オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

何日ぶりかの晴れ

2009-02-28 08:11:33 | Weblog
この1週間ずっとぐずついてお日さまと青空は久しぶり。

そこらあたりの田んぼは浅緑色の春草に被われ始めています。
まるで日に日に太陽の当たる量が増え、土のなかの微生物や極小の生き物を守るかのようです。
田舎の人達は、草を敵のように除草剤で枯らしてしまうけど、草には草の役割があるのです。
せっせと太陽に向かって伸びて、草が蓄えた成分は枯れて土に戻る、そう、土が減ってしまえば畑は困る。生き物循環の基本でしょうに。
草と共生する方法があるけど、めんどくさいのでしょう。

またこの春、緑美しい田園風景が一時期秋の終わりのように茶褐色、枯れ草色になるのでしょう。琵琶湖に近い田んぼの畦に除草剤がたっぷり撒かれる風景です。
その草は冬に育った草で除草剤で枯らさなくても自然に枯れ、その後夏草にバトンタッチして生き物の住処であったり、田んぼを守る役目があるのに・・・ 
琵琶湖のすぐそばに広がる平野部の田んぼに生き物は少なく、生物多様性、生き物循環を思うと胸が傷みます。

安全安心のお米、生き物田んぼのお米も価格が高いと飛ぶようには売れません。それでも頑張っている有機農業者達を励まし、買い支えていく仕組みを作ってあげると価格も安定します。

今日は、愛媛で有機農業推進「農を変えたい!全国集会in今治」が、愛媛県今治市で開催されます。

日本中の多くの有機農業推進関係者が集まります。

土佐でオーガニック生姜を栽培しているイケメンジンジャーマンのハザマ君も参加します。
ブログ、私のおむすび日記の小野田さんも取材で行っているはず。


今朝、彼の栽培した無農薬無化学肥料の生姜が届きました。
立派なのよ~、美しい生姜です。
丁寧に生姜を栽培されたことがわかります。土佐自然塾1期生、日本一の生姜を目指してね。応援するよ~。

この生姜を今日はいろいろと料理してみましょう。
続きは明日ね!




油蟹の取り持つまごころご縁

2009-02-25 16:29:14 | Weblog
これ油蟹なのよ~、大きいのです。
たらば蟹に似てるでしょ?
北海道小樽から茹でて冷凍で、今日送られてきました。
先日、油蟹って初めて食べたのですよ。
山陰の松葉かにとか、まこりんとこから割りあい近い福井は越前かにとか、ズワイ、タラバ・・・は知ってるけど。
身がしっかりしておいしかった。

どうやって手に入れたかというと、
インターネットオークション落札したからです。

入札するだけで、3ポイントにつられて・・・

このネットオークションで、油蟹2匹落札。
息子も、
「お、いけるやん!おかん、これ旨いで~。」
と、夢中で足ばっかり食べておりました。
まこりんは、足以外の蟹のからだの部分、そこもぎっしり身が詰まっていて食べがいがありました。

何日か後に、もう1匹を解凍してみたら、
あれ~、スカスカ。
身がないのですよ。
わずかに殻にこびりついたような身を口にすると、ざらっとしてしょっぱい。
いくら安値で落札したとはいえ、殻の蟹では・・・トホホなので、
ショップへメールしました。

まこりんは、いつもポジティブでおおらかなもので、状況報告をしただけなのですが、迅速にお返事メールがきました。

なんと!その蟹は脱皮中の蟹だったのですって!
へ~え、
世にも珍しい、滅多にお目ににかかれない!
中身のない脱皮蟹が我家に来たのかと感心しておりました。

担当の若い女性の上野さんから、丁寧すぎるくらいのお詫びのメールがあり、さっそく代わりの油蟹を送ってくださるとのことでしたが、送料もかかるのでまた次回商品注文の時でいいですよ、とお返事メールしました。

