ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

花様

2011-11-07 01:04:01 | Weblog
2011中国杯世界花様滑冰大奨賽(フィギュアスケートの大会)のエキシビジョンを観に行ってきた。
相変わらず、ただただ広い。



会場に早めについた。
お店もほとんど出てなくて、時間のつぶしようがない。
ということで、ベンチに座って寝てしまった。



会場内のシステムも再起動したりしている。
その途中で、なぜかニコニコマークが大量に表示される。



職権を乱用して、リンクサイドに家族や子どもを入れ、
選手が得点の発表を待つシートに座らせて写真を撮ったりと、
相変わらずコネをもっている中国人たちは、やりたい放題だった。

ただ、時間どおりに始まったことには感動。
観客は、何かをバリバリぼりぼり食べ、大声で話しながら演技を見ている。
ジャンプやスピンが決まると拍手をするし、
一眼レフを持ち込んで撮影している人もいる。

でも、なんとなく、総じて、
自分のために目の前で繰り広げられている余興、といった雰囲気。
彼らにとっては、どんなに国家予算をつぎ込もうが、
スポーツは決して神への捧げものではない。
いい点をとって、いい生活をするためのひとつの手段といった感じか。

そして、中国人の選手は、
ダイナミックな演技を「力をこめて、ただただ押すこと」
ロマンチックな演技を「ただまったりと、くねくねすること」と勘違いしている。
メリハリがなくて、飽きるものが多かった。
その点、やはりロシア人の演技は面白い。
ロシアも共産主義時代を経た国だけれど、中国とロシアは、似ていないところもかなりある。