ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

ひさしぶりなまったり

2013-07-12 21:44:46 | Weblog
日本人との通信は、伝書「鳩」を使え、ということなのだろうか。
メール回線が重いなあ。
「くるっくー」と鳴いているだけの「鳩」なら、かわいいんだけどねえ。

さて、3日連続の飲み会も無事に終わり、
今日は久しぶりに、自分の部屋でほっと一息。

少しずつ、今週あったことを思い出すと、
私の下に入った90后のお嬢さんは、
すぐに「実家に帰る~」と言い出しそうだなあ、と思えてきた。

彼女が、ついこの前まで、大学四年生の実習生として会社に来ていた頃と今では、
明らかに周囲の態度が違う。

そりゃそうだ。
仕事の仲間になったのだから、いつまでも大学生の「お客さん」扱いはしない。
自然と、みんな要求が厳しくなるし、
「え~、わかんな~い」と言っていたとき、
前は中国人の男性陣は優しかったけれど、今は違う。

彼女が「じゃあ、どうしたらいいの?」と言っているとき、
ニヤニヤしながら見ているだけだ。
誰も助けてはあげない。
明らかに、蹴落とすべきライバルに昇格してしまった模様。

ついでに私も、「これは仕事なんだから、きちんと依頼しなさい」なんて言うもんだから、
今日は涙ぐんでいたしなあ。

礼儀を教わってこなかった彼女に、非はないと思うし、
両親もかなり裕福で、大事に育てられたようだから、
私みたいな日本人的働き方をデフォルトとしたら、
ある意味「ブラック企業」に見えてしまうだろう。

「甘えてんじゃないわよ」は、日本の企業で、
だいたい私ぐらいの年齢の女子が、新卒に対して陰口で言う言葉だけど、
日本の場合は、それでもまだ、あいだをつなぐ存在がいる。
でも中国人同士は、そういったフォローはあまりしない。
特に、上海という土地では、上海人以外は、人間としてみなされないから、
上海人はまず絶対に外省人をフォローしない。

しかも、そこそこいい大学を卒業してて、
日本人から直接中国語で仕事を教えてもらえるポジションに入ったなんて、
みんなが「へ~、お手並み拝見」という気分になって当然だ。

上海は、そういう社会であることを忘れてた。
もっと気づかってあげないといけないなあ。