ところが、それでは、ということで、彼女がしっかりチェック、脱皮していない身のぎっしり詰まった蟹が送られてきました。
箱の中には、蟹と彼女のまごころの自筆のお手紙と、彼女の気持のこもったお品が入っていました。

最初に落札商品の油蟹が送られてきたときにも、箱の中には、蟹用の鋏や解凍の方法、そして小樽市の観光案内書が入っていました。
これって嬉しいものです。
その土地のことが少しわかるし、今度北海道に行く時は小樽にも行きたいと思いますもの。
そのときお礼のメールも入れたのですよ。
ちゃんとお返事もいただいていたのです。


脱皮の油蟹さんありがとう!
蟹がご縁で、今では、小樽に娘がいるような・・・愛おしい気持です。

まごころ本舗・・・まごころを商品に込めて、まごころを箱に詰めて、彼女はせっせと北海道の海産物を全国に送り続けることでしょう。

まこりんのブログのファンのみなさま、ぜひ、まごころ本舗のページを開いてくださいませ。
3月からは、水揚げされる生ホタテ貝が6キロ、送料を入れても3000円ちょいで送られてくるのですよ。それ行けぇ~。




地域貢献を目指して

2009-02-24 07:10:04 | Weblog
マダム坂に、何気なく話したのです。
琵琶湖トラストのこと、湖底調査ロボット挺たんたんと調査船はっけん号の現状を。

突然、
「あ、それ、それよ!地元琵琶湖に協力できるようになりたい。私にぴったりだわ。」


NPビジネスでの収入達成目標を掲げ、地域社会のお役に立つ明確なイメージが描ける!びわこトラストの支援を申し出たいというのです。

しかも、仲間も率いれて、今津地域だけでなく琵琶湖の周りの、果ては関西全域を巻き込んでの超デカ構想。

壇上さんや陽子ちゃん、伊香さん、よ~く耳掃除して、目を見開いて、とくとお聴きあれ!
3千円払って入会するだけじゃぁあないのよぉ~ぉん。


マダム坂はまこりんに聞きました。
「はっけん号とたんたんを動かすのにいくらかかるの?」

滋賀県は琵琶湖の調査船予算をカットしてしまい、陽子ちゃん達が環境省から苦労してなんとか船を動かすお金を工面してきました。
一回に250万円かかるそうです。

毎年1回分の調査費でもいい、マダム坂と周りの仲間がたんたんを動かすパトロンになる夢、とても素敵ではありませんか?

今まこりんが参加しているビジネスソサエティーには輝いている人達が多くいます。彼ら彼女らは夢があります。夢に向かって仲間と手を取り合いながら目的達成しています。
稼いでからそれぞれがやりたい社会貢献をする、稼ぐお金はやりたいことの手段であって、生半可なボランティアではないのです。
必死で頑張って収入を得て、しかも半端ではない社会、地域支援をすでにしています。愛と情熱と地道な活動が花開いてきます。

マダム坂の家から琵琶湖畔までは徒歩数分の距離です。
びわこトラストのオフィスにも近いです。

ずっと以前に、比嘉先生が、「EMで琵琶湖は必ず蘇ります。」と自信を持って話してくださいました。
まこりんのステキな仲間達が動き出したら、琵琶湖は蘇る!

心にくすみを持たず輝いている人達と一緒にいるとワクワクし心がいつも温まりパワーが出ますね~。

幸子さんが風邪引いた~

2009-02-23 20:08:00 | Weblog
最近楽天グリーティングカードにはまっています。
なかなか楽しいのですよ。
あの、LAS-E環境自治体会議の中口先生もちゃんとお返事グリーティングカード。なかなかやるではないの。
今日はLAS-Eで八幡市にいる筈・・・

