健康診断

今日は、朝から健康診断に行って来た。
会社が契約している外国人向けの生命保険サービスに
年１回の健康診断がついているから。

中国の病院で、採血するなんて、勇気ある～。
と、友人からは言われそうだし、20年前の私ならそう言ったのだが、
いまの上海は、表向きは素晴らしい。

日本の健康診断センターに比べて、新しい分、きれいに見える。
中ではおばちゃん医師が働き、ナースたちは、無駄なくらいたくさんいて、
待つ時間がないくらいに、サバサバとベルトコンベア式で進む。
そして、患者がいない時は、いちおう病院の中なのに、
医師も携帯電話のネットゲームで遊んでいる。

とはいえ、上海なので、いくつかツッコむポイントもあった。
上のスマホネットゲームもそうだけど、
・採血の途中で、同僚が立ち寄ったので、脇見をした。
・北京語が難しかったので「聞き取れません」と言ったら、上海語で話された。
　どうやら「肛門検査をします」と言いたかったらしかった。
・婦人科の先生に「え、その歳で、未婚で子どもも産んだことがないの！」と
　希少動物を見るように、頭の先から足の先まで見られた。

特に最後のは、ほっとけ！という感じだ。
それでも、総じてサービスはよかった。
結果は１週間ほどで、個人のメールアドレス宛に届くらしい。

むかしは、日本での健康診断ツアーもニーズがあったけれど、
上海辺りじゃ、もう流行らないだろうなあ。
結果がずさんな可能性はあるけど、これは日本も大差ないかもしれない。