流のバンコク・ゲイパラ白書☆リターンズ(゜∀゜)ノ

流(りゅう)の単純で軽いバンコク・ゲイ体験記。 ヨロシク!

出逢いの女神のスマイルアゲイン

2015-02-21 | ロマンス紀行
 
Hip Hopへ向かう途中、パブストリートの近くで隣部屋のドミの人達ふたりと会った。



クラブ行きますかって聞いたら行ってみたいと言うので一緒に。
23時半頃のHip-Hop。わりと混雑してる。







何かドリンクを・・・
とカウンターに向かう途中、誰かが俺の腕をぐっと。

見るとすごい若い男の子。
背も小さい。クラブ入れんのかよ。


驚いたような、すごい嬉しそうな。
耳元で何か言ってくれるがクラブの音楽でほとんど聞こえない。
全く気付かない俺。


ようやく、
『名前、リュウでしょ! ボクのこと覚えてる?』



今回の旅で会ったコではない。
となるとこの町で俺のことを、というか俺の名前まで知ってる人物はひとりしかいない。



『P!??』
(今回の恋愛渦中にあるPとは別人です。


『ウン!ウォォォー!』
俺の首筋にあとが残るほどキスしてきた。
そらもうこの時のPの喜びようは俺までめちゃくちゃ嬉しくなったほど。







誰かと言いますと、前回のシェムリ紀行で書かなかった、紀行の最後にシメの一文のみで
『実は恋にオチた』と書いた相手がこの少年。


自分では恋してるつもりはなかったんですが毎日会ってて、偶然毎日町で出会ったからなんですけど、
別に何もなく当然キスもなく、というかこの子は当時15歳で。
少年相手におかしな誤解されても困ると思ったので書かなかった。


出会った時は中学生かと思うほど成長してなくて。
でも相当なモテ顔の美少年。

その時一緒にいたドミ友がこの子のことを『めっちゃ日本人の女にモテそうな顔してますね』と言っていた。



俺から見ても完璧なイギリス英語を話すこの少年は金持ちの子かと思っていたが実は孤児で施設で育っていた。
その英語力はどうしたのかと聞くと、イギリス人の先生がみんなが仕事に就けるように教えてくれていると。


その後、彼は施設の援助で大学に行けることになったと数年ぶりにメールが届いた。
おめでとうとか返事したと思うが、今回の旅行のことは知らせてなかった。
急にシェムリ行きを決めたのと、俺に会いに行かなきゃとか気を遣わせても悪いなと思って。


それが偶然にもこの子は休暇で帰省していて、しかもこの日が最終日だった。


お兄さんを紹介する!と言ってどこかへ行って、
戻ってきて連れてきたのが・・・



Pだった。



さっき俺との約束をすっぽかした恋愛渦中の超ラブPだった。
目眩がした。
ドラマかよ。イヤそんなんドラマでも誰も信じんやろ。



実際、そんなドラマのようなことは起こらないよね。