食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

あゆ

2007年04月14日 | 食いネタ関東
ねこぢゃら亭主さんから、林屋川魚店の炭焼き子持ち鮎を頂いた。
鮎は、何時食うたか、味がどうだったか思い出せない程昔に、旅先で食うたきり。
鮎を食う地域に住んでなかったから縁がないんやわ。今は、好き嫌いの多いヤツが相手やから、よけいそうやな。

まずはそのままで食うとして、鮎飯も捨てがたいよな、と2匹は焼き直し、2匹は鮎飯にする事に。
炊くにしろ焼き直した方が香ばしいよな、とグリルで皮がぱりっとするまで焼き、研いだ米、酒・醤油少々と共に土鍋に入れ火にかける。
普段飯炊くのに使わん鍋物用の土鍋なので若干不安あったけど、大丈夫やろ、と他の物用意してたら、案の定焦した。
発見が早かったので、飯そのものは香ばしい程度で済んだけど、後で鍋を洗うのに手こずった。
でもって、鮎飯の鮎の骨とってほぐすのに手間どってた間に、そのまま食べる用に焼いてた鮎の皮少し焦がした(笑)
炊き易い分量やと1回で食い切らんし、後で臭み出ると嫌なので、ほぐす時に内臓除いてたのも手間どった原因やけど、形良く串打ってあると骨取り難いのね。

鮎飯は、思った以上に旨味があった。あっさりしとるかと思うたら結構旨味あって良い出汁が出るんやなぁ。
他の子持ち魚同様、ほとんどが卵、他の内臓は隅に追いやられていて、わたと接して色が変わってたトコは苦みがあったが、それ以外は癖は無くほっくりして美味い。
身は焼いただけの方が美味かったが、卵は味が染みているからか、鮎飯の方が美味かったので、煮付けると美味いかも。

念の為に別の飯を用意したら、案の定手を付けず。飯2種類用意するのって面倒ぢゃ (^_^;