた」「一時は十両陥落かと心配しましたが、何があったんでしょうね」
〇 「相撲も面白いが、やっぱり大谷翔平 . . . 本文を読む
黒田三郎
〈画像はウィキペデイア〉より
黒田三郎といえば、詩の芥川賞といわれるH氏賞を取った『ひとりの女に』〈1954〉が有名である。
東大経済学部卒という高学歴ながら、自分の弱さをさらけ出した詩風が共感を呼んだ。
妻の入院中、父娘2人の生活をうたった絶唱『小さなユリと』(1960年)で現代詩を誰にもわかる平明なものにした。
ほかに『時代の囚人』(1965年)など。
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ポエム(268) 『ターシャ・テューダーの庭』
2020-12-02 00:15:40 | ポエム
年老いた絵本作家のおばあさんが
家族と接するように
庭の花々に手を伸べる
私の庭は「楽園」だと思うわ
物にあふれた世の中とは別世界
植物が満ち足りているかどうか見て確かめるの
おばあさんの庭は四季を問わず風がすり抜け . . . 本文を読む
〇 斎藤劇場はまだ続いてる? アーヤレヤレ 県議団全会派が辞職要求したが ソレカラドーシタ 県民の支持があるから辞めないとのたもうた
〇 兵庫県知事につぎつぎ矢を射るが アーソレソレ 証人喚問も辞職要求もどこ吹く風と ソレカラドーシタ 改めるべきは改めると深々と頭〈づ〉を下げる
〇 「ああいえば上祐」も呆れて口あけた アーソレソレ 事件簿をさかのぼっても類型見当 . . . 本文を読む
天からの
ひとすじの
慈愛
めぐみの
雨
ふる
歩くたびに
靴をおおった土埃が
雨を吸い込み
やがて
茶に
染まる
馬車道の
轍も消え
畑のみどりが蘇る
なつかしい日照り
天も地も
慈愛に満ちていた . . . 本文を読む
〇 「おい。大相撲がはじまったぞ」「知ってますけど、何か変わったことがあったんですか」
〇 「大の里が熱海富士とのきわどい勝負に勝って白星発進だ」「よかったですね」
〇 「隆の勝が先場所から急に強くなったので魂消てる」「ほんとですね、豊昇竜を圧倒しましたからね」
〇 「きょうは以上・・変わったことはないな」「ご隠居、あっしの言ったことが気に障っ . . . 本文を読む
石垣りん
〈ウェブ無料画像〉より
くらし
食わずには生きてゆけない。
メシを
野菜を
肉を
空気を
光を
水を
親を
きょうだいを
師を
金もこころも
食わずには生きてこれなかった。
ふくれた腹をかかえ
口をぬぐえば
台所に散らばっている
にんじんのしっぽ
鳥の骨
父のはらわた
四十の日暮れ
私の目にはじめてあふれる獣の . . . 本文を読む
草野心平
〈写真はウィキぺデイア〉より
草野心平といえば「蛙の詩人」で知られている。
オノマトベ〈擬音〉という技法でカエル語を表現したり蛙を詠んだ詩が多いからだろう。
しかし、本人はそう呼ばれることに満足していたわけではなく、「僕は蛙をそんなに愛していない」と抵抗感を示すこともあった。
草野心平は他に「富士山」「天」などの対象物、語句が好きで、しばし . . . 本文を読む
中原中也
〈写真はウィキぺデイア〉より
中原中也の「汚れちまった悲しみに・・」も知らない人がいないぐらい有名である。
一部分だけが印象付けられているが、せっかくだから全文を読んでみたい。
汚れつちまつた悲しみに……
〈青空文庫からコピー〉
汚れつちまつた悲しみに今日も小雪の降りかかる汚れつちまつた悲しみに今日 . . . 本文を読む
田村隆一
〈写真はウィキぺデイア〉より
前2回と比べると少し長めの作品だが田村隆一詩集の中でもよく知られた『四千の日と夜』から取り上げる。
『四千の日と夜』
一篇の詩が生れるためには、われわれは殺さなければならない多くのものを殺さなければならない多くの愛するものを射殺し、暗殺し、毒殺するのだ見よ、四千の日と夜の空から一羽の小鳥のふるえる舌がほしいばかりに、四千の夜と四 . . . 本文を読む
三好達治
〈写真はウィキぺデイア〉より
<太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。>
三好達治の「雪」という題名の作品から取り上げた。
教科書にも載っていたから思い出していただけたと思う。
この詩を読むと、雪がしんしんと降り積もっている光景が目に浮かぶ。
作者は二階の窓からでも見ているのだろ . . . 本文を読む