幸子さんにちょっとご無沙汰だったので送ったらグリーティングカードの
お返事メッセージ・・・
何と何と・・・

うわわわ~っ
あの元気な幸子さんがついにダウンしてしまったぁ~。

超メガ級の風邪だったそうです。

1年前の今頃は、まこりんが体調不良でした。
昨年の2月中旬、自然農法京都大会があり幸子さん、ツルネンさん、EM関係の方々と再会、交流、懇親会も盛り上がっていました。
北海道新篠津のメロンの早川さん、普及協会の萩原さん、そして、何と言っても運命の出会いは札幌の加藤さんでした。

そこから、去年夏、北海道に足を運び、今まこりんのお味噌も新篠津のEM大豆使いましたし、これからもオーガニック農産物が活躍するプロジェクト展開中。

ええっと、話それたけど、
その京都大会の帰りに風邪もらって、幸子さん状態、寝込んでしまい、一ヶ月の咳こんこん、苦しいのなんのって・・・
ああ、今、幸子さんなのね。

こちらから元気送りますね!
幸子さん、きっと神様が働きすぎだからちょっと休養というメッセージだったかもしれないけど、神様、もう少し楽できる休養法を下さってもいいのにねぇ~。


猫の思い出

2009-02-23 00:27:18 | Weblog
あれ!子猫来た?って思うでしょ。
いえいえ、この猫は4年前脱走したモミジですよ。

ほんのしばらくの間飼っていたのです。
車に乗せていて、ももちゃんの家の前で、車から逃げ出してしまい、それっきり。
子供が怖かったみたい。

ミュウミュウが突然の事故で亡くなって、猫無し生活2ヶ月が過ぎました。
ついついインターネットで猫の動画や書店の猫雑誌に目が行きます。
ホント、ミュウミュウは可愛かった~。
甘えん坊で。

モミジはあまりなつかなかったけど、スゴくきれいな猫でした。
何でモミジかと言うと、秋の紅葉の頃拾ってきたから。
昔、「我が家伝説の猫」さくらがいたのですよ。
いつか、またさくらちゃんのことも書きますね~。

今年の秋、母猫ミハルからまた子猫をもらって2代目ミュウミュウを育てようと思っています。

なんてったって琵琶湖

2009-02-21 23:35:32 | Weblog
まこりんの住むイナカシティー高島は4年前に5町1村が合併しましたが、旧朽木村以外の町は琵琶湖に面しています。
どこから見ても琵琶湖は美しいと思っています。絵になるシーン、大好きな湖畔や対岸のチラチラ街の灯り。
湖面から昇る朝日やお月さま、毎日違った場所から違った顔の琵琶湖があります。

まこりんや仲間の多くは大阪や兵庫からの移住組で、琵琶湖は大阪の水瓶だと今でも思っているけど、地元の人達はその意味がピンと来ていないようです。

琵琶湖トラストで陽子さん達が頑張ってくれているけど潤沢な活動資金に恵まれているわけではないのです。
高収入を目指す人達が得た収入の一部は地域貢献しよう、目の前の琵琶湖を美しくしようと立ち上がれば、鬼に金棒。
マダム坂と夢を語り合いました。

びわこトラストに協力できそうよ。

オーガニック農HOWの出番

2009-02-21 00:17:01 | Weblog
アパホテルのすぐ側にソルビバ農園のレストランがありました。古い建物の1階。里山カフェ。
ソルビバ農園はイナカシティーにあります。時々お邪魔していました。オーナーの吉川さん元気かしら?


いつも言っていることですが、食べる側の求める有機農産物と生産側売る側の情報、接点が乏しいから、買う側食べる側はどこで手に入るの?
片や生産側は売り方に疎い、思うように売れないと、こぼします。

そうです。手間隙かけて安全安心の無農薬無化学肥料のオーガニック栽培農産物が思うようにに買いたい側に届かないのです。

双方を結ぶオーガニックプロデューサーや機関、インフラが未熟なのです。

都会に住む人達が安全な食材を求めているはずなのにね。

オーガニックマーケットの未来性に有機農業生産者、農家は意識を高めないといけないし、食べる側への教育が必要です。
食育という言葉や情報だけがひとり歩きして、何となく食べることが大事くらいになっているように思われてなりません。

