ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

超絶、下手

2013-12-05 00:43:06 | Weblog
今日、日本ではFNS歌謡祭があったようで、
日本とFaceTimeをつないだときに、少しだけ音が聞こえて来たのだけど、
超絶、下手な歌声が聞こえて来て、心底驚いた。

確かに私が小さかった頃にも、アイドルの歌は、かなりマズかった。
が、曲じたいはよくて、きっと歌がうまい人が歌ったら、
いい歌なんだろうと思える曲も、かなりあった。

そして中国では、みんながみんな、上手なわけではないけれど、
一応全国ネットに出る人は、かなりの実力がある。
韓国系パン屋さんでは、毎日韓国のポップスを流しているけど、
これまたすごい実力のものばかりだ。
なんだかすごく、悲しい気持ちになった。

そうか。最近の日本人は、ぶっ飛び方が足りないのかもしれない。
下手なら下手なりに、ぶっ飛んでいれば、面白い。

それが、単なる下手なカラオケ状態だから、つまらないんだ。
特に、画面が見えず、音だけだと。

今日読んだニュースに、中国の映画監督張芸謀に、
実は子どもが3人もいる、本当は、もっとたくさんいるかもしれないけど、
とりあえず3人は認めた、という内容のものがあった。
で、一人っ子政策に従ってないじゃん!という突っ込みに対し、
張芸謀は「これからも、いい映画を撮るよう努力するよ」という返事をしたとか。

まったく噛み合ってない。
が、映画監督の本分が映画の撮影なら、これは模範解答だろう。

いろんなところに女性がいて、いろんな感情と向き合って来たから、
封建社会から抜け出そうとしている時期の中国を
あんなふうに描けたのかもしれないなあ・・・。
と、思わせるところが、さすがだなあ。