マドンナが去って一人になった雫さんは、自分の部屋の大きなベッドに倒れこむ。
<目を閉じても、まぶたを通して光が届いた。その光が、うるさいくらいに元気よく、サンバのリズムで踊っている。
「気持ちいい」
声に出すと、ますます気持ちよさが発酵する。両手を広げても、まだベッドの両端に余りがある。>
雫さんは、弾力のあるベッドで、布団に埋もれて眠ってしまいそうになりながら、不意に、昔付き合っていた人 . . . 本文を読む
マドンナが案内してくれた施設は、雫さんにとって拍子抜けするほど安心できる場所だった。
もっと病院っぽいか、もっと庶民的かどちらかを想像していたのに、まるで隠れ家ホテルにいるような、優雅な気分にさせてくれる空間だった。
<実際に入ったことはないけれど、繭の中というのは、こんな手触りの優しい光に包まれているのかもしれない。>
しかも、雫さんに用意されていたのは、窓から海が見える部屋だった。
< . . . 本文を読む
久しぶりに本を読んだ。
読んだといっても、読み終わったわけではない。
実は友人に薦められ、タイトルが気になっていた本をボチボチと読み始めたら、ふわ~と包み込まれてしまったのだ。
「ライオンのおやつ」って、いったい何だろう?
主食は生肉だろうから、おやつはサラミソーセージみたいなものかな。
ばかな想像をしながら、最初のページを開いた。
<海野雫様>という宛名の人への手紙だった。
送り主 . . . 本文を読む
最近、健康面でありがたいと思ったことが二つある。
一つは、「足が攣る」症状に対して医師に処方してもらった漢方薬の効き目についてである。
飲むと5分も経たないうちに筋肉のコワバリが消え、痛みも引いて何ごともなかったように行動できる。
この即効性がありがたい。
漢方薬に対するぼくの認識が覆されたオドロキも混じっている。
もう一つは、「歩くスピードが速くなる」と宣伝されるサプリ . . . 本文を読む
○ 嘘も百回続ければ真実になる(原点はゲッベルス)〇 300回ウソ続けても ウソは嘘(あおり行為まで)〇 フェイクニュースと叫ぶ姿に憐れみも(トランプ離れ)〇 学術会議の任命問題 ススキ梅雨(長引きそう)○ 甘利さん デマ情報とは「あまりです」(削除したとはいえ)○ 女性はいくらでも嘘をつけると杉田水脈(状況が違うんだけど)○ あの人と やはり似ている「論点ずらし」(総合的俯瞰的判断ズレ)○ コロ . . . 本文を読む
〇 「バイデンに投票」薦めるグレタさん〇 トランプを睨んだ目には大義あり〇 「気候変動無視」で山火事 消えやらず〇 分断は 憎しみ煽る悪しき意図〇 「あなたのせいよ」に返す言葉は「ヒステリー」〇 環境破壊は「人心荒廃」明らかに〇 「見ていない」菅発言に 事務方あたふた〇 官房長官時代の手法は「オモテ」では〇 「令和おじさん」と呼ばれ咲かせた旬の花〇 能舞台 ワキからシテへ舞い上がり . . . 本文を読む
〇 「窮鼠コロナを噛む」逆転狙うトランプマジック?(かと思ったが)〇 「弱さ」を見せ 反トランプの気勢そぐ?(かと思ったが)〇 「コロナを克服したタフガイ」姿を見せるはず(でも喘ぎが・・・・)〇 「お見舞いラッシュ」は同情なのか様子見か(プーチン・習近平・金正恩など)〇 「シンゾーありがとう」支持率アップの鍵は「病気」なり(安倍辞任に学ぶ?)〇 菅目でジロリ 記者もたじろぐ「適法」アンサー(ハイ、 . . . 本文を読む
世間様に倣って、近場の温泉地に出かけてきた。
1泊分の下着を追加して、あとは普段通りのリュックがお供である。
旅は目的地も大事だが、車窓からぼんやり眺める外の風景が楽しい。
パームツリーが写っているから、湯河原に近づくあたりの海岸線だ。
座席に座ったままシャッターを切る、横着さ丸出しの画像である。
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