理屈でなく、味わって美味しい、栽培のプロセスや生産現場を見たり参加したり、作る側食べる側の接点ができて初めて、オーガニック農産物の原点が土を育み命をつなぐ循環、生命エネルギーそのものになるという確信が生まれます。
まこりんが進めているオーガニック農産物プロデュースはダイニングバーヒマワリの料理メニューや、赤ちゃんを産むことに関わる産科病院の食事ですが、特に若いお母さんに大切なことで意欲的に取り組んでいます。

都会の朝

2009-02-20 12:52:06 | Weblog
肥後橋のアパホテルの30階で朝食をとりました。
まあなんと高層ビルの増えたこと。イナカシティー5年前とそれほど変わりはないのですが、都会の進化スピードは加速度を増しているように感じます。
にょきにょきノッポビルは、オフィスビルよりタワーマンションと呼ばれる30~40階建ての空中集合住宅が増えています。確かに機能的な都市の快適居住空間の位置付けかも知れませんが、夜露が降りる土や草木はなく、ましてや生物多様性なんて言葉も出ません。
う~ん。何かヘン。

また大阪お泊まりになったのです。
昨日の夕方からオーガニック食材調達の相談を受けてダイニングバーヒマワリで打ち合わせ。
合流したワインの味わからない伸ちゃんとワインに合う食事の後北新地へ。
いつもの仲間のお付き合いです。毎度のことです。深夜に解放されて、予約なしでも泊まれた北新地に近い堂島ホテルに。
ところが、あれれ~!でした。
「あいにくジュニアスイートが一室空いているだけで9万円が5万円になりますが。」
と、申し訳けなさそうに。

寝るだけに5万円払えませんものね~。

さてどうするかな?
長男に電話して探してもらった肥後橋のアパホテルに無事お泊まりしました。
コンパクトにできてるというのでしょうか、狭い。けど新しいし安い。

安眠できました。

続・お味噌仕込み

2009-02-18 21:01:12 | Weblog
仕込んだお味噌は味噌加工所から、軽バンに乗せて持ち帰り、
ビニール袋に入った味噌蓋(糠をあめ(大豆の煮汁)と塩で練ったもの)をして、パッチンと密閉容器を閉めます。
これでお味噌は専用棚で静かに熟成を待ちます。

今年も新米のとれる頃にはお味噌も仕上がります。
お楽しみに・・・

昨年仕込んだお味噌もいちばんおいしい時期。
毎日のお味噌汁以外に、他谷さんとレシピも検討中。
びわこトラストの壇上さんに、お味噌使ったおかずの入ったお弁当作って試食してもらいましょう。


それにしても、また真冬になってしまいました。
雪も少し積もっただけだったけど。
さ~むい、さ~むい。

卯辰味噌

2009-02-17 20:31:21 | Weblog
近江今津の昔からの習慣で、お味噌を仕込まない日があるのですよ。

暦で卯辰の日ですって。

ほかの地域はどうなのかしら?
まこりんが仕込みの予約を入れた時、
「空いてますけど卯辰の日ですがいいですか?」と聞かれました。
意味もわからず「はい、はい、いいですよ~」全然気にもせずに予約をしました。

昨日仕込みを終わった後、味噌加工所の方と話をしたのです。ここらの人は昔から卯辰の日はお味噌を仕込まないので、毎年その日は空いてるんですって。その理由は昔豪商の家の蔵は防火のために味噌を蔵の扉の隙間に詰めたそうです。
卯辰の上がる豪商にあやかったらしいのですが、詳しいことはまた調べてみます。

まこりん達は超元気で運気の高いオーガニック味噌を仕込むわけで、来年も卯辰の日に仕込む予定でいます。
名付けて卯辰味噌?

たくさんの味噌仕込み希望者が出ても地元の方々が仕込む日ではないのですもの。