水上都市

イベントがあったので、グループ会社の人たちが上海に集まった。

そして今日、上海は夕方から雷雨。
もちろん、飛行機は飛ばない。
帰れない。
実は上海観光がまだだった。

ということで、21時まで残業したのちに、外灘へ。

金曜の夜ではあったが、雨のため人は少なめ。
ガスってて見えないかと思ったけど、けっこうくっきり見えた浦東。



雷がバリバリ光って、鳴っていた。
空が広いと、迫力も格別。
光速は音速より速いと実感。
バックトゥザフューチャーみたいな雰囲気になった。

中国の道路は水はけが悪く、たぶん表面加工能力が低いために、滑りやすい。

でもおかげで水たまりがそこかしこにでき、
外灘は、まるで水上都市のような雰囲気になった。



水たまり狙いで写真を撮りに来ている三脚装備カメラおじさんも出現していた。

おかげで少し勉強した。



これなんか、昔どこかで見た有名な絵画みたいじゃないか。

絶対スリップ事故が起きているだろうと確信する道路。



そして、23時の消灯を迎え、地下鉄の終電も終わったからタクシーを拾おうとしたら、
つかまらない！！！

やっと見つけたタクシーは乗車拒否。

しょうがないから約30分歩いて観光地を抜け、
中国人と競って勝ち取ったタクシーで帰った。

他のASEAN諸国から来た日本人の同僚に「中国人と競って勝つ方法」を説明したら、
「なんすか、その技。軍隊っすか！？」と驚かれた。

確かに、SASの護身術とかに出てくるかもしれないなあ。
私としては、93年の留学当時に、自然に身についたコツなんだけどね。