ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

上海人

2011-11-17 23:53:21 | Weblog
今日の上海は暑かった。
明け方まで雨が降っていたので、蒸すのはしょうがない。
が、なぜこんなに、半袖でいいくらい暑かったのか。

夜20時に会社を出た時、同僚が「夏の夜のにおいがする」と言っていた。
なんだかなあ。
風邪をひかないように気をつけよう。

今日、ある上海人が、
最近、上海在住の外省人(出身地が上海以外の中国人)が増えたと嘆いていた。
そのうち、上海人よりも外から来た人のほうが多くなってしまう、と。

東京も、生粋の江戸っ子より、外から来た人、その2世、3世が多い。
だからといって、別に江戸の魅力がなくなったとは思わないから、
上海も別にいいんじゃないの、と思うけれど、
上海人は、上海人以外の人をすごく差別する傾向があるので、
どうやら、すごく納得がいかないらしい。

外国人から見たら、あなたも彼も、みんな中国人。
上海人だろうが四川省出身だろうが、中国人でしょう、と言いたい。
ちなみにその人は、上海など大都市の負荷が大きくなっているので、
内陸部の都市計画をもっと迅速に行うべきだ、と言っていたのだけれど、
なんとなくモヤモヤとしたので、
内陸をあまり急激に開発すると、砂漠化がいっそう進みますよ、と、
一言、言い返しておいた。

もう一つ踏み込んで、ウイグルやチベットに対する植民地化政策をやめるべきだ、と
言いたかったけれど、
別に相手は政府高官ではないので、言ってもしょうがないから、言わないでおいた。

ということで、日本人もそうだけれど、
上海人もある意味で「島国根性」が強いので、
近親憎悪というか、なんというか、
まあ、上海人だなあ、と思った。